タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪368号  (有)野本自動車部品 代表取締役 野本 信雄 さん

幸手市内の天神神社境内では8月28日に24時間TV協力のナイトバザールが予定されておりますが、全国各地でも花火大会やイベントなど盛りだくさんです。さて、本日の友達の輪には、大宮モータースの大宮久直さんからご紹介いただいた、野本信雄さんに登場いただきます。野本さんは自動車部品の販売会社を経営されています。

本紙 こんにちは。大宮さんからお仕事でお世話になっている方とご紹介いただきました。まずは、お仕事について伺いたいのですが?

野本(敬称略)よろしくお願いします。野本部品は今年で創業33年目になり、私は3代目になります。当社は車の部品であれば、国産、外車、メーカー問わず殆ど全てのものを扱っています。当社の創業時は、モータリゼーションの波の中で業界全体が急成長した時代でした。しかし、今は時代も変わり、車を所有する人も減って、また、車を点検に出す頻度も減ってきているように感じます。これは車が壊れなくなったということではなく、以前であれば、壊れる前に“予防”で整備に出していた人も、今は壊れるまで修理に出さなくなったという人が増えたということでしょうね。安全に車に乗るために、予防の意味も込めて、車は定期的に点検をしたほうがいいですね。定期的に点検をしないと調子が悪くなってしまうということは往々にしてありますから。

本紙 野本さんはずっとこの仕事だったのですか?

ものを作る夢

野本 私は子どもの頃から、何かものを作る仕事がしたかったのです。それで、理系の大学に進んで空圧機器の会社に就職しました。ですから、この仕事をする前はサラリーマンで9年くらい勤めていました。仕事内容は、空圧機器の設計や開発です。空圧機器とは、工場などでエアーのシリンダーで動いている機械があるかと思いますが、主にそういったものを作っていました。図面を書いて、実際に作って、何度も実験をして最終的にそれが製品として世に出されるのです。初めて自分が開発に携わった製品が出来たときは本当に嬉しかったですね。

しかし、ビジネスの世界ですから、作っただけでは評価されません。その製品が売れないとだめなんです。売れて初めて評価される世界でした。でも、子どものころからやりたいと思っていた「ものを作る、設計する」ということに携われて良かったと思っています。現在は立場も扱う商品も異なりますが、サラリーマン時代に培った経験を活かして質実剛健をモットーにスタッフと共に頑張っています。

本紙 ご趣味などは?

アエロバティックス 友達の輪写真

野本 子どもの頃から飛行機を見るのが好きでしたね。一番好きな飛行機の種類は、レシプロエンジンというエンジンを使って動くプロペラ機です。サラリーマン時代には忙しくて、趣味に時間を費やすことなど出来なかったのですが、今の仕事になったときに、栃木県の茂木で「オートポルテージュ・アエロバティクス」が開催されると聞いて10年ほど毎年観に行ってきました。これは音楽に合わせて飛行機を自由自在に操り、その演技の素晴らしさを競うスカイスポーツなんですが、例えれば飛行機が空でフィギュアスケートをしているようなものです。

このイベントは2008年で終わってしまったのですが、今年はふくしまスカイパークで「ふくしまエアロスピリッツ」というイベントがあるようなので、それを今から楽しみにしています。ショーの開催日には深夜から現地に行き、私は朝一番で入場して観客席の中で一番で良い場所を確保して、大好きな飛行機を楽しんでくる予定です。帰りは温泉にでも寄って帰ってこようかなと思っています。

本紙 どんな航空ショーなんですか?それにしても飛行機が好きなんですね。

航空ショーの魅力

野本 アエロバティックスの魅力は、飛行機が思わぬ動きをするのがとても楽しいのです。飛行機と言いますと思い浮かべるのは、地面と平行に正面を向いて飛ぶ姿が想像されるかと思いますが、競技での飛行機は普通に飛んでいるだけではなく、飛行機が前転したり空中で止まったりコマのように回転したり、そのほかにも普通ではあり得ない飛び方をします。Uターンしたり、お客さんの方に飛行機の上の部分をすべて見せて斜めに飛んだりと色々な動きがあります。ふくしまスカイパークでも、世界で指折りの技が観られるはずです。

本紙 行ってみたいですね。やってみたいことなどありますか?

空を飛びたい 友達の輪写真

野本 ショーは三日間にわたって開催されますから、興味のある方は行かれたらいかがでしょう。私は子どものころからモノを作ったり機械を触ったりすることが好きで今の仕事につながっていますが、プラモデルもよく作りました。特に大好きな飛行機はよく作りましたね。最近はプラモデルをあまり見かけないですよね。今のお子さんたちにお薦めしたいのは、何か手を使って物を作るということです。プラモデルなどで何かを作れば、車などでもそうですが、それがどうやってできているのか、どういう仕組みで動いているのか、など、細かいパーツからものが組み上がっていく様子がわかります。ぜひ、トライしてもらえればいいかなと思います。本を読んだりインターネットで見たりするだけではなく、手でものを組み立てるということも楽しいですので是非やってみて下さい。

やってみたいことですか?そうですね、これから挑戦してみたいことはスカイダイビングです。国内にもダイビングスポットがありますからチャレンジしたいですね。飛行機もそうですが、もともと空を飛ぶことが好きなのかも知れませんね。

本紙 では、お友だちをご紹介下さい。

野本 飛行機仲間なんですが、極真空手の指導を行っている友人の木村和博さんを紹介します。

本紙 ありがとうございました。益々のご盛業を祈念いたします。(野本部品さんでは一般の方にも部品を販売しているそうで、車好きな方たちが部品を求めに来られるそうです。)

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