友達の輪475号（2015年1月18日発行）
スクール21幸手教室教室長 今澤 太二さんへ
あっという間にお正月、七草も過ぎ、新春のイベントも少なくなってまいりました。でも、ショッピングモールや百貨店ではセールの文字が際立っているこの頃です。さて、今回の友達の輪に登場いただく方は青木商店の代表取締役青木弘さんよりご紹介いただいた今澤 太二さんです。今澤さんはスクール21幸手教室の教室長をされています。
【本紙】 こんにちは。青木さんからご紹介いただきました。よろしくお願いいたします。こちらの幸手教室についてお話しいただけますか？
【今澤】（敬称略） スクール21は埼玉県内に約50教室展開しています。幸手教室は今年で11年目になります。当教室の対象年齢は小学校1年生から高校3年生までです。一番在籍数が多いのが中学生になりますが、受験がありますので、どこの教室も同じだと思いますが、特に中学3年生が一番多いです。入塾される生徒たちの多くは、当教室が高校受験に強い塾、特に県公立に強い塾というイメージがあると思います。
【本紙】 スクール21の特徴ってなんですか？
成績向上保証
【今澤】県公立に強いことですね。埼玉県内にあるスクール21約50教室の統計ですが、2013年データの合格者数ですが、浦和高校でしたら13年連続1位の実績、浦和一女なら17年連続1位、大宮なら14年連続1位、春日部、越谷北は共に17年連続1位と言ったように県公立に強い合格実績を出しております。また、スクール21では成績向上保証制度というのがあります。入塾したときの偏差値に応じて、卒塾までにいくつまで上げますよというお約束を最初にするのです。例えば、「中学1年の入学時で偏差値50で入っていただいたら、最低でも卒塾までに62にします」などです。塾案内のパンフレットには、「新中1の春から入学した方だと、塾生全体の平均50.6だったのが、最終的に63.3の高校に合格しています」とあります。中学1年から入っていただいた方のほうが期間が長いので有利になると思います。でも、中学3年でからの入塾で49.5から10くらいアップしたという人もいますよ。先生の指導力はもちろんですが、長い間に実績を残していますから、その積み重ねもあります。特に教材などは全ての教科でオリジナルのものを使っています。
【本紙】 この仕事についたきっかけってなんですか？
教える充実感
【今澤】 大学生のころに家庭教師のバイトをしていて、気がついたら塾に入っていたような感じで、夢中になって今年で18年目です。多分、この仕事にのめりこむ人は、なにかきっかけが絶対にあるはずなんです。私の場合は、この学校は厳しいだろうと思ってた生徒が、ぐんぐん成績が伸びて、希望の高校に合格し、生徒も保護者も嬉しいですから、そういう時に「先生ありがとうございました」と言われたときのなんとも言えない充実感を体験して、それでこの世界にどっぷり浸かってしまいました。私が幸手に来る前の話ですが、勉強があまり好きではなくちょっと苦手にしていたお子さんが中1の中頃に入塾して、浦和一女に合格したということもありましたね。元々すごく努力する子ではあったので、それも要因だとは思います。前に偶然、その子と会ったことがあるのですが、大学卒業の年になっていて、「これからどうするの？」と聞いたら、「小学校の先生になります」と言ってました。なんだかうれしくなりました。
【本紙】 仕事や個人的な夢ってありますか？
富士登山と筋トレ
【今澤】 幸手教室の生徒すべてを全員第一志望に合格させることです。私、この仕事を18年間やっていますけど、それが叶ったのはまだ1回だけです。なかなか難しいことだと感じています。幸手教室に通っていただいているお子さん全員が笑顔で合格発表の日を迎えることができるよう、毎日毎日スタッフと精一杯指導に取り組んでいます。個人的な夢というかチャレンジしたいものは、富士登山ですね。世界遺産になるより前から興味がありました。他に登った山というと高尾山くらいで、この間も筑波山に行こうと思ってたのですが、天気が悪かったから止めました。富士山は夏しか登れなくなってしまっていて、夏という時期は仕事で夏期講習が入ってしまうため中々時間が取れないのです。スポーツを全然やっていなかったので、今年の夏くらいからダイエットも兼ねて筋トレなど富士登山に向けてジムに通って体作りもしています。筋トレをしていくうちに、少し筋肉がついてきたな、という実感がありますね。ベンチプレスをやっているのですが、最初の頃は30Kgでもひいひい言っていましたけど、いまは50Kg近くまで上がるようになりました。スクワットするときもバーベル担いでやるのですが、最初50Kgだったのがいまでは70Kgくらいまでになりました。その、結果10数キロ体重が落ちました。生徒もこのことを知っていますので、よく、「勉強も続けていけば成績はあがる」と話しています。「継続は力なり」ということですね。
【本紙】 普段でも遅くまでやっていますね。夏期講習や冬期講習など富士登山の調整が大変そうですね。
夜１０時まで
【今澤】 そうですね。夏しか登れないのでいつになるのでしょうか。（笑）基本的には私の趣味より子どもの成長が一番です。その中で冬期や夏期の講習は重要な意味があります。スクール21では学習を繰り返すことで定着を図っているのです。例えば、9月にやった内容を10月の授業で「9月の確認テスト」として行います。その一番大きな繰り返しの時期が冬期や夏期の講習会で、ここまで学習した単元の総復習を行い、徹底的に苦手を克服していく場となります。これまで出来なかったことを徹底的に復習する場になるのです。例えば中学3年で5教科受講する形になると週4日になります。時期によって変わりますけど、中学3年の最初の頃は夜の7時15分～9時35分ですが、幸手教室ではお迎えも多いので、10時まで延長してやっています。
【本紙】 目標に向かって子どもたちもずいぶん遅くまで頑張っているのですね。ありがとうございました。ではお友達をご紹介ください。
【今澤】 スクール21に併設している「ベネッセこども英語教室」の石山ヤヨ江先生をご紹介します。
（今澤さんは、幸手に来て感じたのは、幸手の子は素直で温かみのある子が多いということだそうです。そして、今まで見てきた中で成績の伸びていく子の共通点は、素直で言われたことをきちんと聞いて修正できる子だと話してくれました。素直で温かみのある子どもたちの夢が開くといいですね。）スクール21幸手教室 （電話0480-40-3821 問合時間：14時～19時まで）
