タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪549号(2018年5月6日発行) 
塗替え本舗 (株)カラーズ 代表取締役 増山 将さんへ

【本紙】 明るい店内と店構えですね。創業されたのはいつですか?

【増山】(敬称略) 22歳のときに創業しましたので9年前になります。3年前にカラーズという法人格に変更し、2年前にこの塗替え本舗事業部をオープンしました。

【本紙】 創業前も同様なお仕事をされていたのですか?

【増山】 いいえ。期間は少ないですが色々経験したのち、最終的に行き着いた場所が岩槻での塗師という職業でした。ご存じの通り岩槻は人形の町で、漆塗りが盛んでした。それが時代と共に建築関係や家具の塗装へと変わっていったのです。そこで出会った親方が素晴らしい人で、その親方から漆を学び、親方を助けていこうと自覚したのがこの職業に傾倒したきっかけです。その親方はもう亡くなってしまったのですが、親方との出会いは自分の人生の中でとても大きかったです。当時は親方の家に住み込みでした。そして25歳の時、妻と知り合って結婚しました。家庭を持ち本気でやらねばと思い、最初は借りた自宅兼会社という形でスタートし、子供が出来たのをきっかけに幸手に戻ってきました。

【本紙】 塗装全般を行っているのですか?

社員全員・資格フル装備友達の輪写真

【増山】 そうですね。店舗、住宅、社寺仏閣、ホテル、テーマパークなど色々とやっています。しかし、将来、会社として社員すべての生活を支え豊かにしていくにはこのままではいけないとも思っています。従来のように法人から仕事を請け負う形だけでなく、個人からも仕事を請けることの出来る企業を目指したいと考えました。そこでこの塗替え本舗という名称で誰でも入りやすい店舗を作りました。現在スタッフが10名在籍していますが、塗装業に関する資格取得をはじめ、プロフェッショナルを育てています。若い人間が揃っているので、ぱっと見で若いからどうのこうのとはプライドとしてあまり思ってほしくないですね。例えば、見た目だけで判断する場合、ベテランっぽい人と若い人だったら、大抵の人はベテランっぽい人を選ぶと思います。でも、その若い人が色々な資格を持っていて、技術も伴っていたら、誰もが若い人を選ぶと思います。そこで、「社員全員資格フル装備」を目標としております。ある資格を持っているのがひとりなら、その人しか現場に行けませんが、全員が同じ資格を持っているので誰であっても現場入りできるのです。女性スタッフも4名いますが皆が住宅診断士などを取得しており、彼女たちもお客様の家に伺い点検・住宅診断してます。きちんとした資格を持っていれば女性でもお客様から安心して任せてもらえます。

【本紙】いろいろな地域活動をされているようですね。

塗装で地域奉仕

【増山】 幸手市で生まれ育ち、市内の小中学校に通い育てられた恩返しの意味も含めていろいろなプロジェクトを行っています。また、地域活性化を望み、市のイベントには積極的に参加しています。また自分たちの塗装業という職業で地域に奉仕しようという考えの元、年間を上半期と下半期に分けて、「恩返しプロジェクト」を行っています。お正月イベントの粗品が若干余ってしまい、幸手中学校に寄付させていただきました。その際、正門の錆びが目立っていたので、校長に「塗装しましょうか?」と聞いたのです。学校側も卒業式を控えていることもあり喜んで下さいました。また、商工会青年部に在籍しておりますが、残り13年も任期があり、商工会の鉄骨階段を登る度に見た目が悪いと感じていました。そこで、局長に恩返しプロジェクトをやっているのでと話をしたら是非ということになったので、塗らせていただきました。これらのプロジェクトは幸手市にお店を構えさせて頂いている感謝の気持ちと、地域に根ざしていきたいと思いで実行しています。

【本紙】 順風満帆のようですがご苦労もあったのでは?

乗り越えた先に友達の輪写真

【増山】 はい、苦労しかないです。失敗ももちろんありましたが、挫折というのは自分の中ではなかったですね。失敗や挫折は乗り越える事で見えてくるものがあると思います。辛いことや大変なこと、失敗することもこの先たくさんあるはずです。でも、そこで諦めてしまうとまたやり直しになってしまうし、諦めずに頑張っていれば、きっと見ていてくれる人もいるはずです。諦めず乗り越えて努力し、夢を現実にしていきたいですね。仕事も遊びも、人生も目に見えて分かっているものがあると思います。お客様はもちろん、仲間や先輩・家族は絶対に裏切ってはいけないなど、そういうものを守っていけば道は開けると思います。こういう考え方が自然といろいろなものに繋がってくると思うのです。このお店を作ろうと思った理由のひとつも一般の方から直接塗装の仕事が受けられるようにしたかったのです。従来は私たち塗装屋に一般の方が仕事を頼むことは皆無で、大抵、工務店やホームセンターなどからの請負です。そこで、塗装の事ならなんでも相談できる、明るく入りやすいお店を出して、適正価格を明示して、折込みなどの媒体で告知しようと考えた結果です。おかげさまでお客様には気軽に来ていただいており、現在も8件のお客様にお待ち頂き、工事予約を頂いております。

【本紙】 これからの夢などありますか?

切磋琢磨 ~夢をカタチに~

【増山】 社員の幸せが自分の夢であり、いい会社作りが一番ですね。ああしろ!こうしろ!!と社長って意外と利己主義であり自分勝手だと思います。社長をやっていく中で気づいたのは、そういうのは社長のエゴなのかなと。社員は普通に休めて、しっかり稼げて、働きやすい環境が揃っていれば、余計なことはやらなくてもいいのではないかなと思うようになりました。これからの目標としては、社員皆で働きやすい環境を作り上げ、休みをきっちりと取りながらも確実に生産性を上げるようにすることですね。私の好きな言葉に「切磋琢磨」があります。お店にも飾ってありますが、友人からお店のオープン祝いで書道の先生に書いていただいたプレゼントです。大げさなものではないのですが、切磋琢磨して頑張ろう!切磋琢磨して夢を形にしよう!というものです。業務を誠実に安全にやっているか、己の向上心や自分を成長させているか、幸せを追求しているか、未来を考えているか、そういう気持ちで切磋琢磨し日々を生きていけば、夢は必ず叶うものだと思っています。

【本紙】 では、お友達をご紹介下さい。

【増山】 昌電工という社名で電気工事業をしている高田昌英さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。益々のご繁栄を祈念します。(増山さんは親しみやすく義理人情の厚い方でした。駅から歩いてくるとカラフルな椅子が目立つ店舗、気軽に立ち寄って下さいとのことでした。)

〒340-0115
幸手市中1-15-7小森谷ビル1F
塗替え本舗 (株)カラーズ
TEL 0120-39-2416
埼玉の屋根,外壁塗装専門店塗替え本舗