タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪532号(2017年8月20日発行) 
有限会社 小島電気工事取締役 小島 圭司さんへ

お盆も過ぎ夏休みも終盤に入りました。子ども達は宿題や課題の整理に忙しい事でしょう。相変わらず日中は厳しい暑さが続いておりますが、水分補給など体調管理は十分されていますか。さて、本日の友達の輪は久喜市在住のヤクルトロジスティクスの岡田和夫さんからご紹介いただいた小島圭司さんに登場いただきます。小島さんは久喜市で電気工事会社をされています。

【本紙】 電気工事の仕事は長いのですか?

【小島】(敬称略) 電気工事業は父が始めた仕事です。私は家業にあまり関心がなく、若さみたいなところもあって後を継ぐという考えはありませんでした。それで、高校を卒業して医療機器の会社に勤めました。でも、入ってみてなにか違うような気がして、あまり長続きしなかったのです。それで、親の仕事を子供の頃から見ていて、それが頭の片隅にあったのかもしれません。20歳で戻って来て家の仕事を手伝うようになりました。バブルのちょっと前くらいですね。当時は大宮の親会社の下請けがメインで、父と私でそこから色々な仕事を請負っていました。しかし、平成10年に公共工事の電気工事の下請けをしていたのですが、親会社が倒産してしまったのです。なんとか、下請け工事は完了したのですが、その際、役所の方に下請けではなく「法人として始めたら」と提案いただいたのです。それで、会社を立ち上げて再スタートしました。ですから、この倒産事件がなかったら、自分たちでお客さんと話し合いをして電気工事を行うという形はなかったかもしれません。下請け時代の頃は、元請会社から図面や材料が支給され現場監督と打合せをしながらの工事でした。情けない話ですが、下請け時代は自分たちが使っている材料の値段すら知りませんでした。今の形になって初めて価格を知りました。(笑)

【本紙】 そうですか。ご苦労もあったのですね。失敗などありましたか?

堅実に一歩一歩友達の輪写真

【小島】 石橋を叩いて渡る性格ですので、幸い大きな失敗はなかったですね。入札などもありますが、それも性格が災いして、読みすぎてしまって落とせないということはよくあります。現場では、ベテランの電工だけでなく、経験の浅い電工もいます。細かい配線ミスやトラブルも多少はありますが、打合せを充分にして解消に望んでいます。配線が多いので大変かと思われますが、現在では配線ミスを調べる計器も充実しています。そして長年の経験により、だいたいの当たりはつけられます。何より、安全第一で事故やケガが無く現場を終わらせ、お客様に引き渡す事が一番です。

【本紙】電気設備もIT化が進んでいますね。

漏電火災

【小島】 そこが一番大変なところかもしれません。電気工事は単純に線を繋げばいいというものではなくなっています。そういった新しい技術は、講習会などに出向いて勉強しています。また部品を実際に購入して、自分で実際に触って試験をするということもやっています。お客さんから聞かれたときに、細かい説明も出来ないといけませんから。例えばインターホンも、昔は音だけでしたけど、いまは映像も出るし、電話とも一体化していますからね。昔は弱電、強電みたいな感じではっきり分かれていました。今でも現場では分かれていますが昔に比べると知識が必要になってきています。火災報知機などは使う線も違います。熱に強い耐火・耐熱の線を使うのです。そして配線にしても、電線管路を作るのは電工なので、その中に電線を通して、繋ぎだけは火災報知機の専門業者がやっています。火災の原因に漏電がありますが、昔の設備ですと漏電遮断機がついていないというのもあります。古い住宅や店舗では漏電遮断器があることも、またついていないことを知らないお客様もいらっしゃるかもしれません。東京電力からお客様にそういうものを改修して下さいという連絡もありますし、定期検査もあります。火災シーズンを迎える前に不安でしたら東京電力に相談されるのもいいかもしれません。

【本紙】 漏電火災は怖いですね。気分転換のご趣味などは?

ひとりカラオケ

友達の輪写真

【小島】 これといってはないですね。あえて言うなら妻との日帰り旅行でしょうか。ある程度の年月が経って、そういうことが出来るようになった感じです。運転自体も好きなので、長距離もそんなに苦ではないです。宮城県に叔父、叔母がいるため東北は色々まわりました。最近ですと7月の3連休の日曜日に足尾銅山に行ってきました。自宅を朝9時頃に出て、せっかくだからということで日光いろは坂にも行ってみたのですが、もの凄く渋滞していましたね。3連休の真ん中というのもあるのでしょう。あまり天気が良くなくて小雨が降っていましたが、上のほうまで行ったら少しの晴れ間は見えました。月に2回か3回くらい出かけています。妻も仕事をしていますので、事前に話し合ってどこに行くのか決めて、出来る限り日曜日は避けて休みを合わせるようにしています。しかし、日帰りですと限りがあるので最近は1泊2日くらいの日程でどこかに行ければいいなと思います。その他の趣味は「ひとりカラオケ」ですね。うちは家族みんながカラオケ好きで、両親も好きですし、妹もカラオケDAMの会員です。父が若いときにはカラオケ機器を買って、自宅でやっていました。その辺はさすが電気工だなと思います。私は仕事仲間と行くこともあれば、一人で行くこともあります。みんなで飲んだあと、ちょっと時間が余っても帰ってしまうことが多いのですが、そんなときにちょっと歌いたいという気分のときによく一人で行きますね。意外と時間が経つのが早くて、気が付いたら一人で3~4時間くらい歌っているときもあります。さすがに翌日のどがガラガラにはなりますね。歌自体は上手くはないので、下手の横好きみたいなものです。最近の歌はまったく知らないので、演歌や10代くらいの頃に聞いていた昔の歌がメインです。いい曲だなと思ったときには新しい曲にも挑戦するようにしています。たまに、人前で歌う事もあるのですが、「なんでこんな歌を知っているんだろう」と思われているのかも知れませんね。(笑)

【本紙】 楽しい趣味ですね。では、お友達をご紹介ください。

【小島】 同じ電気工事業の五霞町の染谷光男さんをご紹介します。染谷さんは㈱染谷電気工事の社長です。

【本紙】 ありがとうございました。益々のご繁栄を祈念いたします。(小島さんの会社のモットーは「突出したサービスはありませんが、お客様の身になって仕事をする」だそうです。)