タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪538号(2017年11月26日発行) 
江森土建代表取締役 江森 州太さんへ

市民祭りなどのイベントも各地で開催され、観光地では行楽の秋を楽しんでもらおうと企画が盛り沢山ですね。本日の友達の輪は自動車の総合販売サービスをされている稲葉貴行さんからご紹介いただいた江森州太さんに登場いただきます。江森さんは基礎工事をされています。

【本紙】 お若いですね。いつ創業されたのですか?

【江森】(敬称略) 現在33歳ですが、7年前の26歳のときに会社を作りました。私は17歳の時に現在の仕事に就きました。どうしてこの仕事に就いたかと聞かれる事もありますが、これといって大きなきっかけというのはありません。というのも、今まで仕事をした経験というものはありませんでしたので、最初は友達の紹介で軽い気持ちで入りました。自分では続くのかなという不安もありましたが、なんだかんだで辞めることなく続きましたから、この仕事は自分に合っていたのかもしれません。とりあえず、周囲に負けたくないという気持ちもあり3年は続けようと決めて、頑張ってましたら会社から現場の親方を任されたのです。当時20歳でしたが評価されてとても嬉しかったですね。そしてこの歳に結婚もしました。親方を務めながら結婚し家庭を持ち子供も生まれ、この先どうしようと考えた時に独立しかないなと思うようになりました。それで、独立したのです。

【本紙】 独立するにもお金もいるし、苦労も多かったのでは?

相談役に支えられ友達の輪写真

【江森】全てゼロから始めたので、確かに大変ではありましたね。若かったし、独り身だったら失敗しても取り返しがついたかもしれませんが、すでに家庭がありましたから、そういった意味でも大変でした。でも、自分の性格上では「なんとかなる」という思いもありましたから、とりあえずやってみようという感じでした。機材を揃えるのも大変でした。重機やトラックと色々と必要ですからね。最初はなにもなかった状態から少しずつ揃えていきひととおり揃ったのは1年くらいで、仕事が軌道に乗ったのが3、4年後くらいですね。最初は一人で不安も多少はありましたが、友達から人を紹介してもらったりして、今につながっています。それから、妻のお父さんが困ったときに色々と相談に乗ってくれたことはありがたかったですね。資金繰りにしても、いいところを紹介してくれたり、非常に助かりましたし、心強かったです。違う業界とは言え、商売をやっている人ですので、そういうこともあって気にかけてくれたのだと思います。今でも相談ごとはすべて義理の父にしています。家族の輪が広がった感じです。

【本紙】基礎工事は家とセットの感じですが、基礎屋さんの指名とかあるのですか?

【江森】 個人でやっている大工さんと繋がりがあれば、特定の基礎屋さんに頼むということはあると思います。ただ、当社の場合はハウスメーカーからの仕事が中心ですので、近場の現場を優先してどんどん仕事が入ってきますね。基礎を指名されるというケースは本当に少なくて、年間に1棟か2棟くらいです。でも、うちを信用して指名してくれるわけですから、やっぱり嬉しいものですね。基礎は表からは見えないじゃないですか。だからこそそういったところを手抜きせずに、丁寧にやるように心掛けています。

【本紙】 圏央道の柱に施工業者のパネルが貼ってありますが、基礎工事をされたら基礎にパネルなんてどうでしょう。

【江森】 あれはいいですよね。自信を持ってやっているという証明でもありますし、プライドを持てる仕事になりますね。基礎屋として考えたいですね。

【本紙】 ぜひ、作って下さい。会社としての夢などはありますか?

喫茶店を開きたい

【江森】 個人的な将来の夢がありますが、会社としては、もう少し大きくしたいという気持ちはありますね。個人的な夢は喫茶店をやってみたいのです。今の仕事もその夢のためにやっているようなところもありますよ。昔の昭和っぽい感じの喫茶店ですね。ああいうのがやりたくてしょうがないのです。場所もやっぱり地元でと思っています。ですから、その夢の為にも会社も大きくしなくてはと思っています。そして、今の仕事を子供たちが継ぎたいのであればそれでもいいし、継ぎたくないのならそれもいいかな、と思っています。喫茶店の夢はまだまだ先で、子供たちが成人してからと考えています。

【本紙】 素敵な夢ですね。ご趣味などは?

仲良し家族友達の輪写真

【江森】 趣味は冬であればスノーボードをやっています。それ以外だと家族でバーベキューとかでしょうか。基本日曜日が休みなので家族みんなで過ごすように心掛けています。ただ、今は、中一の長男が古河のクラブチームに所属しているのですが、学校が終わってからの練習なので、終了が8時頃で家に帰ってくるのが9時頃になってしまいます。妻と二人で協力しながら送り迎えをやったり、試合を見に行くことが多くて、それが趣味みたいになっています。私も中学のときにサッカーをやっていたので、子供達に簡単なことなら教えられるんですよ。親子でサッカーを通してコミュニケーションが取れるのはいいですね。家でもサッカーを観て、ああだこうだと話していますし、ワールドカップのときは夜中に起きて一緒に観ていました。家族揃って埼玉スタジアムにもサッカーの応援に行きました。一番下の男の子も幼稚園でサッカーをやっていますので、いい刺激になっているのではないかと思います。真ん中の小四の女の子は水泳をやっています。水泳も一番上までもう少しで行くので、そうしたら違うことをやりたいと言っていますね。

【本紙】 スポーツセンスがある仲の良いご家族ですね。

出会いは中学生

【江森】 どうなんでしょう。ただ、みんな足は速いですよ。特に妻は速いですね。私たち夫婦は趣味はほとんど一緒ですが、性格はまったく正反対です。妻はなんでもハッキリと言うほうですが、私はあまり言わずに受け止める方です。そういうところで気が合うのかなと思います。二人の出会いも若い時で、私が埼玉の中学生で妻が茨城の中学生だった時に友達の紹介で最初に知り合いました。でも、それ以来会う事もなく、高校になって学校は別でしたが偶然また会う機会がありました。でも、付き合うこともなく、それからしばらくして17歳のときに久しぶりに会って、そこから付き合い始めました。実は最初に会ったころから好きだったのですけどね。(笑)

【本紙】 では、お友達をご紹介ください。

【江森】 久喜市で居酒屋を経営されている狐崎宇史(キツネザキタカシ)さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。ぜひ夢の実現をされて下さい。(江森さんは家族思いな方で、仕事に朝6時30分くらいに家を出て、帰りは近い現場なら6時過ぎ、遠いと8時を過ぎるそうですが、夕食は家で家族と食べることを心掛けているそうです。若い経営者に学ぶところを感じました。)


江森土建
〒306-0306
五霞町原宿台4-26-21
TEL 0280-23-5592
日曜祝日休み