タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪679号(2023年11月5日発行) 
フォークデュオ「貴ちゃんち」内藤 純子さん 貴史さんへ

【本紙】 ご夫婦で音楽活動をされているそうですね。「貴ちゃんち」はいつから活動されているのですか?

【内藤(貴史)】(敬称略) 2014年からです。結婚した頃くらいの時にふたりでやってみようか?という感じで始めました。それまでは、ひとりでギターの弾き語りをやっていました。高校1年くらいの時に長渕剛さんにあこがれて、ギターを始めたのです。友達に「ギターをやってみたいんだ」と言ったら使っていないギターを持ってきてくれたのです。それを借りて3ヶ月くらい練習をしていくうちに弾き語りまで出来るようになりました。それからずっとどこかで披露することもなく、家で弾き続けていました。30歳の頃、人前で演奏するアマチュアの人たちを見て、自分もやってみたいなと思うようになったのです。そして人前で音楽をやり始めるようになった4年後位に結婚しました。

【本紙】 奥様はいつくらいから音楽を始められたのですか

百恵ちゃんの秋桜友達の輪写真

【内藤(純子)】 幼稚園のときからピアノをやっていました。小学生の頃、当時、幸手にあった少年少女合唱団に入って、歌に慣れ親しんでいきました。それから幼稚園の先生になるための学校でもピアノの授業があるので、ずっと音楽には関わっている感じですね。

【本紙】 お二人は音楽関係での出会いだったのですか?

【内藤(純子)】 私の知り合いの人もアマチュアで活動していて、そのライブに誘われて観に行きました。その日はオープニングでお客さんも一緒に歌ってもいいという日でした。その方がやはりライブに出演していた「貴ちゃんが伴奏してくれるから、百恵ちゃんの秋桜だったら歌えるんじゃない?」と言われたのです。それで飛び入りでステージにあがって伴奏をお願いしたのが出会いでした。

【内藤(貴史)】 ステージで出会ってから3ヶ月後に結婚したのです。いま考えてもどうしてそんなに結婚を急いだのだろうと思ってしまいます。(微笑)結婚式でも私がギターを弾いて彼女が「秋桜」を歌うシチュエーションを再現ドラマのように演じました。

【本紙】 「貴ちゃんち」はユニット名ですね。

【内藤(貴史)】 そうです。最近は妻である純ちゃんの歌がメインになっているので、「純ちゃんち」にした方がいいという声もあります。ただ、「貴ちゃんち」の名刺を作って100枚以上ありますので、しばらくは今のままです。(笑)

【本紙】 どこで演奏活動されているのですか?

【内藤(純子)】 お店や宮代にある新しい村などで演奏しています。私たちは結婚して最初は春日部に住んでいて、子供が生まれる前は自由に動けましたので、上尾の方にもよく行っていました。お店で主催ライブをやらせてもらったり、夜は春日部や大宮のライブバーで演奏することもありました。昼はデイサービスに歌の音楽ボランティアをやっていました。

【内藤(貴史)】 子供も出来て、実家の幸手で両親と一緒に住もうか、ということになって、二世帯住宅を新しく建てて、幸手に越してきたのです。幸手市内でも複数のデイサービスに定期的に出向いていました。

【本紙】 どこで演奏活動されているのですか?

年間70本以上

【内藤(貴史)】 まちまちですが、10月は3回演奏しました。過去には年間70本以上やっていた時期もありました。昼間は施設、夜はライブハウスと1日に2回やったり、自然と増えていった感じです。音楽ジャンルはフォークソングやポップスです。さだまさしもやりますし、一時期は吉田拓郎もよく演奏していました。

【内藤(純子)】 デイサービスなどに行くと、そこにいる方たち世代の曲の方が聴きやすいでしょうから、昭和歌謡のような曲もレパートリーに入っています。私は沖縄三線を弾くので、涙そうそうなど誰もが知っているような曲も演奏します。

【本紙】 三線はいつからやられていのですか?ギターと三線の曲もあるのですか?

【内藤(純子)】 大人になってからですね。三年間ほど習っていて、「貴ちゃんち」を始めるころはもう三線を持っていました。

【内藤(貴史)】 ギターと三線の組み合わせで演奏することは多いですね。二人で歌いながらギターと三線を弾く感じです。そもそも二人で音楽をやるようになったのは、新婚旅行で行った沖縄がきっかけです。那覇には民謡酒場が多く、あるお店でリードが三線でサイドがギターというのを観たのです。ふたりともその楽器を弾けるし、「これでやってみたら面白いんじゃない」となったのです。

【本紙】 主催のライブとか1ステージどのくらい演奏するのですか?

【内藤(純子)】 だいたいMC込みで1時間位です。歌詞カードを配って「皆で一緒に歌いましょう」というコーナーを作ることもあります。また、基本的にはふたりですが、たまに他の楽器を演奏できる人に入ってもらって、普段とは違うアレンジで演奏することもあります。

【本紙】 音楽以外でのお二人の趣味などは?

趣味も繋がる友達の輪写真

【内藤(貴史)】 私は子供の頃から絵を描くのが好きで、大人になってから描くものもなくなっていたところ、音楽仲間の似顔絵を描いたらすごく喜ばれたのです。私たちの名刺にも二人の似顔絵を描いています。

【内藤(純子)】 ふたりしてお酒を飲むのが好きなんですが、子供たちが4歳と2歳で、まだ小さいですから、生活は子供中心になりますね。子供が生まれる前は公園に遊びに行くと言いながら、ふたりで居酒屋に行ったりしていました。(笑)

【内藤(貴史)】 また、夫婦で日ハムのファンです。観戦ならラグビーや演劇も好きですね。

【内藤(純子)】 元々、私が日ハムのファンで東京ドーム時代によく試合を見に行って応援していました。野球もラグビーも演劇も知り合いから声を掛けてもらって観に行って好きになりました。趣味も夫婦でいろいろ繋がっていますね。

【本紙】 仲良し夫婦ですね。円満の秘訣のようなものはありますか?

ライブ後が最高

【内藤(貴史)】 考えたことはないですね。結婚して9年目ですが、結婚当時とあまりテンションは変わっていないような気がします。

【内藤(純子)】 音楽で言えば、お互いに完璧でないと駄目という人もいると思いますが、私たちの場合は上手くいこうが駄目であろうがそれはそれでOKと受け入れてしまうところもあります。

【内藤(貴史)】 ライブが終わった後がお互いの雰囲気が一番いいかもしれません。ステージをやり切ったという満足感や高揚感に包まれて非常に気分が良くなります。

【本紙】 ライブ観たくなりました。では、お友達をご紹介ください。

【内藤(純子)】 フルートの指導をしている野口美穂さんをご紹介いたします。

【本紙】 ありがとうございました。(貴ちゃんちのお二人はとても仲良くて、取材の終わりに一曲歌を演奏してくださいました。透き通った歌声とギターと三線の音に心地良い時間を頂きました。出演依頼は大歓迎とのことです。QRコードからフェイスブックへ飛び連絡を取っていただければとのことです。市内のイベントなどでの活躍に期待したいですね。)


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