友達の輪461号（2014年6月22日発行）
ドールプロダクション代表 中川 京美さんへ
今年の梅雨は例年になく強い雨が降りますね。雨に濡れた権現堂のあじさいも魅力的ですが、こんなにも強い雨では観光客も少なくてさみしい限りです。さて、本日の友達の輪にはクラフトショップ・オーパスワンの高田直樹さんからご紹介いただいた中川京美さんに登場いただきます。中川さんはクラウンレコードで演歌歌手として活動されているほか、プロダクション代表としても作曲家としても多方面に活躍されている方です。
【本紙】 歌の世界に入ったきっかけってなんでしょうか？歌はいつから始められたのですか？
【中川】（敬称略） 高校生の頃からまわりの薦めで、毎週のようにカラオケ大会に出ていましたが「ＮＨＫのど自慢」に出演した時に市川昭介先生の事務所の方から電話がかかってきたことがきっかけですね。歌は高校生の時、父の友人がカラオケの先生をやっていて薦められて始めました。特に歌が上手だったという記憶はないのですが、歌は好きで修学旅行などのバスでは必ず歌っていたのは覚えています。今でもあるかどうかはわからないのですが、当時「カラオケ団体戦」というのがあり、幸手から数人の団体で出場するのです。そういう場では演歌ですので若手は非常に目立ちました。それで、周囲の人も若手ということで色々薦めてくれました。そのひとつにテレビの「カラオケ一番」や「ルックルックこんにちは女ののど自慢」などがあり、そこで優勝や合格をしました。それで私自身も面白くなってきて、周囲もさらに薦めてくれるようになりました。その後「タモリのボキャブラ天国」ではナレーターと替え歌を歌うお仕事を４年ほどやらせていただき、その繋がりで色々な番組にも出せさせていただきました。「進め！電波少年」では松本明子さんと、「アッコにおまかせ！」では和田アキコさんはもちろん、萩本欽一さんにもお会いでき嬉しかったです。鬼怒川温泉で千昌夫さんとものまねのコロッケさんとのステージがあったのですが、終わってから浴衣に着替え、コロッケさんとUFOキャッチャーを楽しんだんですよ。
【本紙】 デビューされて何年ですか？カラオケレッスンもされているようですね。
演歌乙女隊！
【中川】 今年で２２年目になります。作曲家筒美亮として提供した曲も６０曲近くになりました。通信カラオケにも２０曲近く配信されています。最新では、私もメンバーの「演歌乙女隊」という５人グループの曲や、幸手のまちおこしのために作られました豆富プロジェクトのテーマソング「とうふ音頭」というのも私の作曲です。市の介護福祉課で介護予防体操を作って下さり９００名を超す方が踊れるそうです。今年の１月からはテレビ埼玉の番組にも定期的に出させていただいております。この番組は当プロダクションで製作協力もしており、タレントの派遣も行っています。また、カラオケレッスンやピアノは幸手で行うものと、出張団体レッスンなどもあります。幸手では平日は水曜の定休日以外ほぼ毎日レッスンしてます。趣味で歌っている方から歌手としてデビューを希望されている方までたくさんの方がレッスンに来られています。
【本紙】 歌って練習さえすればある程度は上達しますか？
上達します！
【中川】 もちろん、上達はします。例えば３拍子の曲だと、「強・弱・弱、4拍子は強・弱・中強・弱とリズムで歌うといいよ」とアドバイスするだけで随分と変わります。この人は上手い、この人は下手というのではなく「ビブラートや母音の使い方は上手だけどメリハリをつけたらもっと良くなる」というのもあります。また、今の時代、集まりで歌う機会も多いと思うのですが、そういう場合に持ち歌として１曲くらい歌えるようになりたいという人も多いですね。いま幼稚園の子から９０歳になる方も通っていらっしゃいます。古河や春日部、板橋などからもお越しいただいております。
【本紙】 レッスン時間はどれくらいですか？オリジナル曲をカラオケで歌えるのですか？
オリジナル曲配信
【中川】 人によりますね。団体で１５分という場合もありますし、１時間個人レッスンの方もいらっしゃいます。熱心な方ですと歌詞や譜面を拡大コピーして、譜面に書き込む方やICレコーダーで録音される方もいらっしゃいます。持ち歌としてカラオケで歌いたい方は、カラオケ配信会社によってまちまちですが、条件により登録することができます。歌が大好きでＣＤを出して、カラオケでも歌いたいという方がいましたら是非当社にご相談下さい。ご協力いたします。作詞、作曲料が各２１，０００円、編曲が８４，０００～です。ＣＤにしたい場合はプラス２１１，０００円になります。ＣＤは初回３０枚で追加注文も出来ます。今回、読者様限定で３名様、ＣＤ１００枚付でお受けいたします。別にＣＤにしなくても、カラオケだけでも大丈夫です。オリジナル曲をカラオケで歌いたいと思った場合、こっそりと練習してカラオケで披露してみんなを驚かせることも出来ますよ。
【本紙】 作曲もされるのですね。これからのプロダクションの展開は？
作曲家 筒美 亮
【中川】 作曲は１９９８年から筒美亮のペンネームで書いてます。私は１行目のイメージが湧くと一気に書き上げるパターンです。それから２～３パターン作って依頼された方と一緒に意見を聞きながら作っていきます。詞は例えば「津軽の海」の歌がいいという依頼が来た場合、何人かの作詞家の先生に「津軽の海」をイメージさせる作品をお願いし、その中から選んでいただきます。詞を先に作ることを詞先、曲を先に作ることを曲先というのですが、ポップスの曲の場合だと曲先が多いですね。逆に演歌の場合は９割９分９厘が詞先ですね。プロダクションとしてはこの夏にもピエロや大神楽・落語・物まね・マジックなど様々なタレントを派遣しイベントに出演してもらいます。音楽に関しては何でも引き受けるプロダクションで、歌の百貨店と呼ばれるようにしていきたいです。
【本紙】 夢があって楽しそうですね。では、お友達をご紹介下さい。
【中川】 私の元マネージャーでカラオケ「えんか道」というお店を経営されている高橋順子さんをさんをご紹介いたします。
【本紙】 ありがとうございました。益々のご活躍をご祈念します。（中川さんは持ち前の人間味で、人をつなげたりする特技をお持ちのようです。高校２年のときにはディスコにハマっていて、こんなに面白いところがあるのだからクラスみんなで行こうと、４０人近いクラス全員を新宿のディスコに連れて行ったこともあったそうです。人を惹きつける魅力こそエンターティナーの基本と感じました。
中川京美スケジュール情報
http://doll-pro.com
テレビ埼玉 アートハートクラブ 毎週水曜 朝５時３０分～
すまいるラジオ パーソナリティ 担当 第1、第3（日曜） １９時～２０時
かつしかＦＭ パーソナリティ 第1、第3（木曜） ２２時～２３時
※サイマルラジオで全国からお聞きいただけます。
