タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪545号(2018年3月4日発行) 
ファニチャーオグリ 小栗 ひろ子さんへ

【本紙】 友達の輪も23年目を迎え544人目になりますが、ファニチャーオグリさんからは4人目の登場となります。ご主人も登場されていますが、ご結婚されてどれくらい経つのですか?

【小栗】(敬称略) 主人の父も叔母も友達の輪に出ていますので4人目になるのですね。私は平成10年に結婚して小栗家に嫁ぎましたので、もう20年になります。主人と私の友達同士が知り合いで、それについて行っている内に縁が深まったという感じでしたね。私の実家は商売をやっているわけでもなく、普通のサラリーマン家庭でしたので、長男で商売をしているところに嫁ぐ事は両親から最初は反対されました。私の母も長男の嫁でして、「サラリーマン家庭でも大変なのに、商売をやっているところはもっと大変だ」という理由でした。

【本紙】 20年経ちましたが、家業には慣れましたか?

ちんぷんかんぷん

【小栗】 おかげさまで慣れたと思います。結婚したてでなにも知らなかったときに、建具部門の手伝いをしましたが、最初は長さの単位に戸惑いました。普通ならメートルやセンチのところが尺や間じゃないですか。ちんぷんかんぷんで、メモを取るだけでそれを担当の人に渡すくらいのことしか出来ませんでした。そのうち、家具部門で伝票入力のお手伝いをさせてもらうようになったのですが、伝票を見ているうちになんとなく、品物とかが分かってくるようになってきました。本当に素人でしたね、タンスのことをチェストと言ったり、同じものでも呼び方が違うことを覚えていきました。そして、接客や販売も手伝うようにもなりましたが、お客様から「こういうものはありませんか?」と質問されても、それが分からなかったりしていました。他のスタッフの方を見ていると、お客様の質問に対して、すぐに返答をしているので「私もそうならないと」と思うようにもなりました。

【本紙】 結婚される前はどんなお仕事をされていたのですか?また、現在はなにをメインで担当されているのですか?

経験は役立つ友達の輪写真

【小栗】 以前は日本橋にある百貨店に5年程勤めていました。百貨店は肉体労働的なところがあるので、男性はお酒売場や缶詰売場に配属されることが多かったですね。私は食品部に配属されまして、各地の名産品を集めたりですとか、レジ打ちなどもやっていました。しかし、仕事柄、立ち仕事が多く当時はヒールを履かないといけないルールがあり、運悪く腰を痛めてしまいました。治療していただいた接骨院の先生にも「この仕事をずっと続けていたら治るものも治らない」と言われていました。それで退職することにしたのですが、辞めると言ったときに、人事の方が動いてくれて勤めていた百貨店の子会社が川口にあり「空きが出そうなので、そっちに出向してくれないか?」ということになりました。当時は久喜に住んでいましたので、通勤時間も約1時間短縮され非常に楽になりました。出向先は経理の仕事でしたので、百貨店時代の販売と経理の経験は少なからず今も活かせていると思います。

【本紙】  お名刺にはインテリアデコレーターとフラワーデコレーターとありますが?新しいものにチャレンジされているようですね。

前向きチャレンジ

【小栗】 インテリアデコレーターはお客様に物と物の組み合わせを提案したり、家具の配置図などを描いて提案したりするものです。いまの仕事に関連した資格が欲しいと思って、5年程前に取得しました。フラワーデコレーターは花や造花、花器を持ち込んでもらって活け替えなどもやっています。また仕事に役立つように整理収納アドバイザーの資格も取ろうと思っています。子どもが3人いるのですが、その子らの部屋が散らかっているので、効率的に片付けるためのノウハウを知りたいと思ったのがきっかけです。2級までは取得しましたが1級を目指して勉強中です。また、ミシンで裁縫もやるのですが、お店にソファーの見本生地があるのですが、廃盤になるとメーカーから戴けたりします。それでなにか作ってみようと思い継ぎ合わせてトートバッグ等を作ったら評判が良かったのです。中学生の頃から母に足踏みミシンを教わっていた事が役に立ちました。祖母が和裁の免許を持っていて、作業している隣で私もちくちくと縫ったりしていました。当時、私は幼稚園児でしたが、祖母がそれを幼稚園に持参し自慢しちゃったのです。恥ずかしかったのですが先生や友達が褒めてくれた事がそれ以上に嬉しかったですね。そういう体験がいまに繋がっていると思いますね。2月16日に開かれた「第7回ハッピーマザーズタイム」でハンドメイドグッズなどと共に出品したりしています。

【本紙】 ファニチャーオグリをご紹介下さい。

部門ごとの協力体制

友達の輪写真

【小栗】 オグリ家具という名前でずっとやっていましたので、いまでも家具屋としてのイメージが非常に強いですね。現在、当社には建材部、工事部、インテリア、家具とあり、家具の中にリフォームや特注家具なども含まれます。特にファニチャーオグリになってからは木を活かした健康家具を多く取り扱うようになりました。当店が責任と自信を持ってお勧めできるものばかりです。また、リフォームにも力を入れていまして、お団子屋さんの池田屋さんのリフォームもやらせていただきました。インテリアは壁紙やカーテン、カーペットなどが含まれています。それ以外にも介護部門もあります。ひとつの部門だけでは出来ないこともありますので、各部門と協力してやっています。外注先の方々の協力のおかげで、住居に関することはほとんど出来るようになりました。そういったものを全て内包してファニチャーオグリとなります。現在お店では九州の波佐見焼の陶磁器を扱っていまして、ギフトでよく売れています。陶磁器なので、割れにくいですしフリーカップひとつで500円程になります。木製のコースターと一緒にして当店オリジナルの箱詰めも出来ますのでお勧めです。

【本紙】 素敵な陶磁器ですね。では、お友達をご紹介ください。

【小栗】 ハッピーマザーズタイムの会場にもなっている芦葉工藝舎の芦葉奈保美さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。整理収納アドバイザー1級頑張って下さい。 (小栗さんは、ご主人と同じ職場で20年経ちましたが、最初の頃は業界のことも仕事のこともなにも分からない状態だったので、ご主人の存在が心強かったとお話されました。ファニチャーオグリでありファミリーオグリですね。益々の繁栄を祈念します。)


ファニチャーオグリ
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