タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪369号 極真空手埼玉東支部幸手道場 指導員 木村 和博 さん

お盆も過ぎて夏休みも終盤を迎えました。今週の土曜日には毎年恒例の天神町ナイトバザールが開催されます。さて、本日の友達の輪には、野本信雄さんからご紹介いただいた木村和博さんに登場いただきます。木村さんはナイトバザール開催予定の天神神社近くで極真空手の指導員をされている方です。

本紙 こんにちは。野本さんから飛行機仲間とご紹介いただきました。

木村(敬称略)私は青木自動車商事㈱に勤務しており野本さんとは車の部品の取引先として、おつきあいをさせていただいております。また私も野本さんと同じ飛行機の趣味もあり、エアロバティックなど航空ショーを一緒に観に行っています。

本紙 本業は自動車の整備などをされているのですね。極真空手の指導員をされていますが、空手を始めたきっかけなどは?

空手との出会い

木村 空手を始めたのは28歳ぐらいで、きっかけは「30歳を迎えるにあたって、このままただ年を取っていくよりも、なにか自分に得意なものをみつけたい」という思いで空手を一から始めることにしたのです。それまでは仕事以外で一生懸命になれるものがなかったものですから、これから自分の身に付くものがほしいなと思っていました。今年で、空手歴14年になります。四年ほど前に二段に昇段しました。空手をはじめた動機は、健康のためで、どちらかといいますと昔から体は丈夫な方ではなかったので、体力作りも兼ねて極真空手を選んだのです。

極真空手とは、直接打撃制空手で、試合では素手、素脚で顔面と急所以外の部位への突き、蹴りを決めてそのダメージにより勝敗が決まります。空手には、何種類か流派があるのですが、大きく分けて二種類あります。私たちのやっている極真は、フルコンタクト空手といい、試合の際は相手をパンチやキックで倒すのを基本として戦います。これを直接打撃制ルールといいます。基本的には、技の点数で勝敗が決まるのではなく、ダメージにより勝敗が決まります。ですから当たるとかなり痛いです。青あざもしょっちゅうです。極真空手はかの有名な大山倍達氏が創始者で、直接相手に当てる実戦空手として世に広まりました。このフルコンタクト空手に対して、当て止め、寸止めで試合を行う寸止め空手があります。

本紙 極真空手の魅力は? 友達の輪写真

極真空手の魅力

木村 入門する前は極真空手のイメージは「怖い!」と思っていたのですが、いざ入ってみたら、うちの師範は普段はとても優しく、指導のときには厳しく、という方でしたので、ただただ怖いと思っていたイメージとはだいぶ違いました。きつい稽古ももちろんありますが、それ以上に空手の魅力にはまりました。 一番の魅力は、試合形式で相手と戦う組み手です。諸先輩方の組み手は、かっこよくて惚れ惚れします。先輩方の組み手を初めて見たときに、いつか自分もあんな風にかっこよく技を繰り出したいと思いました。ですから、極真空手に興味のある方は是非一度組み手をご覧になってほしいです。極真空手の一試合は、関東全域の大会や東部大会などの試合は2分ですが、全日本大会は3分で行います。3分で勝敗の決着がつかなければ、延長戦になります。幸手道場は、全国大会にもでていますので、ほかの道場からも注目されています。

本紙 各地にありますね。

華麗な空手

木村 埼玉の東支部だと幸手、宮代、加須にあります。私は加須へ週1回教えに行っています。幸手道場では土曜日は私の師範でもあります田森勉師範が教えています。道場には4歳の子から55歳までの方が在籍しています。子ども達は40名程在籍していて、大人の方は20名程です。空手を始めるのに年齢は関係ありません。体力や年齢にあわせた指導を行っています。最近入門した方も10級から9級へ昇級することができましたし、極真空手をやりたいという気持ちさえあればどなたでも大歓迎です。技は主にパンチと蹴りで、体全身を使います。ハイキックという上段回し蹴りが花形の技ですかね。極真空手は「華麗な空手」がコンセプトです。中でも師範からは「倒すときには、必ずハイキック」と言わしめるほど、ハイキックは華麗な大技です。

本紙 礼に始まり礼に終わるそうですね。

礼を重んじる 友達の輪写真

木村 幸手道場では、毎週水曜に少年部で、子どもたちに空手を教えています。技もそうですが、まずは、礼儀作法と負けん気を教えています。小さい子どもたちは入門したばかりは、空手の基本動作から覚えていきます。「空手で強くなるぞ!」という決意で入門してくる子どもが多く、空手を通して心身ともに強くなります。道場では子どもたちに「絶対ケンカをしてはいけないよ。だけど、時として他の子を守るために必要な時には、技を使いなさい」ということを普段から言っています。

心も体もたくましく成長していく子どもたちの姿を間近で見られるのは何よりうれしいですね。子どもたちを指導していて、かわいくてしょうがないのですが、時には厳しく指導もします。空手では技の良し悪し以上に礼儀作法が非常に重要視されています。試合であまりに喜びすぎると失格になってしまう場合もあり、特に試合でのガッツポーズは禁止されています。試合には勝っても試合終了後にガッツポーズをしたために、残念ながら失格になってしまう場面もこの間の試合で見ました。まさに礼に始まり礼に終わるという言葉がぴったりの世界だと思います。

本紙 趣味などは?

木村 飛行機を見に行くことと、おいしいラーメン屋さんを見つけるのが趣味です。近隣ですと羽生の大雅(たいが)の味噌ラーメンがおいしいです。暇があれば休みの日はラーメン食べに行っています。ラーメンでのカロリー摂取を空手で消費しているのかもしれませんが(笑)。

本紙 では、お友だちをご紹介下さい。

木村 身体のケアをしていただいている、あゆみ接骨院の諸岡尚浩院長を紹介します。

本紙 ありがとうございました。益々のご活躍を祈念いたします。(極真空手では無料体験入門も行っているそうです。また、木村さんは独身で花嫁募集中とのこと。ハイキックを生でご覧になってみてはいかがですか。極真空手0480-44-3334。HP http://homepage2.nifty.com/tamori-dojo/

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