タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪450号(2014年1月5日発行) 
レストハウス「ボルドー」オーナーシェフ 山崎 俊也さんへ

新年明けましておめでとうございます。本年もタウンプレスよみうりそして友達の輪をよろしくお願い致します。さて、今年のトップバッターはボサノバの前田直久さんからご紹介いただいた山崎 俊也さんに登場いただきます。山崎さんは幸手市東でレストハウス「ボルドー」を経営されています。

【本紙】 ボルドーはいつ創業されたのですか?

【山崎】(敬称略) 父が創業しました。昔、祖父母が町中で「晃来軒」というラーメン屋をやっていました。ですから私は3代目ということになります。元々は祖父母が屋台の焼きそば屋から始まりました。父は寿司屋になりたかったみたいで、いまの三代寿司さんと一緒に東京へ寿司の丁稚奉公に出たそうです。ですが、祖父母が屋台からラーメン屋を始めるので、帰ってこいと呼び戻して「晃来軒」がスタートしました。私が中学2年くらいまで営業していました。そして、33年前に二代目である父が中心となってステーキハウス・ボルドーとして開業したのですが、父は中華しかやってこなかったものですから、最初はコックを雇っていました。コックから教わったものと、自分が今までやってきたものでステーキとラーメンを上手く組み合わせてメニューも作っていたようです。ただ、ステーキ専門店というのは難しかったみたいですね。15年位ステーキハウスで営業してきましたが、閉めるか続けるかという瀬戸際でした。当時、私は洋食の勉強の為に外に出ていたのですが、呼び戻されたのを契機に、ステーキハウスからレストハウスにお店の形態を変えました。18年くらい前のことです。しかし、戻ってきて集客する難しさを身に染みて実感しました。今まで務めていたところでは、料理に対して「こうしたほうが美味しくなるんじゃないか」とか「こうするとお客さんに受けるんじゃないか」という、いちスタッフとしての考えで良かったのですが、料理だけではなくて、お客さんに笑顔で帰ってもらえる、リピートしてもらえるという難しさを痛感しました。店構えが2階ということもあって、階段を上がらなければならず、ステーキハウスというイメージから入りにくいというのもありましたね。

【本紙】 どうされたのですか?

地域に根付く友達の輪写真

【山崎】 それを払拭しようと思って、ビラ配りから始めました。そして、幸手商工会青年部や幸手青年会議所に入り、時間がとれれば地域に関わるようにしました。自然に仲間も増えていきました。今思えば一番大きかったのが、青年会議所との関わりでしたね。青年会議所は20歳から40歳までの青年が明るい豊かなまちづくりを目指して活動している団体ですが、毎年12月に40歳になった会員の卒業式を行います。そこで「100人分の料理をケータリングしてみないか」と言われたのです。当時の厨房ではそれだけの設備規模を持っていないので、出来ないと最初はお断りしたのですが、先輩から「やってみないと分からないじゃないか作ってみろ」と言われたのです。それで、調理設備やお皿などを用意してなんとかやり遂げることが出来ました。達成感もあり、自信に繋がりましたね。おかげで当店の味も口コミで知っていただくようになり、他からも色々と注文をいただくようになりました。いままで男性客が多かったのですが気がついたら女性のお客さんも増えていくようになりました。

【本紙】 こちらのお勧めメニューはなんですか?

【山崎】 ステーキ丼です。あとひとつのお皿にオムライスと生野菜が盛りつけされて、そこにチキンクリームかビーフシチューを選んでいただく、シチューオムライスプレート(800円)が人気です。さらに、ランチタイムはなにを注文していただいても、コーヒー・紅茶がつきます。日替わりランチも人気をいただいております。ディナータイムもランチタイムも基本的にメニューの違いはありません。

【本紙】 お忙しい中、PTA活動もされているそうですね?

仲良く楽しく

【山崎】 現在幸手中学校のPTA会長を務めています。確かにボランティアで大変なところはあります。でも、子どもたちがより良い環境で過ごせるように、私は「仲良く楽しく」ということをモットーに保護者の皆さんにPTAに参加していただき、みんなで学校を良くしていこうとお願いしています。ひとりひとりが参加して、みんなで仲良くやれば絶対に楽しいものが作れると思っています。昨年11月にバザーをやりましたが、地域の方々やOBの先輩方、先生方などたくさんの人がお手伝いしていただき、盛大に開催出来ました。他校のPTA会長や先生方も来ていただき、お褒めの言葉もいただき励みになりました。また、広報委員会で発行している「たちばな」という広報誌がありますが、県のコンクールで銅賞をいただきました。広報委員長を初め、委員会の皆さん、保護者の皆さんに「銅賞に選ばれました」と発表したときはみんなで喜びました。広報委員長はとても誇らしかったと思いますし、「広報委員長をやっていて良かった」と言っていただいたときは、私もすごく嬉しかったですね。

【本紙】 幸手市の天神町でスナックニースも営業されてますね。

二店かけもちで

友達の輪写真

【山崎】 母が始めて40年くらいになります。初めは喫茶店でのちにスナックになりました。ニースの営業時間は深夜12時までですが、閉店時ごろに他店から来ていただくお客さんも多く、3時くらいまでいらっしゃることもあります。私もボルドーを閉店してから毎日手伝いに行ってます。体が大変ですが、人と接することが好きで、楽しいからこそできるのだと思います。

【本紙】 睡眠とれるのですか?ご趣味などは?

【山崎】 単車(ハーレー)ですね。年に1回くらいしか行けないんですけど、1泊のツーリングが楽しみです。父もハーレーに乗っていますし、妹の旦那も乗っています。父親が好きだから、子供のころからバイクを与えられモトクロスから始まりました。

【本紙】 では、お友達をご紹介下さい。

【山崎】 焼き肉店「全」の全徳俊(チョンミンキュウ)さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。ご繁栄を祈念します。
(山崎さんは子どものころから両親の背中をみて育ち、今の夢はそのお店を続けていくことだそうです。レストハウスボルドー、木曜定休、営業時間・ランチタイム11時半~14時半・ディナータイム17時~21時半、ラストオーダー21時、40名まで入れるお座敷あり。事前予約で木曜宴会可。)