タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪411号(2012年5月20日発行) 
桜菜ミニバスケットボールクラブ 監督 角田 剛さん

新年度がスタートしたばかりと思っていましたが、早いものでアジサイの季節がやってきそうです。さて、本日の友達の輪には島住建の島田徳浩さんからご紹介いただいた角田 剛さんに登場いただきます。角田さんは「桜菜ミニバスケットボールクラブ」の監督をされている方です。

【本紙】 こんにちは。島田さんからミニバスケットボールでご一緒に活動されている方とご紹介頂きました。よろしくお願いいたします。この地区のミニバスはどのような状況ですか?

【角田】(敬称略)こんにちは。よろしくお願いいたします。私たちは埼玉県バスケットボール連盟の東部地区に所属しています。東部地区のエリアは久喜、加須、羽生、幸手、宮代、春日部など、南は吉川、三郷、八潮がエリアになります。ミニバスは小学生が対象学年のスポーツで、東部地区には男子40チーム、女子49チームあり、地区大会から1月にトーナメント大会があり、県の1位チームが県推薦を受けて3月の全国大会へ進みます。小学生対象の球技ですから、中学生になるとミニバスからバスケット部の活動へと移行していきます。

【本紙】 角田さんは監督さんですね。やはりバスケをやられていたのですか?

家族でミニバス 友達の輪写真

【角田】 学生のころは、卓球と陸上で投てきをやっていました。実は私はバスケの経験がないのです。社会人になって、家庭を持ち、自分の子どもが小学校でミニバスに出会うまでは素人でした。下の子が小学校1年の時にミニバスに入り、それに合わせるように上の子も6年生で始め、私も一緒にルールを覚えることから始めました。バスケもミニバスも経験がなかったので、最初は保護者目線でいたのですが、実際に子どもたちががんばっている姿を見ているうちに、保護者から指導者としてミニバスに携わるようになりました。今年で約10年になります。現在では妻がチームのマネージャーとして、チームに帯同してもらい、私がカバーできない部分をやってもらっています。家庭のこともあり大変だと思いますし、迷惑をかけている部分もあると思います。感謝しています。ですから、我が家では、バスケの話題が家族共通のコミュニケーションです。親子の交流としては、共通の趣味だったり話ができる部分をもっているというのは大事だなと思います。思春期や反抗期など難しい時期もありますから、会話ができるのと全くないとは全然違います。その時になってから、やろうと思ってもできるものではありませんから、小さいころからの積み重ねも大事だと思っています。

【本紙】 親子で共通のスポーツが出来るなんて素敵ですね。チーム状況はいかがですか?

チームプレーで成長

【角田】 うちは女子チームで、今は団員が15名います。学校の児童数が減っていることもあるかもしれませんが、どの団も団員数は年々減る傾向にあります。そんな中、私は、「一人でも多くの子どもたちにミニバスに出会ってほしい、そして、子どもたちの間にミニバスを広めたい」という想いがあります。小学生のときは野球やサッカーなどに触れる機会はわりと多いのですが、ミニバスやバスケットに出会う機会というのはあまりありません。バスケはチームプレーになりますし、全員参加が原則ですから、一人でも手をぬいてしまったらチーム全体に迷惑が掛かります。チームメイトを考え、助け合って試合を進めるのが、うちのチームのモットーです。また、子どもたちの自立にもつながります。私の子どもたちもミニバスと出会って成長がありました。やはり何もないときというのは生活がだらだらしていましたが、ミニバスがあるとミニバス中心の生活パターンになり、練習や試合などに向けた計画的な生活ができるようになり、目標ももてるようになりました。ですから、ミニバスというスポーツを子どもたちの間にもっと広めていきたいと思うのです。

【本紙】 指導者としてうれしかったことや辛かったことなどありましたか?

うれしさと悔しさ友達の輪写真

【角田】 指導者として一番うれしいのは、勝ち負けに関係なく子どもたちが一生懸命がんばってくれることですね。うちのチームは極端に強いわけでもありませんし、成績は中間くらいの位置にいると思います。ミニバスでは勝ち負けにこだわっていないとはいえ、やはり子どもたちには勝ってほしいと思いますし、ちょっとしたミスや試合中にアドバイスが伝えきれず、それが原因で負けてしまったときは、指導者として子どもたちの力を出し切ってやれなかったと悔しい思いが強く残ります。でも、一生懸命プレーしたことや練習したことは身につきますし、ぜひ卒業してからもうちのチームで身につけたことを続けてほしいなと思います。

【本紙】 これからの夢や目標などありますか?

【角田】 夢ですか?そうですね、子どもたちがバスケに出会うチャンスを広げていきたいですね。もともと幸手市内でのミニバス活動ですが、現在では練習する小学校の範囲も広がっています。これまでも活動してきましたが、これからも子どもたちにバスケを広めていきたいです。あと、チームが少しでも強くなるよう、子どもたちの成長につながるように、指導していきたいですね。

【本紙】 本当にミニバス中心の生活のようですね。では、お友だちをご紹介下さい。

【角田】幸手市ミニバスケットボール連絡会の会長をされている福田明義さんを紹介します。

【本紙】 本日はありがとうございました。全国大会に出られるようなチームに成長して欲しいですね。(角田さんはクラブ名を決めるときに幸手の桜と菜の花のコントラストの素晴らしさを発信したいと「桜菜ミニバスケットボールクラブ」とネーミングされたそうです。幸手をPRすべくネーミングでも外部発信するチームの活躍が楽しみです。ミニバスをやってみたい方や興味のある方は幸手小学校と長倉小学校を使用して、水、木、土曜日に練習しているそうです。) ホームページはこちら