タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪669号(2023年6月18日発行) 
Dream Land店主 立花 美香さんへ

【本紙】 こちらはいつオープンされたのですか?お店をやろうと思ったきっかけなどありますか?

【立花】(敬称略) 2022年の5月10日に開店しましたので先月1周年を迎えたばかりです。ここは「ハッピーマザーズ」のオーナーが所有している建物で、そのテナントとしてお借りしています。「ハッピーマザーズ」は当初ここを拠点にしていましたが、幸手団地の方に移りました。そのタイミングで刺繍のお店をやりたいという方が店舗を探していて、私もハンドメイドをやっていて昔から雑貨屋さんをやってみたいと思っていましたので、「ハッピーマザーズ」のオーナーにその気持ちを伝えたら「じゃあ、ここでお店をやってみたら」となりました。

【本紙】 タイミング大事ですね。元々、雑貨などのご商売をされていたのですか?

リボン沼‼

【立花】 やっていませんでした。それまではイベントに出店して、ハンドメイドの品を販売するということをやっていました。最初は2018年頃でしたが、ママ友の集まりでなにかを作りながらお喋りしようというものでした。編み物をしたり、ドリームキャッチャーやラベンダースティックなどを作ったりしていました。色々と作っていく中で「リボンをやってみよう」ということになり、みんなで始めました。私は娘がいますので、娘に着けたいと思いながら作っていました。ママ友みんなで作っていたのですが、その中でも一番リボン沼にハマったのが私でした。それで、たくさん作りましたので「趣味の押し付けのようなもので良かったら使って」とみんなに配っていました。そうしたら「こういうのを作って欲しい」と頼まれるようになって「タダで作ってもらうのも申し訳ないから、代金を支払いますよ」とも言ってくれました。そこで初めて、自分の作ったものはお金を出して買ってもらえるものだと思うようになったのです。そこで、イベントに参加して一般の人たちにも販売してみようと思ったのです。

【本紙】 店内にはたくさんの雑貨やリボンなどがありますね。

委託販売友達の輪写真

【立花】 色々な雑貨がありますが、全部が私が作ったものではなく、委託販売という形で置いてあるものもあります。種類としては、リボン、布小物、ポーセラーツ、レジンなどがあります。ポーセラーツは陶器に転写シールを貼って釜で焼いたものです。レジンはレジン液というのがあるのですが、それにお庭で育てたお花などを入れたりして固めてアクセサリーにしたものです。また、刺し子やデコ商品、消しゴム判子、革小物など多種多様になります。自分の作品だけでは商品アイテムが足りないので、みんなの作品も一緒に売ることで商品数を保ちつつ、委託料がテナント料の足しになればいいなと思っています。

【本紙】 これからさらにやってみたいことはありますか?

子供たちの居場所

【立花】 自分の子供も可愛いのですが、子供は誰でも可愛いと思います。そんな子供たちの為に駄菓子屋さんをやってみたいと考えています。ハンドメイド品は子供たちには高いのですが、駄菓子だったら10円や100円を握りしめて気軽に子供たちが来てくれると思うのです。そうして子供たちが集まって、交流の場になってくれたら嬉しいですね。うちの子もまだ小さいので、14時くらいまでしか営業できませんが、ゆくゆくは営業時間を延ばして、学校帰りの子供たちが立ち寄れる場所になるとうれしいですね。また、子供たちが親には言いにくいようなことも気軽に相談できる場にもなってくれればとも思います。私の子供も土曜日などは主人が仕事なので、面倒を見る人がいなくなってしまい、いつもお店に連れてきています。子供がいるとその友達が来てくれたりもするので賑やかになりますね。駄菓子屋は子供に手伝ってもらったりします。足し算引き算の勉強にもなりますし、人と接する良い機会にもなります。子供もお店屋さんをやれるのが楽しいみたいですし、お店の様子を見ることで、社会勉強になっているのではないかと思います。

【本紙】 ハンドメイドもママ友がスタートですね。ママ友はヒントがいっぱいですね。

ママの笑顔はみんなの笑顔友達の輪写真

【立花】 ママ友から「こういうのがあったらいいね」というところから始まって、色んなボランティアをやっています。例えば、これから幼稚園に入園するお子さんがいる方向けに、幼稚園からの説明ではなく、実際にその幼稚園に通っているお子さんの親から話を聞けるような場所を提供しています。園服や幼稚園での費用がどれくらいかかるのか、事前に知りたいという人は多いと思います。また、「お弁当に冷凍食品は駄目」というような、噂が流れることもあります。でも、実際に園に通っている人から話を聞くと、そんなことは全くないのです。子育ては不安ばかりが多いのですが、ママならではの視点から活動の幅が拡がっています。また、ママの笑顔はみんなの笑顔、略して「みんまま」というのを主宰しています。考え方が同じ方向を向いている「きみどりさん」、「あきこさん」、私の3人が出会って結成したものです。ホテルグリーンコアさんの本館を借りて年に2回「幸手ビューティデー」というイベントを行いました。次は12月に行う予定です。

【本紙】 ビューティデー、どんなイベントですか?

美容部員15年

【立花】 実は私は15年くらい美容部員をやっていました。20歳の頃から始めたのですが、求人募集のコピーが「自分も綺麗になれる」と印象的だったのです。それで綺麗になりたいと思って応募したのですが、自分よりも他人を綺麗にしてあげる方が楽しく、お化粧をやってあげたり、教えてあげたりして、人に喜んでもらえるのが好きだったのです。そんな経験を活かして、イベントで「メイクレッスン」もあるのですが、自由に楽しくやらせてもらっています。でも、ハンドメイドが楽しいのでメインになっています。

【本紙】 では、お友達をご紹介ください。

【立花】 団地でこども食堂をやっている石森佳苗さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。楽しいイベントで地域コミュニティを広げてください。(Dream Landでは毎月1回、「おたから市」を開催しているそうです。7月28日、8月22日を予定しているそうで、「売るまででもなく、捨てるのももったいない、欲しい人に渡ってくれれば」という感じのイベントだそうです。興味がある方はのぞいてみたらいかがでしょう。)
Dream Land
埼玉県幸手市東5-1-27(業務スーパーさん裏手)
営業時間:10:00~14:00
定休日:不定休
土曜日:隔週営業