タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪620号(2021年5月23日発行) 
ドッグサロン Seek(シーク)オーナートリマー 潮来 奈々さんへ

【本紙】 荒井さんからご紹介をいただきました。今年、独立されたそうですね。店名のシークとはどんな意味ですか?また、このお仕事に入ったきっかけなどは?

【潮来】(敬称略) よろしくお願いいたします。昨年から準備をしていましたが、コロナ禍でしたので、いろいろ考えました。それでも、思いが強かったので、今年の2月1日にオープンしました。私は幼稚園の頃から動物が好きでした。今も犬やウズラを飼っています。子どもの頃から動物に触れ合ってましたので、自然と動物に関われる仕事がいいなと思うようになりました。進路を決めたのは高2から高3の頃ですね。最初ははっきりとしたイメージもありませんでした。ただ単に、動物が好きだからそれに関われる仕事が出来ればいい、といったくらいの考えでした。それで、高校卒業後、動物関係の専門学校に入学して、美容デザイン学科でトリマーを学びました。そして、卒業してから久喜にあるサロンで7年間お世話になっていました。そこしか勤めてはいませんでしたが、多くのことを学ばせてもらいました。いつかは自分のお店を出したいなとは思っていましたが、本当に出す日がくるなんて、思ってもみませんでした。シークは「追い求める」という意味です。お客様のご要望や自身のお客様に対するサービスを、追い求めるという思いも込められています。

【本紙】 コロナ禍でもありましたが、独立する際、ご家族の反応はいかがでしたか?

父が背中を友達の輪写真

【潮来】 仕事を辞めることになったときに父に相談してみたのです。そうしたら、場所はあるのだからお店をやってみたら?と言われました。うれしかったですね。父が背中を押してくれたことが、自分でお店を始める最初のきっかけになったと思います。そして、実際にお店をやってみて、もしダメだったとしても若いのだから他にも色々と出来るだろうとも言ってくれました。父も自営で仕事をしているので、経営者としての経験から色々と相談したり、アドバイスもしてもらいます。自分の人生設計になってしまうのですが、30歳くらいまでには結婚して子どもが欲しいと思っています。でも、お店を始めてしまったので結婚して子どもが出来たときにどうしようとも思います。人生設計も母に相談したら、「子どもが出来たら私が面倒みるから大丈夫だよ」と軽く言ってくれました。暗に早く孫の顔が見たいと言っているような気もしますね。それでも、そう言ってもらえるのは嬉しいことだと思います。

【本紙】 仕事として関わるのとペットとして動物に関わることの違いはありましたか?

卒業後は独学

【潮来】 基本、ペットとして飼う場合は、その動物が喜ぶことをしてあげればいいじゃないですか。でも、仕事となるとトリミングを嫌がる動物もいます。それで暴れられたり、噛みつかれたりとかすることもあります。ですから、仕事とペットではずいぶん違います。でも、動物に対する愛情はいつでも同じです。

【本紙】 トリマー全体の仕事の中で一番メインになるのはなんですか?

【潮来】 あえて言うならカットでしょうか。特にプードルなどはデザインカットで映えますから、やらせていただく機会は多いですね。基本的なことは専門学校で教わりますが、専門学校の勉強だけでは当然不十分ですね。足りないところは専門誌を見て勉強したり、自分で調べたりします。たまにお客様から「これこれこういう風にしてほしい」と依頼されたときに、こういうデザインもあるのだ、と新しい発見があったりもします。また、爪切りや耳掃除などもあります。また、犬のお尻のところにある臭腺というところから、溜まった臭い液を出すというのもあります。これは知らない人が多いと思いますが、知っていたとしても素人の方には出来ないと思います。大型犬は犬自身で出せる場合が多いのですが、小型犬の場合は自分で出すことが出来ないのです。だから、定期的に液を出してあげないとどんどん溜まっていってしまい、最終的に破裂してしまって病院に掛かることになってしまいます。

【本紙】 なにか他にご趣味などは?

ブラックバス友達の輪写真

【潮来】 最近はブラックバス釣りにハマっています。相模湖や利根川水系の長門川によく釣行しています。釣り自体は昔から父に連れられてよく行っていましたね。その頃はへらや鯉などを釣っていました。従兄がブラックバス釣りを始めたと聞いて、それを見ていたら楽しそうだな、と思って私もやり始めました。初めて行った日に53センチのブラックバスを釣りました。いわゆるビギナーズラックというやつですね。それですっかりとハマってしまいました。

【本紙】 お店の目標はありますか?

【潮来】 幸手の中だけでも、「あの店が1番上手いよ」と言われるぐらいに頑張っていきたいです。ペットのカットの場合の、私自身「ちょっとイメージと違ったな」という部分があったとしても、飼い主さんが気に入ってくれる場合もありますが、プロの目から見られるとまた違ってきます。デザインカットになると、トリマーの趣味になってくるので正解はなく、好き嫌いの領域になりますね。

【本紙】 得意とするデザインはあるのですか?

【潮来】 プードルで例えると、マッシュルームカットやアフロっぽく丸っこくするのは得意ですね。

【本紙】 楽しそうですね。では、お友達をご紹介ください。

【潮来】 同級生の大久保 操さんをご紹介します。幸手にお住まいですが越谷でドッグサロンを経営されています。

【本紙】 ありがとうございました。益々のご繁栄を祈念いたします。(ドッグサロンの外観や内装などカラーコーディネートまでご自身でこだわったお店だそうです。潮来さんは幼少の頃からご自宅がお父さんの会社だったそうで、学校から帰るといつもお父さんの姿があったそうです。そんな背中を見て自立も早く実現されたのでしょう。)

埼玉県幸手市北3-10-3
電話080-5692-2195
営業時間:9時~18時
定休:火曜日(月曜日・日曜日 不定休)