友達の輪398号 岸 麗子さんへ
早くも11月ですね。観光シーズンに入り紅葉の名所ではにぎわいをみせております。「一年があっという間に過ぎてしまう」とお感じの方も多いことと思います。さて、本日の友達の輪には生江表具店の生江秀徳さんからご紹介いただいた岸麗子さんに登場いただきます。
本紙 こんにちは。生江さんからご家族ぐるみで親しい方と紹介頂きました。
岸（敬称略）よろしくお願いいたします。私は東京の出身で、主人は北海道の出身ですが、主人の勤務先が栗橋になったときに、分譲していた幸手に家を買いました。それからしばらくして生江さんをはじめとするご近所の方々と３家族くらいでお付き合いがはじまり、友達家族を誘ったりしているうちに、７家族くらいが仲良くなって、キャンプとか皆でよく行きました。うちの息子が28歳で、３歳のころからのお付き合いですので、長くお付き合いをさせていただいています。
本紙 ご近所付き合いが充実していますね。趣味が豊富と伺いましたが？
母と海外の旅
岸 一番の趣味は海外旅行です。実の母が今84歳ですが、旅行が大好きです。それで私や私の姉妹と一緒に毎年どこかへ行っています。今年は８月に８日間ほどギリシャへ行ってきました。母は長時間の飛行機も問題なく、旅先でもとても元気です。父の晩年は車いす生活が長かったのですが、バリアフリーツアーというのがあって、母が車いすを押してツアーに参加していました。母はトータルで50回程海外旅行へ行っているようです。私は数えてみたら、15、６回くらいなので、まだまだこれから楽しみたいですね。年に２、３回のペースで行っています。体力的にも、やはり行けるときに行っておきたいなと思っています。母はオーストラリアのパースに次は行ってみたいと言っていますので、次はパースに行こうかなと思っています。
本紙 お母さんすごいですね。どんな国が良かったですか？
自然大好き
岸 色々な国々を訪れていますが、山や湖などが綺麗で心をいやしてくれたクロアチアが良かったです。ユーロ圏ではなく、ヨーロッパの中でもマニアックな国かもしれませんね。ゆったりとした国でアドリア海に面していて、海とオレンジ色の屋根が印象的でした。一番印象に残っている国はネパールです。小型飛行機でジョムソンという町へいき、そこからさらに４時間ジープでヒマラヤを登っていき、日本人が経営している宿に泊まり、トレッキングを楽しみました。母も山歩きが好きなので、私が高山病になってしまったような高い山も苦にならないようでした。月明かりがヒマラヤの雪に反射してとてもきれいでした。この世のものとは思えないくらいでした。母もネパールは好きで、山もですが、昭和初期の頃の日本を思い出すようなネパールの子ども達が好きで、街中の子ども達に話しかけたりするのですよ。ネパールもぜひまた行きたいと思っていますが、体力的には結構きついですね。（笑）
本紙 旅はいいですね。
野球とスキー
岸 あと趣味は野球観戦です。西武ライオンズのファンクラブへ入っていまして、西武ドームへよく観戦に行っています。夫婦共通の趣味です。息子が２人いますが、二人とも少年野球に入っていて、息子たちの野球観戦に行くうちにルールなどにも興味が出てきて、そうしてすっかり野球にはまってしまったというわけです。上の子は千葉に引っ越したのでロッテファンになっていますけれどね。また、家族共通の趣味にスキーがあります。主人は北海道の出身ということもあって、スキーが大好きなんです。それで、カナダで滑りたくて、私たちの結婚式をスキーシーズンの2月にして、カナダに新婚旅行に行って滑ってきました。寒い季節の結婚披露宴はお客様に申し訳なかったですね（笑）そんな家庭環境でしたから、主人が指導をして息子たちもスキーは上手になりましたね。大学で二人ともスキーサークルに入った程です。家族で今も集まると、そんな話をして楽しんでいます。アウトドア派なんですね。子ども達が小さいころはキャンプにもよく行ってましたよ。
本紙 お住まいも内装がロッジのような雰囲気ですね 。
岸 ロッジ風といいますか、木の雰囲気を大切にしています。主人が自然エネルギーなどにこだわりがあって、10年以上前にこの家を建てたのです。太陽光を利用して暖房や給湯ができる設備があります。屋根にガラスパネルが貼ってあって、太陽の光を集約して、屋根から床下に熱を貯めて、ダクトを通して各部屋に温かい空気を送っています。太陽光発電ではなく、太陽熱を有効活用するシステムです。コントローラーがあって、お湯もそれで出ますし、ガス代も夏はかからないくらいです、冬は主に暖房用に使います。夏は放射冷却を利用して暑い空気を外に出してくれるのです。
本紙 節電時代にぴったりですね。それに楽しそうですね。
人生を楽しもう
岸 私は子どものころは割りと内向的でした。二十歳を過ぎた頃から自分を解放できるようになってきたように思います。結婚して子どもを持ったことで、強く、前向きな自分になれたなという感じがしています。どうしても主婦って地域の行動範囲が狭くなってしまうということがありますので、私は、いろいろな場所へ出かけ、いろいろなものを見て視野を広くしていたいなと、常々思っています。現在は、「人生50歳を過ぎたら楽しまなきゃ」と思っていろいろ楽しんでいます。52歳のときに下の子が大学を卒業して、子育てが終了したことだし、私も自分の人生を楽しもうと思って、いろいろ趣味を楽しむことにしたのです。好きなことをやったり、学び直したりすることもできる時期に入ったのかなと思って、まだまだいろいろやってみたいこともありますね、英会話ですとか。
本紙 人生楽しんで下さい。では、お友だちをご紹介下さい。
岸 息子たちの幼稚園が一緒でママ友になり、その後同じ仕事（学童保育）もして長くおつきあいさせていただいている折原祐美子さんをご紹介します。
本紙 ありがとうございます。ご家族とともに人生を楽しんで下さい。（岸さんはコーラスもやっていて、ミュージカルも大好きだそうで、山口祐一郎という元劇団四季の方のファンだそうです。自分を解放するってとてもいいことですね。）
