タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪376号  やきとり栄 内山 裕之 さんへ

12月に入り年末年始の準備に入られた方も多いことと思います。江戸時代から受け継がれている酉の市も冬の風物詩として11月に一の酉、二の酉が開かれましたが、酉の市といえば、「福をかき込む」熊手ですが、売れ行きも上々だったとか。来年は景気回復となるのでしょうか。さて、本日の友達の輪には、運送業を経営されている小堀一馬さんからご紹介いただいた内山裕之さんに登場いただきます。内山さんはやきとり店を経営されている方です。

本紙 こんにちは。小堀さんから、バーベキューなど一緒に楽しんでいる友人と紹介いただきました。よろしくお願いいたします。

内山(敬称略)はじめまして。よろしくお願いいたします。前々号で友達の輪に出た塚越さんや、今回紹介してくれた小堀さんとは仲が良く、一緒にバーベキュー行ったりして遊んでいます。二人とも初めは、やきとり栄にお客さんとして来てくれたのがきっかけで仲良くなり、今では遊びに行くまでの友達になりました。

本紙 ずいぶん長くやられているお店ですよね。

内山 「やきとり栄」は幸手駅前でオープンしてから、28年になります。昭和57年に創業したらしいので私が生まれた時から営業していることになります。創業者は別の方でしたが、私の父が「やきとり栄」に客としてよく来ていたようです。その時に創業者と私の父が仲良くなり、そのマスターが引退するときに父がお店を譲り受けたということです。ですから、お店の名前もそのまま引き継いでいます。

本紙 脱サラですか?

お客が引き継ぐ 友達の輪写真

内山 父は焼き鳥屋を始める前は、サラリーマンでしたから脱サラですね。私は学生の頃からお店に来ていて、父の仕事を見て手伝ったりもしました。ここを継ごうかなと思ったのは、19歳くらいのときでした。料理は学校に行って勉強したわけじゃなく実践で学びました。元来、料理が好きなようで、魚のさばきかたとか、自然と出来るようになりました。自分で言うのもなんですが料理の吸収は早かったですよ。もっとも、将来は料理をやりたいなと思っていて、居酒屋さんなどでアルバイトをしていました。料理は何を作るのも好きでしたが、中でも特に和食の分野が好きでした。

本紙 いつ継がれたのですか?不安などなかったのですか?

店長として

内山 父から「(お店を)やってみるか」と言われたのがきっかけで、現在は店長として店を管理していますが、父も二代目マスターとして、たまにお店に顔を出します。父とはお互いに意見を交わしながらも、基本的に私が一人で任されています。店長になりたてのころは、お店をひとりでやらなければいけない、というプレッシャーや不安もありました。今年でもう9年目になりますが、ここまで来れたのも、ずっとお店でがんばってくれているママを始め、多くの方にお世話になってきたからだと思います。そして、この仕事は人と人とのつながりがあります。いろんな方と知り合えて、お付き合いが出来るのです。楽しいですね。最初お客さんだった人とも、友達になることも多いですよ。つながりを大切にしたいなと思っています。

本紙 お店のことについてお話下さい。お薦めメニューはありますか?

やきとり「皮」 友達の輪写真

内山 営業時間は午後5時から夜は12時半くらいまでやっています。週末になると遅いときは朝方まで営業しているときもあります。そういうときのお客さんは、大抵仲間内ですけれどもね。(笑)お店は日曜日がお休みです。あと月曜日が祭日のときもお休みです。月曜日以外の祝日は営業しています。

やき鳥は全部で九種類あり、一番のお薦めは「皮」です。この皮にはこだわりがあります。私が毎日生の皮を仕入れに行っています。普通の3倍の大きさがあり、厚みも倍以上あります。外はカリカリと中はフワフワなんです。私が試行錯誤して極めた自信作で、生の皮を蒸してから焼きますので、そういう食感になります。コラーゲンたっぷりですし女性にとてもお薦めです。仕入れの量に限りがあり、皮は一日限定15本です。午後5時にお店を開けて、早いときですとすぐに売り切れてしまいます。人気があって毎日売り切れです。自信を持ってお出ししていますのでぜひお試しください。

本紙 ママさんが手料理も作られてるとうかがいましたが?

手料理がお薦め

内山 ママはこのお店が開業したときから働いています。ママには焼き鳥以外の料理を作ってもらっています。主に、家庭料理です。野菜炒めとか焼きそばとか、特にモツ煮が評判で、皆さまにおいしいと言っていただいています。こだわりのニラ玉もあります。水は一切使わずにベースは日本酒で作ります。390円と安価ですが、他では味わえない一品だと思います。また、金曜日限定で手作りコロッケを出しています。お客さんの中には「今日は金曜日だから、コロッケの日だね」と言って来店してくれる方もいます。家庭料理ですから白いご飯も炊いてありますし、焼きおにぎりも全部お店で作っています。

冷凍食品を使わず家庭的な味がうちの売りです。焼き魚等も魚を毎日仕入れに行っています。秋刀魚や鰯など、刺身も市場で仕入ここでさばいています。自分の目で見て、新鮮なものを選んでいますから安心して召し上がっていただけます。

本紙 休みの日は? 内山 休みの時は大抵仲間と一緒に過ごしています。バイクでツーリングに行ったり、アウトドアでのバーベキューを楽しんだり、友人たちも当店にはよく顔を出してくれます。

本紙 ではお友だちをご紹介下さい。

内山 同級生の山中雄史さんをご紹介します。

本紙 ありがとうございました。これから年末年始とお忙しいことと思いますがお身体を壊さないように頑張って下さい。(内山さんは海老蔵さん似の日本的な男性で、将来のオーナーとしての夢はお店を大きくしたいということでした。最近友人がご結婚されて、内山さんもお店を一緒にやっていただける花嫁募集中だそうです。明るく家庭的な方、お店に立ち寄ってみてはいかがでしょう。焼き鳥などお持ち帰りも出来るそうです。)

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