タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪458号(2014年5月11日発行) 
小川測量登記事務所 代表 小川 哲也さんへ

あっという間にゴールデンウィークも終わり、賑わっていた行楽地も落ち着きを取り戻したように感じます。皆様のGWはいかがだったでしょうか?さて、本日の友達の輪には幸手柔道クラブの中村達男さんからご紹介いただいた小川測量登記事務所代表の小川哲也さんに登場いただきます。

【本紙】 中村さんからご紹介いただきました。よろしくお願いいたします。

【小川】(敬称略) 小学校2年生になる長男が幸手柔道クラブに所属していて、中村さんは息子の先生です。毎年幸手で武道館祭りが行われていますが、私は元剣道部で幼稚園のころから高校卒業までやっていましたので、息子にも剣道をやらせようと思い連れて行ったのですが、本人は空手や柔道のほうに魅力を感じたようでした。それで、空手より柔道のほうがいいかなと思い柔道を始めさせました。

【本紙】 測量登記の道に歩んだのは?

スパッと転職

【小川】 私は春日部工業高校の電気科を卒業して、上場企業の電気メーカーに就職したのです。そして、アンテナ開発に配属され、効率のよい分配器の研究や開発を行っていました。しかし、一日中研究室にこもりっきりの仕事で、室内にいて機械を見ているよりは、外に出るほうがいいと思い、「自分には合わないな」と1年弱で辞める結果となりました。それで、高校の担任に会社を辞めることを相談したら、引き止められましたが私の信念が強かったので、先生が大学時代にバイトをしていた測量会社に口を聞いていただきそこへ入ることになりました。今までとまったく違う世界で、一から教えていただいたのですが、これは自分には合っていたようでした。

【本紙】 早い時期に転職されたのですね。

友達の輪写真

【小川】 1年足らずで最初の会社を辞めようと思ったことで、両親を始め色々な人に反対されました。上司からも、まだ1年も経っていないじゃないか、というような電話もありました。でも、私も結構頑固なところがありまして、自分はこういうのがやりたかったのではないと感じたのです。でも、なにをやりたいというのもなかったのですが。工業高校の電気科に進んだときは自分なりの進路イメージがありました。スーツを着て、メーカー勤務をして。けれど、実際に就職してみたら研究室勤務で、そのギャップもあったのだと思います。結果論かもしれませんけど、1年足らずで転職したからこそ今があるのだと思います、仮にそれ以上勤めていたらまた違う道もあったのでしょう。

【本紙】 測量士の他にも土地家屋調査士の資格をお持ちのようですが次の目標は?

夢は次に向かって

【小川】 測量会社に5年ほど勤めた頃、1年間休職し資格を取るため専門学校に通いました。卒業と同時に測量士補という資格を取り、会社に復職し実務経験を積んだ上で、申請をして測量士になりました。その後、仕事柄、土地家屋調査士の人と関わる機会が多く、土地家屋調査士の仕事もいいなと思ったのです。土地をふたつに分けたいという場合は必ず法務局で調査し、現地を確認しなければなりません。まず土地の面積を測り、境界立会を行い土地家屋調査士の資格で法務局へ申請します。つまり、書類上のものを実測して確定させ、それから土地を分割したり、建物を建て直したりします。私はどちらかというと土地のほうが多いですね。もちろん。土地家屋調査士という資格なので、土地以外にも家屋にも適用されます。家屋の場合だと、新築した場合、それを法務局に登記するために、新築建物の寸法を測ったりします。

【本紙】 これからの夢ってありますか?

【小川】 2011年の9月に独立して今年で3年目を迎えるのですが、現在は妻と二人で事務所を切り盛りしています。また、事務所を先輩と共有している形ですけど、いつかは自分の事務所を持ちたいですね。そして、従業員を増やして仕事量を分配したいですね。よくあることですが、外で測量したデータを持ち帰り、パソコンで処理しないといけませんから、仕事が終わらなくて夜中までかかることがあります。ありがたいことに抱えている件数がたくさんあるのですが、さすがにひとりで処理できる限界に来ているような気がします。

【本紙】 それだけ忙しいと家族旅行も難しいですね。

アウトドア好き

友達の輪写真

【小川】 まとまった休みが取れるのはゴールデンウィークだけです。ただこの時期はどこでも混んでいて高いですよね。たいてい家族でキャンプに行きます。今年も山梨のキャンプ場にテントやアウトドア用品を持って行ってきます。アウトドアが好きで20歳くらいからキャンプはよくやっています。昼間からお酒を飲んだり、音楽を聞いたり、釣りをしたりして楽しみます。自然が好きなんです。普段の忙しい事柄から解放されて、ゆっくりと流れる時間を楽しめるのがいいですね。お風呂も大抵のキャンプ場にシャワーが設置してありますし、近場に温泉があることも多いので便利ですよ。食事もキャンプでは私が作ることが多いですね。仕込んでいったものを調理するのではなく、現地で一からローストビーフなども作ります。

【本紙】 趣味はキャンプですか?

【小川】 登山なども含めたアウトドア全般です。埼玉土地家屋調査士会には埼葛支部があり、その支部の中で山好きの人が集まって登山に行きます。我が家ではその登山に家族全員で行きます。去年は今までで一番きついコースで片道6時間かかりました。当時下の娘が幼稚園年少でしたので、泣きながら歩いていました。幸手のひまわり幼稚園に通っているのですが、あの幼稚園では年中、年長でも登山があります。私は自営業なので、毎年付き添いとして参加しています。去年は息子と一緒に富士山に行きました。そのときは天気が良くなかったので8合目までいって引き返しました。息子も泣きながら諦めていましたから、今年はリベンジしたいですね。

【本紙】 ありがとうございました。それでは、お友達をご紹介ください。

【小川】 家族ぐるみで友人の夢菓子工房プレザン・パッセの細井由子さんを紹介します。

【本紙】 ますますのご活躍お祈りします。(小川さんはご自分の人生から、進路などに迷ったときには固執せずに新しい方向も含めて考え、留まるということや選択肢は自分の中に置かず、あえて迷った原因となった方向にいってみるのもいいのではとお話し下さいました。そして、色んなところに行って、色んな人と出会い、色んなものを見ることが大事だと思います。そして、興味惹かれるものに出会えると思いますと語ってくれました。)