タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪628号(2021年9月19日発行) 
子育て支援ねっとわーく代表 山本 晶子さんへ

【本紙】 「ねっとわーく」の活動に関わられているそうですね。現在は代表ですね。

【山本(昭子)】(敬称略) 「ねっとわーく」発足は16年前、私が関わり始めたのは8年前、代表になって4年です。「ねっとわーく」の始まりは、幸手市で「子育て支援の策定会議」がありまして、そこで集まったメンバーが策定だけで終わらせるのはもったいないという事になり、市民が中心となって立ち上げたネットワークです。4、5年前は私たちと同世代の方が多かったのですが、現在は若い方も増えて約30名で運営しています。若い方が増えてきて嬉しい限りです。「ねっとわーく」は色々な団体からの参加者がいます。私は「子育てサロンなでしこ」というところから参加しています。「なでしこ」は、図書館で絵本の読み聞かせをしている団体です。 「ねっとわーく」の代表は4年程になります。声掛けで集まってくれた方たちで運営していますので、のびのびとやらせていただいてます。

【本紙】 主にどのような活動をされているのですか?何かテーマがあるのですか?

子育て応援まつり友達の輪写真

【山本】 年1回、ウェルス幸手で「子育て応援まつり」を開催しています。基本的なテーマは一貫して、遊&愛を掲げています。私たち市民が中心になって開催しているもので、市や社協、地域の団体などから協賛をいただき開催しております。時期的に市民まつりや、健康福祉まつりと続き、子育て応援まつりと流れが出来ているので、市が主催だと思われている方も多いと思うのですが、あくまで主催は「ねっとわーく」であり、市と社協から補助金や場所の提供という形で協力いただいてます。残念なことに昨年はコロナ禍で、おまつりは開催できませんでした。でも、出来ないならしょうがないと諦めるのではなく、ウェルス幸手と幸手駅橋上の駅前ステーションギャラリーでPR展という形で、展示のみではありましたが実施いたしました。またYoutubeチャンネルを開設して、それぞれ参加している団体の活動を動画で紹介させていただきました。インターネットを利用したPRが出来るようになったのも、若い方の参加が増えているおかげですね。

【本紙】 子育てをされている方たちには悩みや問題を抱えている人も多いのでしょうね

【山本】 「ねっとわーく」の会則に「楽しく子育てが出来るような環境作りに尽力します」と書いてあります。でも、実際の活動となると子育てに特に不都合のない方が集まりますから、そういった情報があまり来ないのです。でも、最近フードパントリーの方も入会されて、そういったところを少し覗かせてもらって、私たちにも出来ることを見つけていければと考えています。

【本紙】 いろいろな支援に期待したいですね。今年は子育て応援まつりは開催されるのですか?どんな企画でしょう。

12月12日

【山本】 2019年の応援まつりでは、ウェルス幸手の中央フロアで演奏やダンスをやったり、2階の部屋で子どもたちが遊べる場などを用意したり、乳幼児も参加できる「赤ちゃんハイハイレース」なども開催しました。4時間くらいですから、あっという間に終わってしまいますが、若い世代の方と一緒にお祭りを作り上げたり、繋がっていくことが楽しいですね。今年は12月12日にウェルス幸手で開催する予定です。現状では、人数制限と予約制という形で分散して開催できるように動いているところですが、コロナがどうなっていくのかが読めない状況です。

【本紙】 コロナ収束して欲しいですね。他にご趣味もあるようですが。

軍手人形友達の輪写真

【山本】 手芸が好きです。手芸自体は子どもの頃から好きだったのですが、最近コロナもあって時間を持て余すようになってしまったのです。そこで最初は暇つぶしで古いものをリフォームしようと母の着物などをほどいて、お手玉を100個ほど作ったのです。そうして、お話し会でも使えそうなものでも作ってみようと色々と作りました。それを見た「なでしこ」の友達が「ステーションギャラリーに出してみたら?」と言ってくれて、それで6月にステーションギャラリーに軍手人形というものを出展させてもらいました。手遊びにも使えますので、お話し会でも使ったりします。また、幸手は幸せの手と書きますからハッピーちゃんとハンド君というキャラクターで軍手人形を作って、幸せなら手を叩こう♪と子どもたちの前で歌ったりしました。色んな手遊びがありますが、そういったものにちょっとした小道具を使うことで、より楽しい印象を与えられると思うのですよ。

【本紙】 ピアノ講師もされているそうですね。

ご近所付き合い

【山本】 音大を卒業したわけでもなく、ピアノは趣味で学生時代にちょっと人に教えた程度の技術でした。結婚を機に幸手に越してきたときに、ご近所付き合いの一環から子どもたちに教えて欲しいということでスタートしました。毎年、小さなコンサートを開いているのですが、41回目となりました。今年、42回目を予定していますので42年目ということになりますね。当時は緑台小学校が出来たばかりの頃でした。合唱が非常に盛んな時期だったということもあり、そういう場で伴奏などもやらせていただきました。今はピアノが上手な方がたくさんいますけれど、あの頃はピアノが弾ける方も多くなくて、それで私に声が掛かったのだと思います。ピアノの生徒さんにも恵まれ一時期は幼稚園、小学生、中学生から成人されてる方まで幅広くいました。毎日7人くらいレッスンに来られるのですが、自身の子育て真っ最中の時期でもあってとても忙しかった記憶があります。今は人数も少なくなりましたが、子どもたちとのふれあいを楽しみながら続けています。

【本紙】 継続は力なりですね。では、お友達をご紹介ください。

【山本】 家庭教育アドバイザーであり、「傾聴ピース」で活動している島田雪子さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。少子化の時代ですが、「ねっとわーく」の存在で子育てを楽しめる地域になってほしいですね。(「ねっとわーく」の活動は、評価され2019年度の厚生労働省の子育て支援ネットワークのHPで詳しく紹介されたそうです。また、山本さんはクラシックギターも加須にあるギタークラブに入ってアンサンブルを楽しまれているそうです。音楽が身近にある生活は楽しいでしょうね。)