友達の輪417号(2012年8月19日発行)
株式会社東武土地建物 代表取締役 深作 好見 さん
ロンドンオリンピックも閉幕しましたが、期間中は熱帯夜の深夜観戦で、寝不足気味で過ごされた方々もたくさんいらしたことでしょう。さて、本日の友達の輪には㈱髙田商事の髙田永清さんからご紹介いただいた深作好見さんに登場いただきます。深作さんは幸手駅前通りで不動産会社を経営されています。
【本紙】 髙田さんから不動産を通じてお世話になっている方と紹介されました。創業者と伺いましたが、始められたきっかけなどありますか?
【深作】(敬称略)私は、農家の三男坊として幸手に生まれ、小さいころから兄貴の後ろについてまわり、自然と兄貴の友人達(今では人生の先輩です)に遊んでもらっていました。年頃になると、バイクや車に乗る先輩、サーフィンやスキー、海外旅行へ行く先輩達、そして事業を起こす先輩を見て、いつか自分もそんな風になりたい、会社の社長になりたい、と思うようになりました。考えてみれば、私の夢はいつもその先輩達への憧れと共にあったように思います。そんな大きな夢があったからこそ、仕事も頑張ってこれたと思います。そして、結婚するために独立開業を夢に掲げて一念発起、ここ地元幸手で、「私にできる仕事は何か」と先輩に相談したところ、バブル絶頂期だったこともあり、将来の住宅事情も考えて、不動産業を勧めていただきました。そしてこの業界に飛び込みました。それまでお世話になった方々とは今でもご縁をいただき、感謝しております。私は、本当に人々に恵まれているなぁと感じます。
【本紙】 独立開業の夢、かっこいいですね。
10年計画
【深作】 25歳で先輩から紹介されたまったく新しい道の不動産会社に飛び込んだのですから、すべてが勉強の毎日でした。しかし、入った時から10年、35歳で独立するという目標を立て、資本金1千万円を貯めることも同時目標として掲げました。また、人生においては2年後の27歳で結婚し、宅地建物取引主任者の資格を取得しました。合格の報せは新婚旅行先のアメリカで受け、二重三重の喜びだったことを思い出します。入社7年目に会社の会長が亡くなるという悲しみがあり、ご子息が跡を引き継いだのですが、私の計画である10年目の独立開業の時期に、ご子息から会社の事業も引き継ぎしてはどうかとお話を頂きました。そして独立開業をしたわけです。独立当初は苦労もしました。社員時代には不動産神話的なバブルがありましたが、創業時はバブルも崩壊していて、少しずつ着実に事業を進めていくしかありませんでした。そして、今年8月で創業15周年になります。おかげさまで事業も順調に推移して現在では本社社屋も自社ビルとなり、少しずつ足場が整ってきたように感じます。スタッフも私を含めて4名おります。(社員募集中!地元の方歓迎!)当社のモットーは「なんでもご相談下さい」でしょうか。物件をお探しの場合お客様のご希望にそうように、最後までお付き合いさせて頂いております。土地、住宅、賃貸、売買等、ご相談はいつでもなんでも受け付けています。会社としてはアパート、貸家、店舗、駐車場等の賃貸の管理物件と土地建物の売却をメインとしております。
【本紙】 すばらしいですね。これからの夢などは?
60歳までに
【深作】 夢というか今の私の目標は、市内の不動産業界の中で五本の指に入れるよう業績を伸ばすことです。今までもそうでしたが、夢や目標を明確にしながら、これからも成長し、さらに前に進んでいきたいと思います。そして、今50歳ですので、あと10年で老後の生活環境ベースを作りたいです。店舗や住宅賃貸をやってみるとかでしょうか。それで、家賃収入が年金代わりになるようにしたいですね。そして、資産を作り上げたいです。仲間内と飲み会をやったり、旅行に行ったりしたりしていますが、70歳、80歳になっても、元気でゆとりを感じながら過ごせるようになるといいですね。そのためには健康や老後などへの心配りも必要になってくるでしょう。まずは自らの健康管理が先決です。特定健診や人間ドックでしっかりチェックし、運動や食生活などの生活習慣を見直しながら、家族みんなの健康とそれぞれの夢の実現を、妻とともに見守っていきたいと思います。
【本紙】 ご趣味はなんでしょうか?
マリンスポーツ
【深作】 夏場はゴルフとダイビングですが、最近ダイビングメンバーが行かなくなってしまい、ライセンスも道具もあってやらないのはもったいないと思い、今年からまた始めることにしました。5月に社員旅行でパラオに行き、その後、沖縄に先輩と行き、8月に家族でまた沖縄に行く予定です。そこで子どもたちにもライセンスを取らせようと思っています。マリンスポーツは好きで、若いときはサーフィンもやっていました。茨城の阿字ヶ浦がメインで『LOCAL POWER』という波乗りグループを作って参加していました。メンバーは15人くらいだったでしょうか。ほぼ毎週のように行って一日中やっていました。もう30年くらい前の話です。冬場はスキーですね。ゲレンデの状態が一番良い2ヶ月間くらいですが、毎週会社の定休日に、妻と那須のスキー場へ行きます。子どもたちも小さい頃からやっていましたが、今ではスノーボードですね。ゲレンデもボーダーでいっぱいです。
【本紙】 仲が良い家族ですね。
【深作】 そうですね。大学生と高校生の娘がいますが、家族とも夢を共有しながらさまざまな経験をしてきました。家族揃っての富士登山、子どもたちは小さい頃からバスケットボールをやっていて、それぞれの目標や大会に向けて親子が一丸となって取り組みました。そんな子ども達も、高校生の娘は今月からロータリークラブの交換留学生としてドイツに留学しました。娘達もそれぞれの目標に向かって頑張っている姿はうれしいものです。
【本紙】 では、お友達をご紹介ください。
【深作】 同級生の渡辺光浩さんをご紹介します。
【本紙】 ありがとうございました。益々のご発展祈念します。(深作さんは幸手市国保運営協議会長を10年も務められ、健康管理には特に関心が高いようです。夢の実現に向けて着実に歩んでいる方でした。)