タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪431号(2013年3月24日発行) 
NPO法人すぎとSOHOクラブ 副理事長 豊島 亮介さんへ

いよいよ桜の季節が到来しました。本日の友達の輪にはキッチンカー「まま事屋」の土屋雄一さんからご紹介いただいた豊島亮介さんに登場いただきます。豊島さんは色々なまちおこしの仕掛けをするNPO法人すぎとSOHOクラブの副理事長を務めています。

【本紙】 朝市に出店されている土屋さんからご紹介いただきました。朝市以外にもいろいろな事業をされているようですね。

【豊島】(敬称略)私たちのNPOは地域の活性化を目的にニュービジネスを提案したり、安全に安心して暮らせるまちづくりを目指した活動を行っています。具体的にはまちづくり推進事業として第二日曜に幸手市で開催する「しあわせすぎ朝市」や第一土曜に杉戸高野台駅西口で開催するふれあい市「くすのきエコDAY」、昨年10月から岩槻で始めた「岩槻安穏朝市」など地域のコミュニティづくりから発信するまちづくりを提案しています。また、川に視点をあてたまちづくりとして、江戸川カッパ市やEボート体験などもあります。地域の自然と社会調和を目指そうと、里山再生「FURUYA村」や「すぎとエコ農園」「ニホンミツバチの養蜂」などを運営し、たけのこ狩りや蕎麦打ちなどの体験型季節イベントも行っています。その他まだまだたくさんあります。

【本紙】 豊島さんは元々なにをなさっていたのですか?

まちをプロデュース友達の輪写真

【豊島】 私は個人業として最初の独立はカフェのプロデュースでした。コーヒーなどの技術を学ばせて独立させるという、小さいフランチャイズのようなことで、個人でお店を開きたい方と二人三脚で、出店の場所決めからお店のコンセプト、メニュー、スタッフ教育、宣伝広報まで「全部一緒にやりましょう」というスタンスで3店舗ほどプロデュースしました。限定的な共同経営のようなものでしょうか。そんな中で、町の中で仕事をしていくというのはどういうことだろうと考えたときに、もっと町の中に入り込まないといけないと感じたのです。ましてや、看板なしで仕事をやっているわけです。私、豊島に、と仕事をもらうためにはどうすればいいだろうと考えると、町を知ることだと思ったのです。当時、私の職場が現在のNPOの隣りにあったので、地域で仕事をしたいと言っていた仲間と、一緒にNPOのドアをたたきました。

【本紙】 まちづくりプロデュースですね。イベントをやるようになったきっかけはなんですか?

マネジメント&プレイヤー

【豊島】 このSOHOクラブは10年ほど前にはセミナーや交流会などで人が集まった場所でしたが、商工会の起業者の育成事業の委託を請けたのが始まりです。まちづくりに中間支援という言葉はよくありますが、マネジメントだけでは出来ませんので、自分達がプレイヤーとして「こうやってまちづくりを」と背中を見せるというのがNPO創業者の考えでした。私も賛同して活動していく中で、「マネジメントでもあるけどプレイヤーでもあるのが大事」と思い、次々とイベントを立ち上げるということをやってきました。昔から日光街道沿いで五と十のつく日は市が開かれていました。そこで当NPOが、杉戸町の中で五十市(ごとういち)を立ち上げ、今では商工会がこれを引き継ぎ、年に2回開催しています。また、アグリパークでは元気市を開催していますが、それも当NPOが仕掛けて、最終的にはアグリパークで運営してもらう形になりました。こうやって町の中に色々と活性化の種を作ってきたのです。

【本紙】 豊島さんのまちおこしには何か手法があるのですか?

よそ者・ばか者・若者

【豊島】 私は人の話を聞くのが大好き人間なんです。ですから、いつも町に出て心がけている事は、地域の人たちの息子や孫になれるように接したいと思っています。地域にはちょっと難しい方もいらっしゃいますよね。でも、そういう方ほどその地域において能力がずば抜けているから、周りと離れてしまっているのだと思うのです。そういう人ほど、知識だったり知恵だったり人脈をお持ちだったりするので、そういう人に話を聞くのが大好きなんです。気に入っていただくとそこから一気に人の輪が広がったりすることもあります。この地域もそうですし、岩槻もそうです。あとは、まちづくりに「よそ者・ばか者・若者」という3つの要素が必要だと言われるように、虫の目だけでなく鳥の目も必要だと思うのです。私の役割はその辺りと思っています。

【本紙】 常時やっていることはなんですか?

自立支援プログラムで福島を応援友達の輪写真

【豊島】 杉戸町と福島第2原発のある富岡町とは友好姉妹都市で、震災の3日後に当NPOでは千食分の食料を持って炊き出しに行きました。その繋がりもあり、杉戸と幸手と宮代で200名の富岡町民を受け入れることがすぐに決まりました。今も杉戸町に70名ほど富岡の方がいらっしゃいます。私たちNPOでは福島県の助成金をいただきながら、避難されている皆さんと一緒に自立支援プログラムを行なっています。毎週サロンを開き、これまでに30回以上、のべ350人が参加してくださいました。嬉しかったことですが、富岡町の方たちが地域の人たちに恩返しをしたいと、芋煮会を企画してふるまって下さいました。

【本紙】 うれしい絆ですね。あたためている企画ってありますか?

【豊島】 「地域の方が色々なコンテンツを持っていらっしゃるのでそれを活かしたいと思っています。東埼玉総合病院が杉戸から幸手に移りましたけど、あそこと連携しながら予防医学と呼ばれるゼロ次医療の部分を強化したいですね。地域の集会所を使ったり、地域にサロンを作りながらそこに専門の医療機関として来てもらって、健康相談をやるとか、制度を利用してマッサージを行ったりしたいですね。5月からは障害児童を対象にしたデイサービスをはじめます。

【本紙】 ありがとうございました。では、お友達をご紹介ください。

【豊島】 幸手市でデザイナーの槙島孝夫さんをご紹介します。

【本紙】 安心安全で活気あるまちづくりにこれからもご活躍されますよう期待します。(豊島さんはとても気さくな好青年で、イベント開催やまちおこしのノウハウを聞いてみたい方、相談されたい方、お気軽にご相談下さいとのことでした。NPO法人すぎとSOHOクラブ TEL&FAX 0480(31)0055 杉戸町杉戸2-3-6NTTビル2Fソプレ・SUGITO内)