タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪478号(2015年3月8日発行) 
Café フレブルオーナー 石井 正一さんへ

寒さも終盤を迎え、気のせいか桜のつぼみも膨らんでいるように感じます。いよいよ春へのカウントダウンが始まりました。さて、今回の友達の輪に登場いただく方はソプラノ歌手の山野井千晴さんよりご紹介いただいた石井正一さんです。石井さんは幸手市内でおうちカフェを経営されている方です。

【本紙】 こんにちは。オープンはいつですか?店名のフレブルはどういう意味ですか?

【石井】(敬称略) 昨年の11月1日にオープンしましたからまだ3ヶ月くらいです。フレブルはフレンチブルドックの略です。フレンチブルドックは可愛いですよね。ずっと飼いたいと思っていたのですが、これまで借家だったので飼えませんでした。でも、これからは飼えるかもしれません。いっぱい飼いたいのですが、一匹30万円くらいと高価です。犬好きなので、このカフェでは柵を作ってドッグランも作りたいと思っています。ワンちゃんを散歩している人たちが寄ってくれて、ここでワンちゃんを見ながらお茶をするという感じです。私としては家の中にワンちゃんをあげてもいいと考えていましたが、犬を飼っていない人や犬が苦手な人のことを考えると難しいので今は分けています。春から夏くらいまでの間になんとかドッグランを開きたいですね。また、暖かくなってくれば、外にもうひとつテーブルを置いて、外でも食事できるようにしたいと思います。

【本紙】 内装も全てご自分で造られたそうですね?

内装は手造り友達の輪写真

【石井】そうですね。以前から、会社を辞めて自宅を兼ねてお店が開けるところを探していたのです。特に地域は選びませんでしたのでいろいろなところを見て廻りました。特にキッチンとリビングが対面式に作られている家を探していたのです。ここは、新築で日当たりも良いですし、駐車場も4台くらい停められると思います。それで、9月の初めに杉戸から越してきて、カフェにアレンジしようと業者さんに相談しましたら、300万円くらいかかると言われました。それなら水回り以外の自分で出来るところは自分で造ろうと考え、内装は2ヶ月くらいかかったと思います。カウンターも押入れの台を壊して、自分で作り直しました。もちろん、事前に保健所に行って間取りなどを見せて、こういうお店をやりたいのだけれど、と相談しました。駐車場に面したドッグランにしようと思っている庭がありましたので、人工芝もはりました。この人工芝は一人で作業したのですが、なかなかうまくいかなくて泣きたくなりました。(笑)やり方もなにも分からない状態だったので、試行錯誤していましたから、本当にこれでいいのか、という不安もありました。それに全部ひとりですから、お店で砂利などを買ってきて運ぶわけですけど、それがまた重いのです。腰がよくないのであまり重いものは持てないのですが、作業が終わるたびに腰が痛くてうなっていました。

【本紙】 大変でしたね。いろいろなメニューがありますがお薦めは?

トマト嫌いでしたが

【石井】 カウンターの上に掲示してあるのはランチメニューです。営業時間は午前11時からランチタイムは2時くらいまでです。夜は5時30分から午後9時くらいまででお酒も出すようにしていますが、お客様がいらっしゃればもう少し遅くまでやるようにしています。お薦めは、お勧めはやっぱりトマトピューレハンバーグです。お店をはじめるにあたり、お店の売りになる商品を考えて色々と試しているうちにトマトピューレを見つけたのです。実は私はトマト嫌いなんですが、私でも美味しく食べられてしまうことに驚きました。それでトマトピューレを使った料理だけでいこうと思っていたのですが、友達から「それじゃ、やっていけないよ」と忠告されてメニューを増やすことにしました。おかげで、トマトピューレハンバーグは大きいし食べ応えがあるようで美味しいと評判を頂いています。豚肉料理にはホエー豚を使っているのですが、この豚肉は臭みがなくて美味しいですね。その他にも、人気のワタリガニのパスタもあります。単品からドリンクセット、デザートセットとあります。でも、デザートセットまで頼む人は少ないですね。きっと量が多いのだと思います。売る側と買う側の意識の違いだと思いますね。だから、「ちょっと量を減らしてみようかな」と思うときもあります。

【本紙】 どのメニューも500円からとお安いですね。料理などは元々お好きだったのですか?

水にもこだわり

友達の輪写真

【石井】 このくらいの価格がいいのではと、特にランチはワンコインの500円に設定しました。近所で工事をしている人たちがよくランチを食べに来てくれます。また、ご近所の方たちが友達を連れて来てくれたりと、とてもありがたいです。本当に御近所の皆様に支えられているお店です。夜は日本酒や焼酎、ビールなどもありますので、ご近所の方が我が家のようにくつろいでいただいてます。私は高校生くらいから料理を作るのが大好きでした。その頃から、こんなお店を開きたいと思っていたのかも知れません。ただ、昔から洗い物は好きではないのですが。(笑)それと、当店の自慢のひとつですが、お水は栃木県の尚仁沢のお水を車で汲みに行って、それを使用しています。コーヒーだけでなくお米を炊いたりと料理全般に使っています。ですから、往復4時間をかけて定期的にお水を汲みに出かけています。

【本紙】 ご趣味などはあるのですか?

【石井】 以前、職場で野球はやっていましたが、腰を悪くして以来やっていないです。今は車をデコレーションするのが好きです。いろいろなシールが貼ってありますが、すべて自分で作りました。デコレーションもですけど、LEDなどの光物も好きですね。だから、夜になるとLED車になります。実は免許を取ったのが43歳くらいと遅くて、その為か、やることが「免許取立てのあんちゃんのようだ」と友達からよく言われます。いま乗っている車も色々と手を加えています。暇があるとカーショップに行き、ついパーツを買ってしまいます。ひとつひとつで見れば高いものではないのですが、積み重なると大きな出費ですね。友人からは、「いい車を買っていじらないほうが良い」と言われます。良い車はいじる必要がないですからね。

【本紙】 そうですね。では、お友達をご紹介下さい。

【石井】 お客様でご近所の矢野勝司さんをご紹介します。矢野さんは空手を指導されている方です。

【本紙】 ありがとうございました。益々のご繁盛をお祈りします。(石井さんはご近所の皆さんのおかげでなんとか経営が続いているとお話しいただきました。手造りのおうちカフェ、我が家のダイニングにいかがですか。ドッグランも楽しみですね。)