友達の輪413号(2012年6月17日発行)
ソフトチーム オールスターズ 監督 巻島 幸男さんへ
梅雨の季節、紫陽花はきれいに輝きますが日常生活では不便を感じる今日この頃です。さて、本日の友達の輪には幸手市スポーツ少年団の本部事務局長である福田明義さんからご紹介いただいた巻島幸男さんに登場いただきます。巻島さんはソフトボールのオールスターズというチームで監督をされている方です。
【本紙】 ソフトボール繋がりということで福田さんからご紹介いただきました。ソフトボールは何年やっているんですか?
【巻島】(敬称略)かれこれ、25年くらいですね。漠然と野球やソフトをやりたいなと思っていましたら、「三丁目ソフトボールクラブ」という一般のチームがあったんですよ。そこでやっているという話を聞いて、「入れて下さい」と電話しました。大会はだいたい日曜で、グランド集合は朝の5時半でしたので、仕事への影響はありませんでした。野球の経験はなかったのですが、子どもの頃、ソフトボールは誰でも経験ありますよね。それで少しやってみたいなと思ったのです。
【本紙】 今でもやっているのですか?
老いが来る前に
【巻島】やっています。内野をやっていましたが、今は外野を守っています。ピッチャーだけはないですね。入ったばかりの頃はひと回りふた回り上くらいの60代後半の先輩たちが体力的にもう走れなくなるからと言ってやめてしまうんです。当時自分はまだ走れるし、年をとるというのがわからなかったんですね。でも、今になってみると段々と瞬発力が落ちてきているのを実感して、なるほどと。先輩たちが言っていることが理解できました。いつかはそういう時が来るのはわかっていたのですが、老いがくるのを少しでも遠くにしたいな、と思っていたんでしょう。最近になって、いつか動けなくなる時がくるのだから、動ける内に一生懸命運動をやってしまおうと思っています。現在は監督兼プレイヤーですが、51歳になり老いは感じますね。気持ちの中では30代のままで走っているんですが、回りから見ると「遅くなったね」と言われたりします。自分ではその感覚がないんですけどね。皆から怪我しないように、無理をしない程度にやったほうがいいよ、と言われますが、運動をやっていると自分をセーブしながらやるというのは難しいですね。
【本紙】 年間で何日くらい試合をやっているんですか?怪我をしたりはしないんですか?
ベンチスタート
【巻島】 春の大会を勝ち上がれば3試合、ないし4試合。早朝試合が今回は6試合。秋に1試合ですから、練習試合を含めると年間20試合弱ですね。早朝試合は、毎週5時半集合でやっています。怪我はないのですが、両膝の半月板が磨耗してしまい、ドクターからは「走れるうちは走っても大丈夫だよ」と言われています。が、周りからは無理なんだから、と言われると「負けていられるか」という気持ちが出てきます。野球はDH制を入れて10人ですよね。早朝試合時に12~13人くらい来る時もあるんですね。そういう時は自分はベンチに座ったりします。最初は物足りなかったのですが、最近はベンチスタートでいる楽しみも自分なりに見つけてこられたように思えます。もっとも、人数が集まらない日もあるので、そういう時はフルで出場するようになります。
【本紙】 何人くらいいるのですか?楽しい感じのソフトボールですね。それ以外にも何かスポーツを?
サッカーコーチ
【巻島】 15人です。平均年齢は30代後半で、一番若くて21歳。一番上で59歳ですがこの方はバリバリでやっています。とても良い仲間で楽しいチームです。試合結果にこだわらず「惜しかったな」、「あの時ああすれば」などチーム内でいじりあったり、笑いあったりしています。あとは朝に試合をやって、夕方に居酒屋などに集まって打ち上げも楽しいです。朝は来られなかったけど、打ち上げには来る方もいます(笑)他のスポーツはサッカーですね。子どもがお世話になったのがきっかけです。子どもは卒業しているのですが、残ってしまった感じです。親子サッカーというのがあって、夏に皆でカレーを作ったり親子でサッカーをやったりするのです。そこで監督が今日は発表があると言うのでなにかと思ったら、「新しくコーチに巻島さんが入ります」と。まったく聞いてなくて、ここで出ていかなったら格好悪いよなぁと、少しだけ躊躇しましたけど、「よろしくお願いします」と、それから6年くらいになります。
【本紙】 お仕事はご自分で立ち上げたそうですが始めたきっかけは?
販促企画会社
【巻島】 販促会社に長くいたので独立した感じです。「ブロス」という名前で広告企画をはじめ、販促についての「何でも屋」です。子どもが三人いますので、ブラザーズの略でブロスとしました。今年で7年になります。主な仕事は商品以外の販促物に関わるすべてを扱います。例えば、プライスカードからのぼりや看板、告知板といったものまで企画制作します。自宅が職場なのでメリハリをつけるためにも、9時にはきちんと着替えて、電話がかかってきたらすぐに動けるようにしています。自分の中のルールとして、平日はジーパンを履かないようにしています。というのは、気持ちの中でオフっぽくなってしまうのです。逆に仕事中は襟のあるシャツを着るようにしています。
【本紙】 趣味も豊富なようですが?
年間50冊読破
【巻島】 年に2回シニアサッカーがあるんですよ。1日4、5試合で、25分ハーフ一本で行います。25分でもきついですから、それ以上は無理ですね。あとは、ドラムと本ですね。本はピークの時、年間50冊くらい読んでいました。主にハードボイルドを好んでます。最近はブックオフの100円コーナーで買う事が多いです。読み終わったらまた売りに行く感じです。バンドもやっていますが、今は休部している状態です。でも、ドラムはずっと叩いています。
【本紙】 盛りだくさんですね。では、お友達をご紹介してください。
【巻島】一番の良き理解者で相談者である木工をしている畑山秀勝さんをご紹介します。
【本紙】 ありがとうございました。ますますのご活躍を期待します。(巻島さんは二年続けてPTA連合会長もされており、単年度での会長職で気が付かなかった事業自体の見直しをするには絶好の機会と、前向きに役職をとらえているようです。感性豊かな方でした。)