タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪480号(2015年4月5日発行) 
あや乃会師範 松 あや乃さんへ

さくら祭りもにぎわいいろいろなイベントが盛りだくさんですね。今日はさくらマラソンが開催されます。さて、今回の友達の輪に登場いただく方は空手の矢野勝司さんよりご紹介いただいた松 あや乃さんです。松さんは日本舞踊あやの会を主宰されている方です。

【本紙】 矢野さんの奥さまが教えていただいているとご紹介いただきました。踊りに興味を持ったきっかけはなんですか?

【松】(敬称略) 子供達も育ち、働くばっかりでもと思い何か趣味をもとうとフォークダンス、社交ダンス、カラオケ等友達も出来てやっていましたが、ある時新舞踊にめぐりあいやり始めたところ、とても主人が喜んで「踊りはいいなあ」と協力応援してくれましたので長く続けることが出来ました。私がどこで踊っても必ず観に出かけてくれました。その主人が亡くなった時はがっかりしてやめようと思ったのですが、子供達が「踊りはお父さんが好きだったのだから続けて」と言ってくれたので何やかやともう20年以上になります。

【本紙】 「あや乃会」はいつ出来たのですか?

自由な踊り友達の輪写真

【松】平成20年になります。今年で7年目です。私は平成10年に名取になりましたが、自由に踊りたくて10年程で辞めてしまったのです。それを知った知り合いの方々が、私が落ち込んでいるのではないのか、と心配して訪ねてくれたのです。そして「自由に踊るというのがコンセプトの自分の流派を作ってみたらどう?」と提案されたのです。名前も「あや乃」がいいと言ってくれ、名付けをしてくれる方に相談したところ、お花が好きなので、それに準じた名前にしようと、松竹梅の松がいいということになり、松あや乃に決まりました。「あや乃会」では一般的な日本舞踊とは違い、いま流行している演歌や、昔流行した演歌などを演目に生徒さんが自由に踊れるようにしています。あや乃会を発足し5年目くらいの時五周年記念発表会をやりたいと生徒さん達と相談し、町内の方々に司会、ビデオ、写真、音響、照明等すべての事をお願いし、不安もありましたが皆様に後押しされました。当日は自分でもびっくりするくらいのお客様に来場して頂き、又、お花やうれしいお祝いの言葉を沢山いただき、これでこれから何とか続けていく事が出来るかなと胸をなでおろしました。又、生徒さん達も沢山の方々に踊りを見ていただきおほめの言葉をもらいとても喜んでくれました。現在、春の幸手市舞踊発表会にむけ練習に励んでいます。秋の文化祭が終わると春の曲を決めたり着物を選んだり、縫ったり毎日が忙しいですよ。

【本紙】 「あや乃会」は誰でも入れるのですか?また、踊りに基本的な形はあるのですか?

衣装も用意

【松】 もちろんどなたでも入れますが、3ヶ月は見習いという言い方は変ですけど、踊ってもらいながら本人が続けられると思ったのなら入会出来るようにしています。踊りって見た目は簡単そうですが、実際にやってみると難しいのです。踊りには、送りや握り持ち、伏せ、受けなどの形がありまして、素手での表現だけでなく、扇や半纏、傘などの道具を使って変化させて表現していきます。基本さえ出来ていれば、大体のことは対応できると思います。個人レッスン、団体ともに週1回で、時間は個人は1時間くらいで、団体は1時間30分くらいになります。男性の方もいますよ。アスカル幸手で行われた文化祭での団体の踊りを見て、定年になったら入りたいと、その場で名刺をお渡ししましたら、定年を迎えたあとに入りたいと来られたのです。最初の3ヶ月間も乗り切って、今でも元気に続けていらっしゃいます。それと、衣装などは全部私のほうでお貸ししています。着物は高齢でもう辞めてしまった先生のものを頂いたり、踊りをやっていたけど、もう着ないからと持ってきてくれたりなどの頂き物です。私は農家の生まれで、母が働きに出してくれず、農業の合間に和裁から編み物、洋裁などの習い物をさせられました。当時は働きに出たかったのですが、今になって思うと習い事をしていて良かったと思います。団体で数十人分なら注文すれば買えるのですが、個人で4枚くらいとなると同じものないので、反物を買って自分で作っています。今年になって4枚も縫い上げました。

【本紙】 年に10数回のボランティア活動もされてるそうですね。

ボランティアが生きがい

友達の輪写真

【松】 いまはボランティアで慰問をするのはしらさぎ苑、桜楓苑、ひらすかの里、そよ風さんなどですが、頼まれれば他のところにも行ってみたいと思います。いろんな人を喜ばせるというのが生きがいになってきますね。いままでずっと黙っていて口を閉ざしていたような人が、「頑張りな」と口を開いてくれたり、「梅川忠兵衛」等をやると涙を流して喜んでくれたりしますから、それが私にとって踊りをやってて良かったと思うところですね。それと演歌ですから、年代的にもほとんどの方は知っていますし、活き活きとして、目の輝きも違ってきますから当時の思い出もよみがえるのだと思います。お気軽に連絡をいただければボランティアで慰問をさせていただきたいと思います。

【本紙】 これからの夢ってありますか?

【松】 体が元気で病気しないで、皆さんと楽しく笑顔で過ごしたいと思っています。私としてはいつまでも清潔で綺麗でいたいと思います。趣味とストレス解消の一環として、次に紹介する生徒さんのエステサロンに行ったり、健康ランドで垢すり等をしてリラックスしています。また友達や生徒さん達と一緒に演歌の舞台を見に行ったりすると、勉強にもなりますし、自分への刺激にもなるからいいですね。

【本紙】 では、お友達をご紹介ください。

【松】 エステサロンでお世話になっている神谷英子さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。5月の発表会に向けて頑張って下さい。(松さんの娘さん夫婦が、昨年から春日部でオーナーシェフとしてイタリアンレストランを営業されているそうです。2月某日、SMAPの香取慎吾さんや草なぎ剛さん、ザキヤマさんの出演する「おじゃマップ」というテレビ番組が春日部取材をしていた時、偶然、春日部駅でお店に向かう途中のお孫さんに香取さんが「どこに行くの?」と話しかけ、お店について行き、おいしい料理を堪能したそうです。番組放送の翌日の朝、娘さん夫婦が開店準備にお店に行くと、長い行列が出来ていたそうです。テレビの力ってすごいですね。松さんからご紹介のお店です。[春日部駅東口 トラットリア・バル・ソットテット TEL 048-763-8828]「あや乃会に興味をもたれた方はTEL0480-42-2601関根さんまで」)