タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪632号(2021年11月21日発行) 
遠藤歯科医院 歯科医師 遠藤 啓一郎さんへ

【本紙】 大澤さんとラグビーをやっていたと伺いましたが?今でもやられているそうですね。ラグビーの魅力って何でしょうか?

【遠藤】(敬称略) 大澤さんとは国学院栃木で一緒にラグビーをやっていました。その後は歯科医を目指していましたので歯科大学に入りラグビーを続けていました。今でも社会人クラブチームでやっています。16歳から始めたラグビーは20年以上続けていることになりますね。

【本紙】 人生の半分以上ラグビーですね。体育会系ですね。

変わっていく自分

【遠藤】 実は中学時代は背も低く体重も少なく、色白でパソコン部に在籍していました。そんなラグビーとは縁遠い私が高校に入ってからラグビーを始めたわけですが、最初の頃は「間違いなく辞めるだろう」と周囲から思われていました。さらに、国学院栃木がラグビーの強豪校だということすら、当時の私は知らなかったのです。だから、入部当時の自分の体格を考えた場合、仲間からは異端児に見えたと思いますね。でも、ラグビーでどんどん自分が変わっていく感じが楽しかったのです。挫折も何度もありましたし、辞めようと何度も考えました。でも、ラグビーの仲間というのは独特な何かがあって、非常に繋がりが強いのです。そういった助けもあって続けてこられたと思っていますし、当時の仲間たちと今でも縁が続いているというのは嬉しいことです。社会に出てからも人付き合いが増え、人間関係が豊かになるのもラグビーの魅力で、私自身本当に人に恵まれているなと心の底から感じています。

【本紙】 幸手に戻られたのはいつですか?趣味は何でしょうか?

パン作り友達の輪写真

【遠藤】 いくつかの歯科医院や総合病院、大学病院口腔外科などを経て5~6年ほど前から父親の歯科医院に勤務しています。ここは父が開院した歯科医院で、以前は幸手団地の方にありました。現在の場所に移転して、もう20年近くは経つかと思います。現在、歯科医院は主に父と私と私の妻の三人のドクターで診療しています。おかげさまであまり患者さんを待たせることなくスムーズに診療が出来ています。趣味はパン作りです。パン作りが好きで妻と一緒にパン教室に通っています。パン教室で作ったパンは家で何度も練習し失敗と成功を重ねながら少しずつ上達していると感じています。

【本紙】 ラグビーとパン作りはなかなか結びつかない趣味ですね。他に趣味はありますか?

疲れない体友達の輪写真

【遠藤】 他に妻とふたりで登山もやっています。主に八ヶ岳をメインに登っています。日帰りではなく、山小屋に宿泊したりテント泊をして山頂を目指すというスタイルです。先々月に妻と一緒に八ヶ岳の最高峰にチャレンジしたのですが、妻にそのことを話すと絶対に付き合ってくれないと思ったので、直前まで目的地を秘密にしていました。途中、鎖を握って進んでいくルートもあり、妻には厳しかったのでしょうね。ギブアップ気味になってしまいました。それで、自分の荷物とテントを背負っていましたが、さらに妻の荷物も背負って登山しました。自分でも不思議なのですが、体力が有り余っていてあまり疲れないのです。中学の頃、両親にスキーに連れて行ってもらったのですが普通はリフトで登って滑るじゃないですか。でも、私はリフトに並ぶのが面倒で、板を担いで走って登って、そこから滑ってまた登るというのを繰り返していました。それを見た両親から「お前はちょっとおかしい」と言われたのです。自分の感覚としては、他の人がリフトを使うのは楽をしたいからで、やろうと思えば自分と同じことが出来ると思っていたのです。柔道をやっていたので多少体力はあるほうかなぐらいに思っていたのですが両親から指摘されてはじめて自分の体力が異常であることに気が付いたのです。ラグビーをやろうと思ったきかっけのひとつです。ただ30代後半になり体力の衰えやケガの治癒が遅いことも少しずつ身に染みてきています。35歳頃にラグビーの練習で足首を折ってしまったため体幹を鍛えるためにジムで筋トレしたりキックボクシングを習ったり努力はしていますが年齢の壁を痛感している今日この頃です。

【本紙】 今後の夢や目標などありますか?

コミュニケーション

【遠藤】 こうしたい、というのは特にはないのですが、歯科医としては虫歯をもっと減らしていきたいと思いますね。また、治療はもちろんですが、患者さんとのコミュニケーションも大切にしたいと思っています。当院は子供の患者さんも多いので、以前にやっていた小児歯科の経験を生かし子供とのやり取りを大切にしています。虫歯になってしまったから治療するというのではなく、普段から患者さんとの会話を通して、子供であっても大人であっても患者さん自身の虫歯予防に対する意識を高めることが出来ればいいな、と思います。また、スポーツ用のマウスピースを作製していますが仕事でスポーツと関われるのは非常に幸せだと個人的に感じています。大澤さんを紹介した御代田先生には私が高校時代からラグビーを通じてお世話になっているため現在は昌平高校ラグビー部を中心にマウスピースを作製していますが、さまざまな競技に対応しておりますのでご興味がある方は相談してもらえればと思います。

【本紙】 ご趣味の話題が豊富ですからコミュニケーションも豊かでしょうね。新しく始める予定のものはありますか?

【遠藤】 今後は現在通っているパン教室で低糖質スイーツを習う予定です。以前東京に住んでいた時に通ったお菓子教室でお菓子作りのおもしろさを知り再度本格的に習いたいと思いました。パンやお菓子作りは女性の方が多いイメージがありますが、私が通っている教室はパンもお菓子も男性は私しかいません。(笑)

【本紙】 ありがとうございました。では、お友達をご紹介ください。

【遠藤】 後輩のレストランプロローグの渡辺旬さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。今後も地域の虫歯予防に貢献ください。(遠藤さんは50歳位まではラグビーを続けたいと語り、クリスマスも近いのでシュトーレンを作る予定ですとほほ笑んでいました。)