読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

友達の輪553号（2018年7月8日発行）　
ネイルサロン　Ainail　佐藤　藍さんへ

【本紙】　お仕事はどれくらいやられているのですか？ネイリストになったきかっけは？

【佐藤】（敬称略）　独立したのは3年位前ですね。この仕事についたきっかけは、高校生の頃からネイルを初めとした美容関係が好きで、そういうアルバイトをよくやっていました。でも、結婚が早かったので、元々やっていた仕事を辞めて、美容とは関係のない仕事をしていました。その仕事も、体調を崩して辞めざるを得なくなってしまいました。入院までしたのですが、無事に退院しまして、そこからどんな仕事をやろうかな？と考えたときに、元々好きだったネイルサロンで働きたいと思ったのです。28歳位の頃でしたが、それでネイルサロン専門の学校に通うことにしました。

【本紙】　専門学校ではどのようなことを学んだのですか？独立しようと思ったきっかけと営業形態を教えて下さい。

爪は千差万別

【佐藤】　資格を取るための勉強がメインでした。資格にはネイリストやジェルネイルなどがあります。ネイルはケアが一番の基本で、爪の形を整えたり、角質を除去して清潔にしたりなどです。ジェルネイルというのは爪を飾るようなものになります。私は専門学校に2年間通いました。3級を目指し基礎からネイルケアを中心に勉強し、在学中に1級まで取得しましたが、生活もありますので2級を取ったあと、学校に通いながらネイリストとしてモラージュにあるネイルサロンに勤めました。資格は取っても実際となると難しく感じました。爪の形は千差万別で爪の形にあった処理をしなければなりません。また、対面接客ですから、会話をしながら施術するというのも大変でした。サロンには2年位勤めましたが、サロンといっても、色々な考え方のサロンがあり、ネイルに関しても当然流行りなどもあります。私はそういうものも積極的に取り入れたいと思っていましたので、それで独立を決意しました。でも、モラージュでの経験はいまでも活きています。当店は女性専用のサロンで営業時間は朝9時から最終受付夜9時30分までで、完全予約制になっています。1回に掛かる時間が2時間～3時間位になりますし、私ひとりでやっていますので、だいたい1日に4名位が限界ですね。

【本紙】　店内にネイリスト部門4位という賞状が飾られていますが？

ランキング4位

【佐藤】　「ネイルブック」というアプリがあるのですが、その中にネイルデザインランキングとネイリストランキングがあります。当店はデザインランキング入りしているデザインが多数あります。ネイリストランキングには「当日ランキング」もあり、毎日100位以内には入っていて3月には２位になりました。ネイルをする方は「ネイルブック」をサロンの人に見せて施術してもらう方が多く、「ネイルブック」はネイリストがデザインしたネイルを投稿すると、閲覧数でランキングがつくシステムです。私は今年4月に4位になって賞状をいただきました。年間ランキングのランキング入りはなかなか難しく、それを目標に頑張っているところです。お客さまの中には、ネイルブックを見ている方もいて、「デザインいいな、と観たらここのお店でびっくりした」というお話もたまに聞きます。全国で閲覧され当サロンに来られない方も見ているものなので、素直に評価されてうれしく思います。

【本紙】お客さまの要望も難しいでしょうね？

【佐藤】　そうですね。お客さまときちんとお話をして、要望に沿うように施術をしています。写真を持ってこられる方もいますが、稀に難しいものもありますが、自分で出来るものであればお受けするようにしています。最近はキャラクターネイルの希望も多く、その場合は既存のものは使わず、自分で描いたものでやっています。子供の頃から絵が好きだった経験がいまに活きていると思いますね。また、技術向上のためのセミナーにもちょくちょくと通っていたこともあります。最近は時間が取れなくてなかなか行けませんが（笑）

【本紙】　これからの夢などはありますか？

育てる側に

【佐藤】　お店を開いて3年くらいですが、本格的に独立してから1年目くらいになります。実はモラージュで仕事をやっているときに、空いている時間を使って副業的な感じで、自宅でもネイルサロンをやっていました。実際に独立してみると、思った以上に忙しくてやる事もたくさんあって大変です。料金等も地域やお店で様々ですから、独自に検討しないといけないですし、うちのお店は安いほうだと言われますが、他にも安いサロンも出始め、価格競争に入っている印象です。でも、忙しいということは仕事があるということなので、ありがたいことだと思っています。夢については、認定講師試験というのがあるのですが、その資格を取得して、「指導する側・育てる側」になりたいと考えています。まだ受けたことはないのですが、相当に難しいらしいです。もっともこれは最終的な目標なので、まだまだ先の話になりそうです。いまはお客さまの爪をセットするのがすごく楽しいので、しばらくは施術する方がメインでしょうね。

【本紙】　趣味などはありますか？

多彩な趣味

【佐藤】　絵を描くのが好きです。風景などではなく、自分で考えたものを描くのが好きです。絵自体は昔から好きで、小学生の頃は漫画家になりたいと思っていました。でも、中学生になったら美容師になりたいと思い始めました。美容師にはなれませんでしたけど、美容系という点では夢は叶えられたのかもしれません。ネイルのデザインなども絵と共通するものもあります。絵が好きな事も役に立っているのかなと感じます。

【本紙】　ネイルはどれくらいの周期でやり直すものですか？

【佐藤】　3、4週間くらいが理想ですね。ただ、お客さまにも都合や予算がありますから、必ずその間隔で来られるとは限りません。ですので、ある程度の期間が空いても、取れないようなつけ方をしています。それには技術も必要ですし、またそのお客さまに合ったジェルを使用しています。色々な種類のジェルがありますので、それらを揃えるのもなかなか大変なことです。

【本紙】　美しさを追求するお仕事は楽しそうですね。では、お友達をご紹介ください。

【佐藤】　ボディービルをされている深作靖子さんをご紹介します。ボディービルの大会で優勝したりとすごい向上心のある方で、尊敬する方です。私もボディーメーキングを目指して深作さんとトレーニングをやっています。

【本紙】　ありがとうございました。益々のご活躍を祈ります。（佐藤さんはご自宅の一部をサロンとして営業されています。完全予約制ですのでご連絡の上ご確認して下さい。）

Ainail
久喜市久喜東
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