タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪651号(2022年9月4日発行) 
幸手都市ガス(株)常務取締役 藤倉 俊彰さんへ

【本紙】 市内で河内屋商店さんを経営されていますが、幸手都市ガスの常務取締役でもあるのですね。

【藤倉】(敬称略) そうですね。家業が燃料店を長年やっていますが、幸手市に都市ガス事業が始まる時に、当時の三ツ林町長から、地元だけでやれるかと、幸手市のLPガス事業者に打診があったそうです。父をはじめとして市内のLPガス事業者と幸手市財界の方々との協力で、幸手都市ガスが50年前に産声を上げました。以来50年、地域の皆様に支えられてきました。感謝申し上げます。私は今年の春から常勤で常務取締役となりました。LPガス業界と都市ガス業界は同じガスですが、実際に仕事に入ってみると、具体的に分からないことがたくさんあるので、今は勉強しながら仕事をやっているという感じです。

【本紙】 今年は供給開始50周年にあたるのですね。都市ガス供給エリアは広がっているのですか?都市ガスとプロパンガスの違いはなんですか?

供給開始50周年

【藤倉】 都市ガスは認可されている供給エリアがあり、私共はそのエリア内でガス供給をしているという形になります。50年前のエリアからは若干変わっていますね。当初は幸手団地と緑台東武団地、東地区に供給を開始しました。その後に杉戸高野台や香日向などが出来てきて、それに伴ってエリアが広がっていきました。エリア拡大については、供給先となる分譲住宅などが出来るのでそこにガスを供給するという申請を出し、それが認められれば供給エリアが広がっていくという形になります。ガスの違いですが、プロパンガスはLPガスとも呼ばれますが、これは液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)のことです。石油の原料となる原油が材料となっており、主成分はプロパンですが、ブタンなども含まれます。空気よりも重いため、ガス警報器は床から30cm以内の場所に設置。一方、都市ガスはLNGを主原料とします。LNGは液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)のことです。都市ガスは空気より軽いので、ガス警報器は天井から30cm以内の高さに設置されます。どちらのガスも本来は無臭ですが、そのままだとガス漏れに気づきにくいため、わざと人が嫌う臭いを付けています。都市ガス、プロパンガスは、ともにCO2排出量の少ないエネルギーです。

【本紙】 警報機の位置も変わるのですね。日本のガスはほとんど輸入ですか?ロシアによるウクライナ侵攻もあり、輸入価格の高騰や節ガスが問題視されていますが、どう思われますか?

省エネが必要友達の輪写真

【藤倉】 LNGはほぼ輸入です。食料をはじめ、なにからなにまで日本は海外への依存度が高く食料自給率においても30%台ですね。ガス器具の部品も海外調達が多く、製品納期の遅延ということも起きています。ふろ給湯器ですと、現在2、3ヶ月待ちの機種もあります。以前は年末に頼んだものが半年後の5月、6月という状況でしたから、それに比べれば改善はされています。原因としては主に半導体などの部品で、そういったものの遅れです。様々な自給率に関してはガス業界だけではなく、日本全体の改善すべき問題だと思います。輸入価格の高騰に関しては、その理由がロシアの問題だけでは無く多岐にわたりますので予測が難しいですね。また、節ガスについてですが、日本の現状においてはそこまで心配する必要はないと思います。ただ、省エネという意味においては必要だと思います。すぐにガスがなくなってしまうとか、ガスが電気で言う停電のような状態になるということは考えなくていいかと思います。ただ、今後に向けて省エネや節ガスのやり方を考えていくというのは良いことだと思います。ガス業界としても、カーボンニュートラルに向けて高効率のガス給湯器などもさらに研究・開発していくはずです。

【本紙】 ガス業界のカーボンニュートラルですか?

カーボンニュートラル

【藤倉】 カーボンニュートラルはガス業界としては大変大きな問題で無視できないものです。私たちも常日頃からWeb上などで勉強会を行っています。一般的に「カーボンニュートラル=電気」というイメージがありますが、多くの電気を作っているのは化石燃料だったりします。レジリエンスという意味では、エネルギーが分散していることが必要ですし、その意味でもガスの必要性、重要性というのが出てきます。従って、ガス業界としても、2030年、2050年へ向けてのカーボンニュートラルに対して、どのように取り組んでいこうか大きなテーマとなっています。CO2を出さないだけでなく、出てしまったCO2を集め水素と反応させて都市ガスの主成分であるメタンを作る“メタネーション”という技術も研究されています。エコジョーズやハイブリッド給湯器、ガスで発電をするとともに排熱を給湯や冷暖房に利用する「コジェネレーションシステム」というのもあります。現在はエネルギーについて、色々な選択肢がありますので、カーボンニュートラルを目指す企業として幅広く対応していく必要があると思っています。

アベレージ80友達の輪写真

【本紙】 色々と忙しそうですが、気分転換はどうしていますか?

【藤倉】 気分転換はゴルフですね。アベレージは80台くらいですね。コロナ禍ということもあり、ゴルフをやる時間がほとんど取れなくなってしまいました。以前は月曜日が休みでその日にゴルフに行っていました。コロナ禍なので、あまり人のいない早朝スループレーに行くようにしていました。ただ、都市ガスに勤務するようになり、月曜が休みではありませんし、河内屋商店の仕事もあるので、なかなか行けないですね。また、コロナ前は仲間たちと飲み歩いたりも出来たのですが、それも全く出来なくなってしまいました。デスクに向かって座っている仕事が多くなり、身体も鈍り気味ですね。

【本紙】 では、お友達をご紹介ください。

【藤倉】 「旬彩 本多」という和食店を経営している本多裕一さんを紹介いたします。

【本紙】 ありがとうございました。二足の草鞋でお忙しいでしょうが、地域の安定したエネルギー供給にご尽力下さい。(幸手都市ガスでは都市ガス供給の他、電気販売、関連会社で石油やプロパンガスも取り扱っているそうで、家庭内のエネルギーはほとんど対応できるそうです。キッチンはもちろん、お風呂、トイレ、ドアといった家の中のリフォームから外構工事も全て出来るそうです。都市ガスをご利用でないお客様でも、お気軽にショールームへご相談にお越し下さいとのことでした。)

幸手都市ガス(株)
幸手市大字上吉羽字天神74
TEL:0480-42-4311