タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪559号(2018年10月7日発行) 
司法書士小松原孔明事務所 司法書士 小松原 孔明さんへ

【本紙】 司法書士になろうと思ったきっかけってなんですか?

【小松原】(敬称略) 職業については、父が公務員でしたから、公務員になるのもいいかな、と軽く考えていたくらいで、司法書士という職業を目指そうとは思っていませんでした。学生時代でしたが身内にマンションやアパートを所有しているところに嫁いでいた身内がいまして、そういった不動産管理についての法律関係に詳しい人が身内にいたほうがいい、という話になったのです。それで、当時私が日大法学部に通っていたこともあって、私に白羽の矢が立ち、当時は不動産ブームということもあって、「宅建主任者の試験を受けてみたら?」という話になり受験したわけですが、おかげさまで1回で合格することが出来ました。その合格祝賀会のときに担当してくれた先生に、あなたみたいなタイプは司法書士に向いているから、司法書士の試験を受けてみれば?と示唆されたのです。

【本紙】 学生時代に合格されたのですか?

大学とバイトと予備校

【小松原】 宅建は学生時代に合格しましたが、司法書士試験は大学とは別に受験対策の予備校のWスクールで臨みました。予備校の学費を捻出するのにアルバイトをしていましたから、学生時代は大学とアルバイトと予備校でほとんどの時間を費やしていました。司法書士に合格できたのは26歳のときでした。合格証書を手にするまでに5年間ほどかかりましたね。それで、どうしようと思っていたところに、同期の合格者の中に独立する人がいて、その人と入れ違いの形で港区の司法書士事務所に入所することになりました。でも、私自身は自分で開業するつもりはなく、この事務所にずっとお世話になるつもりでいたのです。ただ、そこの所長の方針が「後進を育てる」というものだったのです。私はその方針もなにも知らずに事務所に入ったものですから、3年程経ったときに所長に呼ばれて「君は何年ここにいるのだ?」と言われ、なにを言っているのか分からなかったくらいですよ。そして、「来月からはもう全部を自分でやりなさい」と言われたのです。7月21日にそれを告げられたわけですから、もう10日足らずで、ほぼ追い出されたような形ですね。(笑)

【本紙】 8月1日からどうしたのですか?

友達の輪写真

【小松原】 司法書士事務所の登録そのものは申請してから3ヶ月くらいかかるものですから、そのまま仕事を始めてしまうともぐりの業者になってしまうのです。私は独立することがあるのなら司法書士の仕事には裁判案件も多いので、まず、弁護士さんのところで1~2年ほど修行させていただこうと思っていましたが、さすがにそんなことをやっている余裕はなくなってしまいました。即座に登録申請をしようとしたのですが、事務所の場所も決まっていないので、登録しようにも出来ない状況でした。そのときに、同じ事務所で働いていて、先に転職されていた方から私と似たような境遇の面白いのがいると紹介されたのが土地家屋調査士・行政書士の清水さんです。元々、宇都宮のほうで会社をやっていたのですが、事情があって幸手に事務所を移すということだったようです。似たような業態ということもありまして、ワンストップサービスということで、ひとつにまとめてしまったほうがお客様にとっても都合はいいだろう、ということで一緒にやることになったわけです。最初の頃は東さくら通りにあったアイメガネさんの隣にあったプレハブで3年程やっていたのですが、しばらくして全部一緒にやってしまおう、ということで社労士である今は亡き清水さんのお兄さんとも一緒に仕事をするようになりました。清水さんのお兄さんにはJC(青年会議所)に入会を勧められたり、まちおこしやボランティアの多くを学びました。清水さん兄弟には大変お世話になり感謝でいっぱいです。当時私は30歳でしたから16年前のことです。

【本紙】 JCは40歳で卒業ですが、お忙しかったようですね。気晴らしというかご趣味などありますか?

いわゆる乗り鉄

【小松原】 鉄道旅行ですね。いわゆる乗り鉄といわれるものですね。子供の頃から鉄道が好きだったみたいで、それが今も続いているという感じです。まとまった休みが取れない仕事ですから、さすがに日本全国の路線に乗った、とまでは行きませんけれど、要所、要所の路線は乗ったことはあります。一番印象に残っている路線ですと、北海道ですね。よく電車はあまり風景の移り変わりがないように思えますが?と聞かれます。ところが逆に新鮮なところもあるのです。日本の三大車窓と言われているところがあります。一つ目が北海道の狩勝峠というところです。十勝と石狩を分けるようなところで、帯広と夕張の間くらいのところです。二つ目が長野県の松本から長野に抜けるところです。中央線の延長のような路線があるのですが、そこの姥捨駅がそう呼ばれています。三つ目が宮崎県、熊本県、鹿児島県の県境にある矢岳越えというところです。これらには全て行ってきました。

【本紙】 ひとつのところにどれくらいの期間、滞在するものですか?写真なども撮られるんですか?

息抜きという趣味友達の輪写真

【小松原】 最短で2泊ですね。その場合は現地に行って、適当なところに宿泊して、翌日に目当ての路線に乗って、何往復かするのです。(笑)写真は撮りません。私はとにかく見るのが好きなんです。そして、ほとんど一人旅です。余談ですけど、昨年から今年の年末年始ですが、30日から2日まで九州のいろんな路線に乗っていました。今年は九州で、去年は東北に行っていました。とにかくまとまった時間が取れるのがGWか年末年始くらいですので、そういうときでないと行けないようなところに行くようにしています。今年も鹿児島中央から東京まで新幹線で8時間かけて帰ってきました。私の趣味は息抜きです。(笑)

【本紙】 今年の年末も楽しみですね。では、お友達をご紹介ください。

【小松原】 同じ司法書士で埼玉会の副会長をされている八木さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとございました。益々のご活躍を祈念します。(小松原さんは司法書士会で主催する震災などで仮設住宅に暮らす人たちの相談を受ける巡回訪問を行っているそうです。被災した直後であれば、多くの方たちが支援訪問するようですが、時間か経過すると定期訪問は社会福祉協議会と司法書士会の方たちだけという話も聞かれるそうです。小松原さんは年3~4回行かれるそうですが、継続することの大切さを伝えてくれました。)

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司法書士小松原孔明事務所
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