タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪390号 Hair Creation Versus   Hair Stylist 岩野 義久 さんへ

紫陽花の季節も過ぎ、時おり射す強い日差しに梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。さて、本日の友達の輪には(有)石塚設備の石塚輝実さんにご紹介いただいた岩野義久さんに登場いただきます。岩野さんは「ヴァーサス」という理・美容室のスタイリストです。

本紙 こんにちは。よろしくお願いいたします。二代目と伺いましたが?

岩野(敬称略)このお店は両親が始めたもので、「ヘアーサロン岩野」という理容室でした。私が七年前の25歳の時に後を継ぎ、美容師の妻とともに新しい形態でお店を始めました。その際お店をリニューアルし、屋号も変更しました。今年7月14日で八年目になりますが、両親もまだ現役でお店に出てくれていますので、家族四人でがんばってやっています。

本紙 理容室と美容室が一緒になっているのですね。床屋さんのトレードマークのくるくる看板もないですね?

理容室と美容室 友達の輪写真

岩野 「ヘアークリエーション」というお店の名前ですが、ヘアーは「髪の毛」、クリエーションは「創作」とか「作る」ということです。周りのお店でこういう名前を使っているお店がなかったので、いいかなと思って付けました。「ヴァーサス」というのは二代目として帰ってきて、自分に仕事で負けないように、自分との「戦い」という意味と「初心忘れるべからず」という思いで付けました。なかなか自分に打ち勝つ、というのは難しいのですが。(笑)創業して頑張ってきた両親からは、新しい店名や、理容室と美容室が一緒とか、床屋さんの目印の「廻る看板」も取り外し、「後を継ぎたい」と言ったときには、相当な葛藤があったと思います。でも最後には納得してくれて、今では理容と美容のスペースを分けて、お店作りをしています。

本紙 理解のあるご両親ですね。後継者になろうと思ったきっかけなどありますか?

修行期間7年間

岩野 自分の夢を現実に思い、継ごうと思ったのは高三の夏前でした。親がやっている仕事をずっと見てきて自然にそう思いました。長男ですしね。高校卒業後は理容美容専門学校へ1年間行き、その後、19歳で家を出て、さいたま市の方で寮に住み込み修業しました。理美容室4店を経営する会社でしたから、それなりに大きいお店でした。6年間は寮生活で、その後の1年間は幸手から通いました。7年間の修行で技量的にまだ不十分でしたが、実践で経験を積んでいくうちにさらに技術が身についてくるものと確信し、自信を持って後継者として幸手に帰ってきました。

本紙 ご両親は喜んだでしょう。

家族で行ける店

岩野 継いだのを機に、理容も美容も両方やるお店になりました。ある意味、一からの出発でしたから、期待と不安と半々だったと思います。でもそんなことは私には言わず、背中を押してくれました。妻が美容師の資格を持っていますし、修行をしていたお店も、両方やっているお店だったので、それで自分自身のお店もそうしたい、女性のお客様も男性のお客様にも来て貰えるようなお店にしたいと考えたのです。修行していたお店は男性が3割くらいで、性別の枠にとらわれずに接客経験できたことはよかったと思います。リニューアルするときも、この周辺で同じような形態のお店が少ないので、強味でもありオンリーワンになれると思ったのです。当店は昔からの理容室でしたから、男性の方が多いのですが美容室としてもご利用いただけるので、是非女性のお客様に来ていただきたいと思っています。親子でも、ご夫婦でもご家族皆さんで来られるお店を目指しています。

本紙 理容師としての特技をつかったメニューもあるそうですね。

ブライダルシェーブ 友達の輪写真

岩野 女性のお客様が増えてきている中で、一般的なエステもありますが、エステと併せて理容師の特技である剃刀を使い、ブライダルシェービングをやっています。個室の専用スペースもあり、結婚式の前にくる方が増えています。これからの季節ですと、背中を見せるファッションや水着などの機会も増えますから、当店のシェービングは価格もお手頃でお勧めです。ぜひお試し下さい。美容室でシェービングの出来るところってなかなかないですし、これからもその時代のニーズに沿ったメニューを取り入れていきたいと思います。もちろん、技術や接客はとても重要で、理容師、美容師にお客さんがついてきてくださる訳ですから、そこも大切にしたいです。そして、お客様が髪を切る時間でいかにリラックスしていただき、満足してお帰りいただけるかということに重点を置いています。リラックスしてリフレッシュしていただけたらと、コミュニケーションも大切にし、こだわりのお茶やコーヒーもお出ししています。ぜひ家族皆さんで一度いらしていただければと思います。

本紙 ご自分のリフレッシュはなんですか?

岩野 野球ですね。さいたま市で修行中に参加していた野球チームに今も所属していて、キャッチャーとして試合にも出ています。忙しい中でも野球だけはちゃんと行っています。埼玉全部で18チームあり、春はリーグ戦があり、秋はトーナメントもあるので、本格的です。最近はうちのチームはベスト4には行きます。楽しく運動できる貴重な場ですね。

本紙 では、お友だちをご紹介下さい。

岩野 市内でサッカースクールをやっている眞山英之さんを紹介します。

本紙 ありがとうございます。益々のご繁盛をお祈りします。(岩野さんの夢は多店舗展開をすることだそうです。人を育て教えた人が独立時に意志を受け継いで行ってくれれば、それが、創業した両親や、修行したお店への恩返しになると考えているそうです。2歳の娘さんのためにも頑張って欲しいですね。

友達の輪バックナンバーを読む

友達の輪 過去の記事はこちらから