タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪552号(2018年6月17日発行) 
並木工務店 代表 並木 雄一郎さんへ

【本紙】 若くして独立されたと伺いました。

【並木】(敬称略) 22歳のときに独立しました。18歳くらいのときに塗装屋に就職しました。そこで、外壁塗装などをやっていたのですが、塗料のシンナーの匂いが苦手で、健康面に関しても影響があるのでは?と思い始めたのです。もちろん、今の塗料は安全なものですが、私が勤めていた頃の10年以上も前ですと、毎日の事でもあり匂いもそうですが、ちょっときついものを感じていました。実際に体に影響が出たりはなかったのですが、内装をやっていると、そこで使うクリア塗料が、体にかなりくる感じで辛かったですね。マスクもありましたが、わずらわしさもあって装着したりしなかったりでした。

【本紙】 それで転職を考えたわけですね。

形に残る仕事

【並木】 そうですね。なにをやろうかな、と考えたときに大工さんが浮かんだのです。大工の仕事って形に残るじゃないですか。それがなんとなく、いいなと思ったのです。それで、大工さんの職場をハローワークにいって探しました。20歳のときに大工修行に入ったのですが、大工の技術などはありませんから親方について教えてもらいました。そこの親方は色々となんでもやらせてくれる人で、時には現場のことも右も左も分からないのに独りにされたこともありました。もちろん、他の大工さんもいるのですが、面識もないような人なので、実質独りのようなものでした。おかげさまで責任感は身についたようで、夜遅くまで仕事をしていました。

【本紙】 20歳から大工修行ですか?独立をしようと思ったきっかけはなんですか?

仕事、仕事で友達の輪写真

【並木】 そうかもしれませんね。ちょうどそのときに結婚も視野に入っていましたので、そういう意味でも真面目に働いていたのかもしれません。そして、21歳で結婚して、22歳には子供が誕生しましたので、家族を養わないといけないという責任感も強かったですね。残業もして、がむしゃらに仕事を覚えていきました。しかし、雇われている身ですと給料もそんなに多くなく、子供も生まれて、さらに教育費を考えるとちょっと厳しいかもしれない、という考えがありました。それで、親方に相談して親方の下で仕事を流してもらうという下請けのような形を取るようにしました。そういう風にやらせてくれた親方にも感謝しかないですね。その親方には3年くらいお世話になったのですが、26歳くらいのときに完全に独り立ちしました。大工の仕事も続けてきて、自分の中に自信というものも生まれましたし、仕事を続けてきた中で横の繋がりが出来てきた、というのも理由のひとつですね。それからは現在までハウスメーカーの建売りを中心にやっています。

【本紙】独立から今に至るまででご苦労などはありましたか?

【並木】 独立した最初は仕事、仕事で家庭を顧みないところがありました。私としては収入がないと生活もままならないと思っていたのですが、妻のほうは収入はそこそこでもいいから幸せな家庭が築ければと思っていたようで、そこでの考え方の違いが生まれてしまったことですね。今にして思えば、もっと腹を割って話し合えば良かったとは思いますが、人生の教訓として、今後に活かせればと思っています。

【本紙】 そうでしたか。今後の夢などはありますか?

お客様として

【並木】 今回、幸手の自宅を新築させてもらったのですが、それに関わってくれる様々な業者さんが自分の為に色々なサービスをしてくれるのです。私はお客さんの立場だったのですが、それはやっぱり嬉しいことなんですね。仕事柄、それが逆になることも当然あるわけですから、そのときの自分と同じように喜んでもらえるような仕事をしたい、と強く思うようになりました。もちろん、建売りの仕事も住む人のことを考えてやっていますが、ハウスメーカーさんが窓口ですから、大工としての私のところまでお客さんの声が入ってきにくいというのが現状なんです。最初から最後まで自分で責任を負えるような仕事をしてみたいと思います。そうなると、従業員も増やさないといけませんし、会社の規模も増していかないといけません。自分の夢のために少しずつやっていくしかないとあらためて感じています。

【本紙】 お仕事柄ですか、立派な体格ですね。スポーツもされているのですか?/p>

多彩な趣味友達の輪写真

【並木】筋トレが趣味なんです。(笑)実際に始めたのは3年くらい前で、最初の理由は大工は力仕事なので筋力を高めようとのことでした。でも、筋トレを続けていくうちに、自分の体に筋肉がついて変化が目に見えるようになってくると、自分自身にも自信がついてきたのです。筋トレ以外ですと、NOVAに行って英会話の勉強をしています。世界の人口に比べると、日本の人口ってちっぽけなものじゃないですか。そう考えてみると、会話できる人って少ないのでは?と思ったのが理由ですね。3年くらい通っていまして、まだまだ自分が伝えたいことを正確に伝えることは出来ないですが、相手にある程度読み取ってもらえるくらいにはなりました。正確でなくても意外と伝わることってありますし、表情やボディランゲージも付けて会話しています。実力を試しに、都内の外国人の集まるところに行ってみたこともあります。お酒の力もあって、いつもより流暢に話せたような気はします。

【本紙】 駅前留学ですね。レベルとかあるのですか?

【並木】NOVA内で段階がありまして、5から始まりまして9まであるのです。9まで行くとビジネスの世界でも通用するレベルとなるそうです。私はまだ6でして、日常英会話がなんとか出来るようになるという段階です。週に1回受講していますが、進みは遅いほうかもしれません。それ以外にTVCMでよくやっているスピードラーニングもやっていますよ。NOVAと同じようなタイミングで始めたのですが、1巻から40数巻まであるのです。ipodに入れて時間のあるときに聞いたりしていますね。最初の頃は英語が耳慣れないのでちょっと違和感があったのですが、今ではすっかりと慣れました。

【本紙】 筋トレと英会話、素敵な趣味ですね。では、お友達をご紹介下さい。

【並木】 ネイルアートをされている佐藤藍さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。夢に向かってのご発展を祈念します。(並木さんは明るい方で何事も真っ直ぐという印象を受けました。建築関係でご相談があればお気軽にどうぞとコメントされました。)

並木工務店
加須市旗井1-26-16
TEL 080-1017-9869