タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

サイトマップ・個人情報取扱いについて
  • トップ
  • 友達の輪
  • タウンプレスとは
  • タウンプレス最新号
  • 会社案内
  • 特集号
  • 学校新聞
  •  
  • 読売新聞

友達の輪638号(2022年2月20日発行) 
言絵舎エディター 大野 純子さんへ

【本紙】 デザインや編集のお仕事に興味をもたれたきっかけってありますか?

【大野】(敬称略) 子供の頃から本を読んだり文を書くことが好きでした。大人になって一般企業の人事系で働いていましたが、そこでも文章を書くことが多かったですね。結婚を機に退職、幸手に引っ越してきてすぐに地元のタウン誌・アットホームニュースさんのスタッフになりました。取材を通して色々な経験をさせていただいたおかげで、もっと広域な仕事をしたいと思うようになり、浦和の出版社に就職。そこはカフェやラーメン、蕎麦などのお店を紹介するいわゆる「ガイド本」がメインの出版社でした。企画の立ち上げから始まって、実際にお店を訪ね調査し、掲載するお店が決まったらライターやカメラマン、デザイナーを手配して一冊の本を作っていきます。基本的には本を作るディレクターのような仕事です。20年ほど続けていましたが、残念ながらその出版社はなくなってしまい、ご縁があって、宮代のデザイン会社に5年程お世話になりました。

【本紙】 現在はどのようなことをされているのでしょうか?

経験をどう活かす友達の輪写真

【大野】 今は、フリーで編集の仕事をしながら、ゆったりとしたペースでイラストレター・halさんと創作ユニット「言絵舎」としても活動しています。デザイン、イベントの企画など地域の方々と一緒にモノヅクリをしていきたいと思っています。4月に春日部で本屋さんやイタリア料理店さん、おせんべい屋さんと一緒に『よりみちじかんII』というイベントを開催予定です。 また、数年前から「地域で頑張っている人を応援したい」との思いが強くなり、私が今まで経験してきたことで少しでも誰かのお役に立てたらいいなぁと。ちょうど、地元に戻ってきた頃、「日の出」のオーナーである建築士の池澤さんから『月曜日から木曜日まで、店番をしてもらえませんか』とお誘いをいただきました。「日の出」は、金・土・日のみ営業の「ボードゲームカフェ・くまのす」としてスタート、それ以外の日はイベントやワークショップ等に利用できるレンタルスペースですが、利用が無く閉まっている日が続くとなんのお店か分かりづらく、また、地域の交流の場としてもお店を開けておきたいとのことでした。私もフリーで活動をしているので時間はありますし、「日の出」というお店を通して地域のみなさんと楽しいことが出来ればいいなと思い、手伝わせていただくことにしました。2021年4月から店番をしていますが、来店される方と色々とお話をすることで、なにか新しいことが生まれるのではないか?という期待感があります。レンタルスペースというと入りにくい印象がありますので、今後は地域の手作り作家さんの作品などを積極的に展示販売していきたいと思っています。また、この春から2階のスペースをテレワークなどでご利用いただけるよう準備中です。その時に合わせて軽飲食の提供もできればと考えています。

【本紙】 お店の雰囲気もレトロな感じですね。

みんなの茶の間

【大野】 池澤さんをはじめ、まちに対する熱き思いを持った方々が自ら投資されて作った場所です。できる限り建物が持つ歴史と個性を残したリノベーションは、昭和な感じで落ち着くと好評をいただいています。また、お店の前は幸手桜高校の通学路ですので、高校生などの若い人たちにどうすれば関心を持ってもらえるのかも課題です。たまにお店をチラっと見て「なんだろう?」という感じの子は見かけますが。今は高校生も疲れ気味かと思いますので、ほっと一息つける空間にもなればいいなと思っています。自習の場として使ってもらうのはもちろん、ボランティアの方にちょっとした勉強を教えてもらったり、一緒に将棋をしたりと地元の大人の方と交流を持てればいいですね。子供たちが楽しそうにしているのは周囲にとっても、まちにとってもいいことだと思うのです。日の出のキャッチフレーズ「みんなの茶の間」ですので、それに沿った形で実現させたいと思います。

【本紙】 言絵舎や日の出以外でも活動はされているのですか?

「ここらへんみやげ」友達の輪写真

【大野】 ひとつは、幸手駅自由通路で地産商品を中心に販売する「幸手駅改札口商店」に参加しています。毎週火曜日の15時~18時の3時間だけですが、常連の方も増え、お客様との会話が何より楽しいです。地元の男子高校生も毎回帰りに顔を見せてくれたりと、世代を超えた交流の場になっています。今年は、2月22日からスタートします。今回から新たな商品も並びますのでぜひ! もうひとつは、杉戸町の地域活動拠点『ひとつ屋根の下』のデザイン担当の方から「『3ビス』メンバーで、この地域ならではのお土産を作るプロジェクトを立ち上げるので、言絵舎として参加しませんか」と声をかけてもらいました。そして、久喜、杉戸、宮代、春日部、越谷、草加に住む広域メンバーと一緒に力を合わせて『ここらへんみやげ』という新しいお土産ブランドが誕生しました。昨年秋には、東武動物公園駅に無印良品がオープンした際、メンバーが作ったお土産品を無印良品の店内にて販売させていただきました。それが縁となって、無印良品の銀座店でも販売させていただく機会に恵まれました。なお、『ここらへんみやげ』の商品は、「ひとつ屋根の下」で常設販売している他、一部商品のみですが、「日の出」でも販売しています。
※「3ビス(わたしたちの月3万円ビジネス)」好きなことを活かして楽しく稼ぐビジネス。自分も周りも地域にもうれしい仕事を生み出すコミュニティ。

【本紙】 いろいろとご縁がつながりますね。では、お友達をご紹介ください。

【大野】 日の出の共同経営者の奥さまで、建築設計士の関 知加子さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。コロナが落ち着いて人手が戻ると日の出も楽しみですね。(大野さんはお仕事柄とてもクリエイティブで、心から地域を活性化させたいという思いが伝わる方でした。桜の季節が楽しみです。)

日の出
金・土・日 ボードゲームカフェ・くまのす
月曜~木曜 レンタルスペース
レンタル料 2,000円~(1日6,000円)
幸手市中4-2-24
言絵舎 instagram@kotoesya