タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪426号(2013年1月6日発行) 
オズガレージ代表 大関 貴史さんへ

新年あけましておめでとうございます。皆様にとりまして良い年明けを迎えられたこととお慶び申し上げます。」さて、今年のトップバッターは(株)竹下製作所の竹下清史さんからご紹介いただいた大関貴史さんです。大関さんは五霞町でオートバイショップを経営されています。

【本紙】 竹下さんからバイクでお世話になっているとご紹介いただきました。よろしくお願いします。こちらはいつ頃からオープンされているのですか?

【大関】(敬称略)こちらこそよろしくお願いします。オープンは2008年の6月頃です。それ以前は草加の方のオートバイの販売店に10年くらい勤めていました。

【本紙】 この仕事を始めたきっかけはなんですか?

【大関】 以前はドライバーのような仕事をしていました。でも、バイクが好きで趣味としてですが、免許が取れる16歳の頃をからいじっていました。いつかは趣味を仕事にしてみようと考えて、独立を視野にバイクの販売店に転職しました。計画では30歳くらいで独立したかったのですが、土地の申請などで伸びてしまい35歳で独立しました。

【本紙】 昔からバイク好きだったのですね。バイクで一番印象深いのはなんですか?

自宅ガレージ友達の輪写真

【大関】 そうですね。免許を取ってからは趣味ですが、自宅のガレージでバイクをいじっていました。ちょっとくらいだったら、周りからも「直してよ」と頼まれたりしてました。バイクでの思い出ですが、バイクの免許は原付、中型、大型と段々と免許を取っていきますけど、私たちの時代は大型は教習所では取れなかったんですね。大型バイクに乗るためには水戸や鴻巣で限定解除という一発試験しかなかったんです。今では教習所でも取れるようになりました。ちなみに私は限定解除の一発試験で免許取得をするのに5回行きました。合格したときは本当に嬉しかったですね。今までの試験の中で一番でした。また、乗り継いだバイクで一番印象に残っている車種はハーレーですね。これは23歳くらいの頃に購入しました。200万円以上でしたが5年ローンで購入しました。

【本紙】 大関さんにとってバイクの魅力とはなんですか?

【大関】 乗るのも楽しいですし、いじることが出来るのが面白いですね。販売しているバイクはそのまま乗ればいいのですが、「レストア」と言って古いバイクを見つけてきて、全部ばらしてメッキや塗装を綺麗に塗りなおしたり、エンジンなども開けて整備しなおして完全な状態にしたりすることがとっても楽しいです。これも趣味で、仕事が終わったあとに自宅ガレージにこもってやっていました。まぁ、いわゆるバイクのオタクみたいなものです。好きだから自分で勉強もしますしね。雑誌を買ったり、人から聞いたりして情報を仕入れたり。この時はまだ素人だったわけですが、そのうち本格的にプロとしてやっていきたくなりました。

【本紙】 資格などは?また、お店の名前の意味は?二輪専門ということですが?

【大関】 整備士という資格が必要になります。通常、学校に通って取るパターンと仕事が終わってから夜間に通って取るパターンがあり、私は後者で取りました。1年くらいかかりましたね。お店の名前はOZEKIのOZと、自宅のガレージから始まったので、それを合わせたネーミングにしました。バイクは国産でも外車でも基本的に取扱います。得意、不得意はありますが、出来る限りお客様の要望に応えるようにしています。あるバイクが欲しいと言われれば、探すようにしていますね。基本的には国産しかやっていないお店って外車はいじりたがらないんです。国産はホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキと4つしかないんですけど、その辺は普通のバイク屋さんでも出来るんです。ただ、そこから一歩先のハーレー、BMWとかドゥカティなどといった外国製メーカーになってくると、得意・不得意というのがメカニックごとに現れてきます。それで、あまりやりたがらないところもあるかと思います。私はその中だとハーレーを得意としています。

【本紙】 ハーレーって最近乗っている方が多くなりましたよね。

【大関】 そうですね。ディーラーが低金利ローンを始めまして、120回まで組めるようになっています。10年です。それだと、ローンさえ組めれば若い人でも買えるじゃないですか。それだけ買える人が増えて、新車も売れたんですね。ただ、それと同時に手放す人も多くなったように思えます。乗り切れなかったり、イメージと実際に乗った感覚が違っていたりで。ハーレーはそんなに速くはないですしね。最初は風を切って気持ちいいんですが、長い距離を乗ってくると辛くなってくるんですよ。

【本紙】 これからの夢ってありますか?

【大関】 夢ですか。お店をやっている以上は大きくしたいと思いますね。最近はす。ただ、新しいバイクが出ればそれについて覚えないといけませんので、常に勉強ですね。それと、カスタムバイクも依頼されることが多く、手掛けていますのでオリジナリティあふれるバイクもどんどん作っていきたいですね。元は50CCのバイクだったんですけど、お客さんの希望でエンジンの排気量をあげたり、トライクと言って三輪車にしたり、ハーレーもチョッパーに仕立てたりなんてよくやりますよ。もちろん乗りやすく車検を通るように作ります。ご予算があってのお話ですが、お客様には車両代を超えるようなカスタマイズを希望される方も少なくありません。エンジンをオールメッキにしたり、逆にメッキをはがしてオールブラックにしたり、当店で部品を輸入してご自分でパーツを組み込んだり、まるでプラモデルと一緒な感覚ですね。

【本紙】 バイク以外の趣味ってあるのですか?

【大関】 う~ん、バイク以外だとないかもしれませんね。水曜日を休みにしているのですが、オークション会場に行って、お客さんが探しているバイクを見つけたりします。やっぱり自分の目で確かめたいですから。絶対というわけではありませんけど、小まめに通って長いスパンで見れば珍しいのが見つかったりしますね。

【本紙】 気分転換にいいですね。では、お友達をご紹介下さい。

【大関】 バイクと車と違いはありますけど、同じような業種で先輩の木村和弘さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。カスタマイズバイクって魅力的ですね。 ますますのご繁栄をご祈念いたします。(大関さんは根っからのバイク好きという方で、技術に裏付けされたようにカスタムバイクが並んでいました。バイクって楽しいですね。)