タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪481号(2015年4月26日発行) 
エステサロン 英(はなぶさ)
オーナーエステティシャン 神谷 英子さんへ

ゴールデンウィークにもうすぐ突入ですが、読者の皆様にはどんな計画を立てられていることでしょう。今回の友達の輪は「あや乃会」の松あや乃さんからご紹介いただいた神谷 英子さんに登場いただきます。神谷さんはエステサロン「英」を経営されている方です。

【本紙】 美容のお仕事が長いようですね?

【神谷】(敬称略) 美容業界に携わって40年が過ぎようとしています。娘が幼稚園の頃、七夕祭りの短冊に書いてあった願い事は「お肌が綺麗になりますように」でした。きっと私がよく言っていたのでしょうね。自由がきく仕事なので、子供を育てながらやってこられました。以前は八王子の方で仕事をしていましたが、幸手に越して来て、ゼロからのスタートでした。お客様づくりでは色んな所をまわりました。雨の日も雪の日も。お客様1人1人の出会いに思い出があり、大事にしています。エステを始めたのは、まだ走りの頃で、いままではお客様のお宅にお邪魔して美容サービスをしていたのが、今度は出向いていただき、料金もかかるという変化に戸惑いを感じ、1度全員の方に無料体験してもらいました。得た結果が「100%エステの方が良い!」と答えてくれたのです。それからが自信を持って私のエステ人生のスタートでした。

【本紙】 肌の手入れは難しいですね。

澄んだ肌を

【神谷】長年フェイシャルエステをやっていますので、お客様の肌に触っただけで状態も分かります。指にかかる感触で普段からまめに手入れされている方と、そうでない方と違いがあるのです。エステのなにが凄いかといえば、透明感がでる、澄んだ肌になるというところだと思います。汚れ取りだけで1時間くらいかけます。汚れが一番毛穴に根強く残ってしまうもので、それを取り除く事がとても大切なのです。汚れを取る工程だけでも、まずクレンジング、マッサージをして吸引をして、うちではちょっと特殊なイオンクリーニングというものをやって、それから初めてパックに入るのです。パックは汚れを取るものではなく、栄養を入れるためのものです。肌はファンデーション等で汚れてしまいますし、普通に生活していても大気や紫外線でも汚れたり痛んだりしてしまいます。初めて体験した方は皆さん決まって驚かれますね。肌の拡大写真で使用前、使用後とありますけど、それを見ただけでもすぐに違いが分かりますよ。自分が現在扱っている化粧品が一番いいと思っているのですが、いざ変えてみると研究所の質や商品開発などの違いが見えてきますね。メナードは名古屋に本社を置いている会社なんですけど、いまでは世界に販売しています。例えばうちにあるメナード化粧品で私が大好きな10万円のクリームもあります。100日使用なので1日1千円になってしまいますね。だけど、肝細胞のクリームなので使えば必ず綺麗になります。この商品のうたい文句が好きで「肌に満ちる美しい未来」という文言ですが、普通なら年を取れば肌は衰えていくのですが、これは使っていけばどんどん若返ると言っているのです。

【本紙】 すごいですね。ご主人も協力的だったそうですね。

背中を押されて友達の輪写真

【神谷】 エステサロン英も今年で20年を迎える事ができました。主人とは開店の頃はまだ知り合っていなかったのですが、主人がよくお昼を食べにお店の前にある「コーヒーポット」さんに来ていたのです。あるとき、ポットさん伺ったら立派な八重桜が飾られていて「綺麗ね、少し貰えませんか?」とお願いしたのです。でも、もう満開で散り始めていたので「それでは、来年にお願いします」とお店に帰ったのですが、主人が八重桜を切って持ってきてくれたのです。それからのご縁で結婚しました。主人もこのお店を気に入ってくれたようで、私が忙しいときも、家に帰るとお米を研いでくれたり、みそ汁を作っていてくれたりと色々と手伝ってもらっていました。5周年を迎える頃には、化粧品メーカーを変えようと考えていました。それで、一緒に名古屋のメナード本社まで行ってもらい、社長や研究所などを見学した帰りの新幹線で、主人がメーカーを変えようと言ってくれて、私も同じようなことを思っていましたので、いい具合に背中を押してもらえました。主人が亡くなったのが72歳だったので、私も72歳までは絶対にお店を続けようと思っています。72歳を超えて元気だったら、もっと長く続けたいと思っています。あえて夢というなら、このお店を出来るだけみんなに喜んでもらいながら続けることだと思います。

【本紙】 お1人で営業されているのですか?営業時間や料金などを教えていただけますか?

お客様に合わせて

友達の輪写真

【神谷】 エステはお客さんに合わせる仕事なので難しいのですよね。私も技術を徹底して教えたのですが、それを活かせる人はなかなかいなかったのです。固定給でもないし、お客様がいて初めて成り立つ商売ですから。いまはほとんど私ひとりでやっています。たまに時間差でお客様が見えるときもあるので、ベッドはふたつ用意しています。ひとりの方をパックしている間に、もうひとりの方を見ることもあります。営業時間は基本的には10時~6時くらいですが、早いお客様は8時30分とかに来られる方もいます。完全予約制ですので、仕事が終わってから夜に来られる方もいらっしゃいます。ですから休みも不定休になりますが、ここは家みたいなもので、とてもくつろげますし、自宅よりもやることが多いのです。フェイシャルエステはメナードの化粧品を持参していただければ技術料のみで4千円になります。手ぶらで来られた場合は化粧品代を含み6千円になります。最初の頃は取り扱いメーカー以外の方はお断りしていたのですが、そんな風にこだわらなくてもいいと思い直して、料金別にして対応するようにしました。

【本紙】 では、お友達をご紹介ください。

【神谷】 お店に来ていただいているお客様で阿部敏子さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。ますますのご繁栄を祈念します。(神谷さんは10年日記をつけていらっしゃるそうで、すでに15年目になったそうです。その日記の中の1枚の紙に「記録は後々必ずお役に立ちます」と入っているそうで、振り返ると、書いた時、昨年の「今日はどうだったろう?」と読んでいるそうです。日記は生きた証、思い出ですと話して下さいました。)