タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪476号(2015年2月11日発行) 
ベネッセこども英語教室担当教師 石山 ヤヨ江さんへ

こよみの上では大寒もすぎ、節分を迎えようとしています。権現堂では水仙が咲き、春の訪れが待ち遠しい季節です。さて、今回の友達の輪に登場いただく方はスクール21の今澤太二さんよりご紹介いただいたベネッセこども英語教室の石山ヤヨ江さんです。

【本紙】 こんにちは。こちらのお仕事はいつからされているのですか?また、先生でもあり経営者でもあるのですか?

【石山】(敬称略) 10年目になります。2005年にベネッセこども英語教室スクール21幸手教室の担当として採用されました。経営母体はスクール21ですが、幼児から小6までの英語専門クラスがないのでここで教えています。スクール21とベネッセは業務提携していますので、自分は業務委託という形になり、簡単に言うと学習塾のようなものです。レッスンのノウハウや使用する教材は全国のベネッセこども英語教室共通です。私は先生でもあり事業主でもあります。ですから、こども英語教室で教えることはもちろん、英検対策などや生徒募集、入会手続きなどすべてをやっています。

【本紙】 始めようと思ったきっかけってなんですか?

新聞を開いたら友達の輪写真

【石山】学生時代、英文科に在籍していたときにロサンゼルスに語学留学をしました。そこで実際に人と人とのコミュニケーションで使う英語に触れてその大切さをもの凄く実感しました。そして、日本に戻ってきて大学を卒業するときに、英語教師志望でしたが語学留学の経験で少し考えに変化が生まれたのです。学校の英語教師には魅力を感じられず、コミュニケーションとしての英語を教えられる場はないかな、と考えるようになりました。その後、色々と考えた末に教えるということ自体は好きでしたので、春日部の方にある学習塾に就職しました。そこで中学生の英語と数学を担当したのですが、高校受験のための英語指導に苦労しました。数学が出来る子どもでも、中学から始めた文法英語は苦手だという子もいました。それで、やっぱり、小学生からやらないと駄目だと実感したのです。そんなときに、ふと新聞を開いたらそこに「児童英語教室を開きませんか?」という広告を見つけたのです。まさにタイムリーだったので、問い合わせをして面接を受けて教室を自宅で開校することになりました。それが30年くらい前の話になります。

【本紙】 教室を開いて子供たちの反応はどうでしたか?

母体が倒産・独立

【石山】 当時は幸手に児童英語教室がほとんどなく、子どもたちは熱心でした。子供たちにとって英語は未知のものですから、学ぶというよりは遊びにくるという感じでした。ところが児童英語教室の運営母体であった大沢商会が残念ながら倒産してしまい、独立してくださいと頼まれ、まったくの個人として独立して教室を開きました。しかし、経営ノウハウがありませんから、教材の調達やレッスンプラン、運営などの仕事が増えました。でも、独立した以上は先細りにはしたくなかったので、日本児童英語振興協会というところに所属して、先生方の集まりに参加したり、個人で講習を受けたり、外国人講師の発音クリニックなどにも通いました。塾経営のノウハウや他の教室も知りたかったので掛け持ちで他塾の英語教師もやりました。その間に新聞でベネッセ子供英語教室求人広告を見て面接に行ったのです。しかし、大きな会社だったので、きちっと契約をしてこんな大きな仕事が出来るのかな?と躊躇してしまい契約しなかったのです。ところが、1年後、もう一度受けてみませんか?と本部から連絡があったのです。当時すでに幸手教室は開校していたと思いますが、当時の幸手教室の先生が辞めてしまうからだったのではないかと思います。それで私に白羽の矢が立ったのではないのかと思っています。そのタイミングがちょうどやる気になっている時期でもあったので、今度は契約を交わしました。これがちょうど10年前ですね。

【本紙】 やっていて、良かったことはなんですか?教室としての夢は?

先生も生徒も募集中

【石山】 レッスンが楽しいということですね。教室見学に来た本部スタッフからは「子供たちが楽しそうにレッスンを受けているのが印象的」という評価をいただきました。また、嬉しかったのはほとんどの生徒さんが中学に入っても英語だけは勉強しなくても成績が良かったということです。特にリスニングの力が秀でているので高校は外国語科で学びたいという生徒もいました。海外の大学に留学をした生徒もいます。そのまま現地で就職をした生徒もいます。中でも特に嬉しかったのは、保護者の方から「娘がアメリカに行ったきっかけは先生なんですよ」と言われたことです。それを聞いたときにこの仕事をやっていて良かったなと思いました。幸手教室には年少から年長までのキッズコースがないので、いまその先生を探しているところです。キッズコースとなると、教えるだけでなくケアまで入ってきますよね。実際に私の同期の先生でも、幼稚園の先生をやりながら放課後レッスンをしている先生もいます。経験・年齢問わずキッズコース担当の先生を募集中です(HP:ベネッセこども英語教室スクール21先生募集)それと4月入会の新4年生を募集中です。ベネッセこども英語教室のカリキュラムでは4年生から始まる高学年向けの基本コースがありますので、中学に向けた英語を始めるタイミングとしてはベストです。授業数は週に1回で水曜日になります。

【本紙】 また、ご趣味は?

ホームステイひとり人旅友達の輪写真

【石山】 趣味は海外旅行です。とくに一人旅が好きです。一人旅と言ってもバックパッカーではなくて、女の一人旅は危険なところもあるのでホームステイが好きです。最初のホームステイではロサンゼルスに行き、今の教室を始めて間もないころにオーストラリアのケアンズにも滞在しました。ホームステイの際は必ず語学学校に通うのですが、そこでいろいろな国の方々と一緒に英語で授業を受けます。なので、これは趣味と実益を兼ねたものと言えますね。あとはGW限定の海外旅行です。これも1年くらい前から色々と調べて自分で手配して行きます。今年はドイツとポーランドに行こうと思っています。実は英語を始めるきっかけにもなったのですが、小学校4年生の頃に雑誌の見開き写真で見たドイツのノイシュヴァンシュタイン城とその頃に読んだ「アンネの日記」に心を強く打たれ、一度ポーランドのアウシュヴィッツに行って見たいと思い、そのためには最低でも英語は出来ないと駄目だと考えて、それで英語を頑張っていたんです。10歳の頃からの夢がついに今年ふたつ同時に叶いそうです。

【本紙】 楽しみですね。ではお友達をご紹介ください。

【石山】 仕事仲間でソプラノ歌手の山野井千晴さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。益々のご活躍を祈念します。

(石山さんは英語を通じて人生を楽しく豊かにされている印象を受けました。幼児の頃から英語にふれることはグローバル社会には有効なことでしょう。:ベネッセこども英語教室幸手教室:電話0480-40-3821 問合せ時間:14時~19時まで)