タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪514号(2016年11月27日発行) 
株式会社マジカルプラザ代表取締役 小沼 光一さんへ

今年も残すところあと一ヶ月あまり、年末の大掃除が近づいて来ました。本日の「友達の輪」には大橋動物病院の大橋秀樹さんからご紹介いただいた小沼光一さんに登場いただきます。小沼さんは公共施設や事業所などの清掃業務をされているお掃除のプロです。

【本紙】 独立されたのはいつ頃ですか?また、お仕事の内容を教えて下さい。

【小沼】(敬称略) 独立しましたのは私が30歳になる前の頃ですから平成2年頃です。仕事はビルメンテナンス、公共施設やオフィス、店舗などのハウスクリーニングです。メインスタッフは現在6人くらいですが、それに加え公共施設やオフィスなどに派遣しているスタッフもいます。派遣しているスタッフが日常的な清掃を行い、私たちも定期清掃に入るシステムです。また、シルバー人材センターにも委託して公民館などに人材派遣もお願いしております。季節によってはエアコンの分解・洗浄なども行っております。また、ガラスコーティングというのですが、トイレやタイルなどの衛生陶器に処理を依頼されることもあります。汚れやしみはごしごしとこすれば落ちるのですが、目には見えないところで細かい傷が出来てしまい、また同じようにすぐ汚れてしまいます。そうならないように、ガラス材を一面に塗って汚れをつきにくくする処理です。特殊技術ですが、10年くらい前から行っています。ただ、通常のクリーニングと違いコーティング費用がそれなりにかかりますので、一般にはそれほど浸透していないですね。一般家庭のトイレも処理しますがコーティングが乾く時間が最低でも6時間近くかかるので、その間はトイレが使えなくなってしまいます。2つ以上のトイレがないとお勧めは出来ないです。

【本紙】 エアコンやトイレのように一般住宅のクリーニングも多いのですか?

ハウスクリーニング友達の輪写真

【小沼】 小沼 当社は床であれば絨毯からフローリングまで行っていますが、多くは企業のオフィス等です。クリーニング後に半日くらいかけて乾かしますので、会社が休みのときに作業します。一般家庭の床のワックスなどもたまに依頼がありますが、乾かしている間は出入りが出来なくなってしまいますので条件が厳しく難しいですね。ハウスクリーニングではマンションやアパートから退去された後のお部屋などの現状回復が主な仕事になります。こちらは不動産屋さんと提携して作業しております。ただ、壁などもクリーニングしますが、小さな汚れであれば問題なく出来るのですが、大きな汚れですと完全に綺麗にするのは難しいので、壁紙の張替えとなり、別の業者にお願いする形になります。ハウスクリーニングという仕事柄、季節によって仕事量の増減が激しいのです。これからの課題ですが、年間を通して仕事の量を安定させたいと考えています。

【本紙】 大橋さんから音楽仲間と紹介を受けましたがなにかやられているのですか?

ウエスタンカーニバル

【小沼】 大橋さんも参加しているグループのひとつですが、「ザ・メイベリン」というバンドに参加しています。メンバーは5人で私はギターとボーカルを担当しています。親父バンドですが私の息子も参加しています。そのおかげか平均年齢がちょっと下がっています。息子を除くと平均は50代ですね。(笑)バンド活動は中学生の時「銀座NOW」のバンドオーディションを受け準優勝した経験があり、その後、第55回ウエスタンカーニバルにも出演しました。それを覚えていたのか、後輩で幸宮神社の宮司である東さんから、「小沼さんって楽器をやっていましたよね。PTAのバザーがあるから、そこで演奏してくれませんか」と声をかけられたのです。そこで、昔を思い出しながら矢沢栄吉のキャロルを演奏したのですが、なんとか出来るものだなと感じて、それから段々と面白くなっていったのでしょうね。ちなみに東さんの息子さんもギターで参加しまして、彼のやりたい曲をひとつだけコピーして、特別ゲストという形で一緒にやりました。中学生の彼にとっても思い出に残るバザーだったのではないでしょうか。楽しかったですね。「ザ・メイベリン」は6年くらいですけど、この最初のバンドはもう8年以上前になります。

【本紙】 「ザ・メイベリン」ではどんな曲をやっているのですか?

息子と共に友達の輪写真

【小沼】 NOBODYというグループのコピーをやっています。大橋さんも参加した川口フェスに私たちも参加しまして、そこで演奏させてもらいました。レパートリーは今までに手をつけた曲で言えば30曲くらいです。息子も仕事が重ならなければバンドに参加していましたが、現在は仕事が忙しいようであまり参加していません。息子が高校生のときは友達同士でバンドを組んでライブハウスでもよく演奏していましたね。そういった高校生バンドも呼んでよく一緒にやっていたこともありましたね。息子がギターを始めたのも、元々、興味はあったかもしれませんけど、自宅にギターがありましたので、それがひとつのきっかけになったかもしれません。私たちのバンドに息子が加入する時も、父親である私が言うと少し甘えが入ってしまう気がしたので、大橋さんと当時メンバーだった巻島さんが息子に声をかけてくれたのです。息子が入ったのをきっかけに、キャロルからNOBODYに移行していきました。ふたりの息子がいますが長男も最初の頃はよくギターを触ってましたが、テニスや柔道といったスポーツに関心が高かったようです。

【本紙】 NPOを立ち上げたそうですね。

子供たちの環境

【小沼】 子供たちを中心に環境を良くしたいという目的で5年前になりますが「環境スマイル」という名称で、高須賀池に風車を立ててホタルを育てる事業を行いました。2年間行い環境省の認定証をいただきました。その後、幸手から広域化をはかり、NPO法人化して「e.c.o-smile」と改名しました。現在、副理事長を務めております。現在の会員数は約20名ですが、全員がきっちりと参加してくれるような関心の高い事業を目指して運営しています。楽しめるイベントではハロウィンパーティを権現堂一号公園で開催したりしました。現在は畑を作り有機栽培でシチューに入っているような小さな玉ねぎとか野菜を育てようと企画しています。それを育てて子供たちと農園でのイベントを開き、小さい子同士で友達になったり、縁が出来ればと考えています。12月から耕した畑で栽培に入ります。楽しみですね。

【本紙】 参加したい場合はどうすればいいですか?

【小沼】 詳細はHPで「環境スマイル」で検索して下さい。

【本紙】 ありがとうございました。では、お友達をご紹介ください。

【小沼】 e.c.o-smile理事長の岡村佳明さんをご紹介します。

【本紙】 これから年末は繁忙期になるのでしょう。益々のご活躍祈念します。(小沼さんは60歳くらいまでバンド活動をやりたいと話してくれました。また、今のところは遊びだそうですが、音楽ソフトを使い曲作りも楽しんでいるそうです。オリジナル楽曲が出来ればと微笑んでました。)