タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪574号(2019年6月9日発行) 
幸手市 スポーツ推進員 采谷 典子さんへ

【本紙】 スポーツ推進員とはどのようなお仕事ですか?特定のスポーツをされていたのですか?

【采谷】(敬称略) 市町村において、スポーツ推進のために教育委員会から推薦された人達で構成されています。地域の皆さんにスポーツの実技の指導をすることが主な仕事になります。スポーツ推進員を務めはじめてもう11年になります。私は今の住所には平成元年に越してきました。体を動かす事や、スポーツが好きだったということもあって、地域の体協に入りました。そこでの活動を通して、行幸地区からスポーツ推進員に選ばれ、ずっと続いています。友達の輪にご紹介いただいた藤井さんも行幸地区で、私は娘が3人、藤井さんは娘さんがお2人なんです。それで、小学校の頃からずっと仲良くしていただきまして、家族ぐるみの付き合いでもう20年くらいになります。私は子供の頃から走ることや運動が好きで、中学校からはずっとテニスをやっていました。就職したのもスポーツメーカーで、実業団にも所属していました。上手くはありませんが、好きで続けてきたようなものです。主人もテニスをやっていまして、出会ったきっかけにもなりました。

【本紙】 平成の両陛下もテニスがきっかけでしたね。体協も長いようですが、最近は地区の運動会なども縮小傾向ですね。

若い世代が増友達の輪写真

【采谷】 スポーツ推進員より体協の方が3年くらい長いですね。現在、行幸の副支部長をさせていただいてます。地区民祭の運営が大変だという地区も聞きますが、行幸地区はここ数年若い世代が増えており、行幸小も生徒が増えています。ですから、地域の活動をやると参加人数が非常に多いのです。2月に「歩け歩け大会」があったのですが、行幸地区で260人もの参加がありました。行幸の体協の総会では、来賓から「どうしてこれだけの参加者があるのですか?」と驚かれていました。その理由としては地域の人やPTAの方と連携が強いことだと思います。行事の中心にいる方たちがこと細かに動いてくれるのです。コミュニケーションを取ったり、イベントのときには、「いつどこでこういうことをやります」と告知したりですね。行幸地区には専門部が多くクラブ単位で集まります。クラブはソフトボール、少年野球、少女バレー、インディアカ、ミニテニス、グランドゴルフ、最近では若い人達中心で作られたフットサルもあります。地区民祭も大変ではありますが、参加者が増えてきて嬉しいところでもあります。参加したいけど、人数が多すぎて選手に選ばれないこともあります。そこで自由参加の競技を作り、昨年は1000メートル競走をやりました。50名限定でしたが大勢の参加者が集まり、皆さんのやる気が伝わってきましたね。

【本紙】 体協とスポーツ推進員の掛け持ちはお忙しいですね。

【采谷】 そうですね。前回もそうでしたが地区民祭の前に高齢者スポーツ塾というものを開きました。私も講師として参加し、ミニテニスとファミリーバドミントンの講座を担当しました。このスポーツ塾を通して、参加者の方たちが続けたいと言ってくださり、ミニテニス同好会が出来て今でも続いています。こういう風に興味とやる気がある人達がいるというのは、スポーツ推進員として非常に嬉しいことでもあります。去年は、さいかつボール教室とフロアカーリングの講座も講師として担当しましたが、参加者の皆さんがクラブ化されました。私がたずさわった講座がきっかけとなって、参加者の方たちが積極的に動いてくれる、というのは非常に嬉しく、私自身のやりがいにもなりますね。

【本紙】 ビューティカウンセラーという肩書きもお持ちですね?

アロマ資格友達の輪写真

【采谷】 実は私は肌が弱いところがありまして、そんな時に出合った化粧品があったのです。20年前になりますが、最初は自分の為でした。しかし、お肌の弱さやアレルギーなどもほぼ改善されたのです。それで、他の人にも知ってもらいたいと思ったのです。肌は心と体に密接に関係しています。心も体も健康だとお肌も綺麗になってくるのです。また、友達がアロマをやっていて、私もアロマを知ることが出来た上に、その過程で癒される香りというものに興味を持つようになりました。アロマの資格も1級、2級と取っていきましたが、その奥深さは素晴らしいものがありますね。アロマにはイギリス式とフランス式があります。フランスの方ではアロマは医療として活用されています。私はフランス式のアロマです。それで私はメディカルアロマに入って、色んな講演を聞きに言ったり、医療関係の方とのお話も聞いたりしています。オイルを嗅ぐことによって、鼻の嗅神経から脳に伝わります。手につけることによって、皮膚から吸収されるという効果もあります。ただ、残念な事にあまり質のよくないオイルが出回っているのも現状です。日本に入ってくるオイルも、厚生労働省で検査し認可されたオイルは確かです。オイルメーカーによって製造も管理も違います。どんな形でオイルを作って、どんな形で管理しているのか、というのを消費者側がしっかりと意識するのも大切です。最近では認知症予防のオイルもあります。オイルのきちんとした知識を身につけて、用法を間違える事がなければ効果はあるはずです。

【本紙】 アロマを活かしたボランティアもされているようですね。

Wで嬉しいこと

【采谷】 ストレス社会でもありますから、メンタル面の改善をアロマから出来ればいいなと思います。介護センターや福祉施設などでも徐々に浸透していってると思います。つい最近、幸手のあるデイサービス専門のところでワンポイントメイクと、ハンドマッサージのボランティアを行いました。そこでリップクリームを塗ってあげたり、眉を描いてあげたりするととても喜んでくれたのです。中には涙を流してしまったという方もいるくらいでした。そこまで喜んでくれるなら、と思いっきり綺麗にメイクしてあげて、ウェディングドレスも着せてあげたのです。メイクも人によって違いますので、私の方も勉強になりますし、メイクをしてあげた方も喜んでくれますし、お互いに嬉しい事ばかりです。皆さんが健康であると同時に綺麗になってもらえるというのは私としても嬉しい事です。

【本紙】 すばらしいことですね。では、お友達をご紹介ください。

【采谷】 PTAから今までずっとお付き合いが続いている矢島昇さんをご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。今後も美と健康のお手伝いにご活躍下さい。(采谷さんの趣味のひとつは洋裁です。娘さんに服などを作りたいと思ったのがきっかけで始めたそうです。今ではお母様の形見の着物や帯などでバッグを作ったり楽しんでいるそうです。)