タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪468号(2014年10月5日発行) 
岩上歯科医院 岩上 徳志さんへ

お彼岸を過ぎるころから朝夕めっきり秋らしくなりました。秋と言えば「食欲の秋」、「美味しい秋」でもありますが、美味しく食べるには歯が大切ですね。本日の友達の輪には斉藤勇さんにご紹介いただいた岩上歯科医院の岩上徳志さんに登場いただきます。

【本紙】 こんにちは。親子で診療されているそうですね。2代目になるそうですね。

【岩上】(敬称略) そうですね。父が36年くらい前にここで開院しました。父の実家は杉戸ですが、祖父も歯科医も兼ねた医師でもありました。現在、父と一緒に診療していますが、新しい患者さんは基本的に私が診ています。父は昔からの患者さんを中心に診ています。昔に比べると子供の虫歯も減っていますが、二極化されていて、虫歯がない子はまったくないのですが、ある子はそれなりにあるという感じです。トータルで言えば虫歯がない子の方が多いですね。幼稚園の検診を昔から父がやっていますので、私もついて行くのですが、園児を診ていくと虫歯が本当にあるかないかになります。虫歯は生活習慣ですから、子供の場合は保護者の協力も不可欠になります。子供の患者さんが来院された時は、保護者の方に「子供ひとりでは綺麗には出来ないですよ。ですから、親御さんがしっかりと診るようにして、仕上げ磨きもしてあげて下さい」と話すようにしています。就寝前の歯磨きが一番大事です。虫歯や歯周病は寝ているときに進行していくのです。夕食後に歯磨きし、夜お腹が減ったと何か食べ、そのまま歯磨きせず、寝てしまっては歯磨きした意味がなくなります。

【本紙】 歯周病は最近多いですよね。

歯磨き10分友達の輪写真

【岩上】歯周病はほぼ全員が持っていると思っていいと思います。原因として生活習慣や環境の変化もあるかと思いますが、やっぱり歯磨き不足だと思います。CMなどでよく聞く、プラークコントロールができているかどうかです。皆さんに話を聞くと「磨いている」と言うのですが、実際には磨いているが磨けていないことが多いのです。掃除と似たようなもので見える部分は綺麗になっているけど、隅っこなどの目につきにくい部分は綺麗になっていないのです。患者さんに歯磨きの時間をお聞きしますと3分ぐらいと言われますが、10分はやったほうがいいと思います。しっかりとやろうと思えばそれくらいの時間が必要になります。実際、私は10分かかります。それと、磨き残しやすい部分が奥歯になります。利き手の反対側は比較的よく磨きやすいので、磨き残しやすい部分は利き手側の奥歯ということになります。でも、歯磨きも医師などに言われたばかりは10分やるかもしれませんが、3日、4日と日数が経過していくとモチベーションが低下しますね。歯磨きの大切さを伝えることも私達の使命だと思います。よくお話しするのですが、虫歯は早期発見、早期治療が大事ですから定期検診をお奨めしています。定期検診で発見された虫歯は大抵早期発見ですから大きな治療をしないで済むケースがほとんどです。それなので、半年に1回は痛くなくとも歯医者に行かれたほうがよろしいかと思います。

【本紙】 いつごろから歯医者さんになろうと思ったのですか?

全寮制で大脱走

【岩上】 実のところ、小学生くらいまでは歯医者になりたくなかったですね。反面教師でサラリーマンになりたいと思っていました。私は小学校までしか幸手に居らず、中高生の時は木更津にある全寮制の暁星国際に入学し、大学は都内で一人暮らしでした。今思えば、中学生のころから歯医者になるだろうと漠然と考えていたように思えます。子供の頃から休日の度にスクールなどに出ていましたので、寮に入って一人になること自体はそんなに抵抗はなかったです。中学生のときは12人の大部屋で、高1になると4人、高2で2人、高3では受験もあり1人部屋になりました。中学時代の12人というのは大変でしたが、集団生活のイロハはそこで身につきました。社会で生きていくには大事なことだと思っています。中学だと1年から3年まで大体300人くらいが同じ建物の中で生活していました。敷地内に学校と宿舎があり、マンションのような1棟のワンフロアに1年生、別のフロアに2年生と入るのですが、たまに3年生と1年生が同じ部屋になるようにシャッフルされました。3年生は1年生の面倒を見るという名目だったと思います。思春期の子供が四六時中、一緒にいればいじめ、喧嘩、先輩後輩の問題など様々な問題が起こりますそうなると逃げ場がないので辛いですね。それなので、「脱走」もありました。「大脱走」という映画が流行っていた頃です。周囲が山で当時の感覚だと木更津の駅まで20Kmくらい歩く感じです。そして、電車に乗って家に帰ってしまうのです。脱落してしまう人もいましたが、そういったことを中高6年間で乗り越えてみんな卒業していきました。貴重な経験が出来て良かったと思っています。精神的にも強くなれた感じです。おかげで今では色々な人から「一人でも生きていけそうだね」よく言われます。実際、私の恩師が子供の中学選びの参考に、母校を聞かれ全寮制の学校に通った話をしたら、子供を全寮制の学校に入学させました。

【本紙】 暁星国際時代、部活とかは?また、趣味などは?

スポーツGOMI拾い

友達の輪写真

【岩上】 中学のときは太っていたこともあってゴルフ部に入りました。「ゴルフはあまり動かないだろう」というイメージで入ったのですが実際はかなり走りました。元々サッカー好きでしたので、高校の時はサッカー部に入ったのですがここで一気に痩せましたね。高校時代は地区大会の1回戦や2回戦で負けるレベルで県大会には行けませんでしたが、日本歯科大に進学してもサッカーを続けて、そこでは歯科大の中で日本一になりました。私がいた5年間で優勝1回と3位が1回という成績でした。サッカーは大学1年から5年までの間ずっとやっていました。いまでもフットサルなどを商工会青年部の仲間とやっています。そして、サッカー以外ではマラソンをやっています。2010年に東京マラソンに応募して出場することが出来たのですが、タイムが4時間3分でした。それが悔しくて翌年も応募してまた出場できることになり、その年も同じようなタイムでとても悔しい思いをしました。わずか3分という時間を縮めるのは体調もありますし、とても大変です。東京マラソンはそれ以降もずっと応募しているのですが、2012年以降は当選せずに出場は出来ていませんが、なんとしても4時間を切りたいですね。それと、11月30日に幸手市商工会青年部主催「スポーツGOMI拾い大会in幸手」を開催します。ゴミ拾いをスポーツとして楽しむ、最も地球にやさしいスポーツです。実行委員長的な立場で準備をしていますので詳細が決まりましたら、タウンプレスよみうりで紹介させて下さい。

【本紙】 ありがとうございました。それでは、お友達をご紹介ください。

【岩上】 幸手市内で家具店を経営されている小栗泰直さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。ますますのご活躍を祈念します。(岩上さんはスポーツマンで独身のイケメン歯医者さんでした。歯科全般にわたって診療されているそうですが、将来は審美歯科も視野に入れたいと抱負も語ってくれました。)