タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪517号(2017年1月8日発行) 
三桜交通観光バス専務取締役 飯島 満明さんへ

読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。「友達の輪」本年トップバッタ―はファイナンシャルプランナーの三浦美穂さんにご紹介いただいた飯島満明さんに登場いただきます。飯島さんは観光バスやトラック運送をされている会社の専務取締役です。

【本紙】 エコスマイルで三浦さん達と活動されているそうですね。

【飯島】(敬称略) 私は2013年に入会しました。私が初めて任されたのはカブトムシ事業でした。昨年も開催しましたが、ひばりヶ丘の林に私たちが他で採集してきたカブトムシを放して、それを捕るという体験です。実際にカブトムシを捕る前に、カブトムシについて生態や身体の仕組み、育て方などを説明しますが、この事業は子供たちにカブトムシを捕るだけでなく、自然等を感じたり学んでもらうことを目的にしたものです。意外と知られていませんが、カブトムシは、卵からふ化し幼虫・サナギそして成虫になるまで寿命は1年です。50名ほどの子供たちが参加しましたが、面白いもので子供よりも引率してきた親の方が夢中になってましたね。1時間強の体験でしたがあっという間に捕獲されてしまいました。

【本紙】 事業に参加してみて感じたことなどありますか?

昆虫に触れてみよう友達の輪写真

【飯島】 虫に興味がない子ってやっぱりいるんですよ。黒光りしていて気持ち悪いとかですね。自分たちが子供の頃は虫取りは当たり前の遊びでした。でも、いまはテレビゲームなど他の遊びが充実していますので、そういう機会がなくなってしまっているのですね。ですから、親が楽しんで子供達はちょっと気味悪がってしまうという構図も生まれてしまうのだと思います。でも、終了近くにはある程度は慣れてくれますので、そこは嬉しいですね。捕まえた虫は持ち帰りできますから、虫取りの前に、カブトムシの飼育方法などを説明しています。そういった説明もただ言葉で説明するのではなくて、フリップを使って絵も交えて、分かりやすく、楽しく出来るように工夫しています。参加されているのは主に小学生ですから、その年代が興味を持つような話から始めて昆虫に移行させていきます。例えばカブトムシと車の似ているところや、カブトムシと仮面ライダーの似ているところなど、身近なものに例えて、少しでも分かりやすく、そして興味を持ってもらえるようにしています。最初をしっかりとやらないと子供達は飽きてしまうことがあるのです。プレゼンはカブトムシ博士という名前で10分の限られた時間で行います。その10分の間にしっかりと説明しないといけませんから、なにをどのように説明するのか、しっかりと順序だてて決めておかないといけません。準備には1週間以上かかってしまいます。(笑)

【本紙】 三桜交通の創業はいつですか?他の事業もされているようですね。

脱サラして創業

【飯島】 昭和40年代後半に、父がサラリーマン時代に副業として一台のマイクロバスを買って事業を始めたのがスタートです。当時は小学生だったのでよく分からないのですが、農家の組合等の旅行がたくさんあったみたいです。当時は忙しかったようで、父はほとんど家にいなくて、母子家庭のような感じで育ちました。軌道に乗って脱サラしたのが昭和49年になります。平成6年には、五霞町にある三谷バルブさんの従業員の送迎をする為に特定バスの緑ナンバーにしました。もうその頃には自分自身もバスの運転をしていました。それ以前は、町内にある運送会社の中型トラックの仕事をしていましたが、初めてバスに人を乗せて運転をするのは、とても緊張したのを憶えています。平成11年には仕事の幅を広げる為に貸切バスの免許を取得しました。当時は、規制緩和等ない時代でしたかから取得するまでの準備は大変でした。現在は父が社長で、私が専務取締役です。父は72歳ですが、元気に仕事をしています。他の事業は平成16年からは、トラック運送事業にも進出します。中型・大型トラック合せて6台でスタートしました。縁あって建機レンタル・アクティオさんから仕事を依頼されます。建機レンタル業界では日本一大きな会社でもあり、世界でも指折りの会社です。配送先は、主に東京都内ですが、北は北海道・南は九州にも配送はあります。特に冬の北海道行きのフェリーの中ではトラックのエンジンは切れません。エンジンを切ると関東の軽油では北海道に到着するまでに軽油が固まってしまってエンジンが始動できない場合があります。寒い地域の軽油は凍らないように作られているんですね。そして今は中型・大型合わせて12台になりました。それは従業員が日頃から安全運転・安全作業をしてくれたおかげです。

【本紙】 ご趣味などありますか?

モトGPとクレー射撃

友達の輪写真

【飯島】 オートバイのレースを見に行くのが好きですね。モトGPといってF1の二輪のようなものです。毎年10月にツインリンクもてぎで開催され、観戦に行っています。観光シーズンで会社も一番忙しい時期ですが、毎年モトGPのカレンダーを見るたびに、「また10月か」とがっくりしています。理想を言うと、金曜からの3日間開催されるので金曜日に行ってフリークラスを見て、土曜日の予選、そして日曜日の決勝を見たいのですが、実際には一日しか行けません。世界トップクラスの選手が参戦します。ヤマハに乗るイタリアのバレンティーノ・ロッシ選手など有名です。モトGPはサーキットのコースによって直線では350キロ位は出ています。自分でもホンダの250CCバイクに乗り、ツインリンクもてぎまで行っています。バイクで行くと特典がつくのと渋滞回避にもなります。帰りはみんなが一斉に移動しますから渋滞がすごいのです。バイクでしたら合間を縫って走れるのがいいですね。新しい抜け道を探したりしましたが、いまはネット社会で、そういう道も徐々に知られてしまい、自分だけが知っている道、というような満足感や優越感もなくなってしまいました。また変わった趣味では以前、仲間に勧められてクレー射撃をやっていました。散弾銃なので当たりやすいというイメージがあるかも知れませんが、意外と当たらないものです。銃や弾も自分で買わないと駄目で、私が持っていた銃は60万円位のものでした。でも、もうやらなくなってしまったので、銃砲店に持参し廃棄してもらいました。ちょっともったいなかったかもしれないですね。ただ、持っていたとしても「眠り銃」といいまして、年に1回か2回は撃ちに行かないといけないのです。管理も大変です。銃はもし盗まれた場合などを考慮し、銃を3つに分解しバラバラにして銃専用のロッカーに保管します。また銃の使用計画書を警察に提出しなければなりません。正直なところ面倒になってしまったのですね。(笑)

【本紙】 スペシャルな趣味ですね。では、お友達をご紹介ください。

【飯島】 さしま通商の佐野嘉彰さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。エコスマイルや事業を通じて地域でご活躍下さい。(飯島さんはとても穏やかな方で、子供達へのカブトムシプレゼンも上手だろうなと感じました。観光バスのご相談も承っているそうです。)三桜交通観光バス 0280-84-0838