タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪682号(2023年12月24日発行) 
幸手市近隣の情報版運営管理者 大澤 寿夫さんへ

【本紙】 フェイスブック(FB)で発信している「幸手市近隣の情報版」はいつ始められたのですか?きっかけは?

【大澤】(敬称略) 最初は「幸手市グルメマイスター」として投稿を始めました。今から10年くらい前です。きっかけは、幸手市がさびれている感じが否めず、そんな中でも美味しいお店がたくさんあるので、発信しないのはもったいないと思ったのです。本業は理学療法士で、リハビリを担当しています。その傍ら、食べ歩きすることが好きで、その話題が患者さんとの間の話のネタにもなるので、あちこち動き回っていたのです。最初はそんな感じでしたが、それらの情報をフェイスブックに上げてみたら面白いんじゃないかと思ったのが始まりです。どうせやるなら肩書もと思って、幸手市の美味いものを案内するから「幸手市グルメマイスター」でいいか、と安直な感じで決まりました。

【本紙】 最初に紹介されたお店はどこですか?また、特にお好きなのものや、変わった店などありますか?

ラーメン好き友達の輪写真

【大澤】 美味しい大判焼きで、毎日行列が出来ている「かざりや」さんです。このお店がグルメマイスターというタグをつけて投稿した最初のお店です。それからは、自分が気に入ったものをどんどん紹介している感じです。正確な件数までは分かりませんが、重複も含めればインスタグラムやXなどのSNSで200件近くは投稿しています。最近はお店だけではなく、色々なイベントの紹介もしています。最初の頃は面白くて夢中になったので月に2回~3回くらい更新していましたが、最近はちょっと頻度が落ちて月に1回くらいになっています。ラーメンが好きですね。幸手市内のみならず久喜や栗橋の方まで足を延ばしたりしています。幸手のラーメン屋さんはいろいろありますが、個人店は色々な個性を持っていますね。「来集軒」さんにはチーズカレーラーメンという他にはないであろうものがありますし、「金田亭」さんは魚介や豚骨系で昔からコアなファンがいます。また、「花畑」さんだと塩ラーメンが非常に美味しいです。お店によって勝負している味が違いますから、その中から自分が好きだと思う味のお店に行くのがいいと思います。最近移転した「ふじこう」さんというお店がありますが、メニューが豊富で量も多く、何を食べようか迷ったときはあそこにいけばなにかしらはあります。他にスリランカカレーの「カムカム」さんも美味しいです。「美味しいお酒が飲めるお店はどこですか?」と聞かれることもあるですが、実はお酒が飲めないので困ってしまいます。(苦笑)

【本紙】 これからどういった方向へ発信していこうかと考えていますか?

賑わってほしい

【大澤】 始まりが幸手の商店街をもっと賑やかにしたいというところからですから、私が発信した情報を基に幸手に来ていただければ嬉しいです。友達から「幸手はなにもなくて寂しいね」と言われてしまうので、もっと賑やかに出来ればと思っています。幸手は空き店舗が多いですよね。例えばですが、空き店舗で商売をやりたい若者に格安で紹介出来るレンタル店舗のような形にしてみるのもいいかと思います。市外の方に来てもらってもいいですし、相乗効果で新しいものが生まれたら、それも幸手の産業になると思うのです。また、桜高校の生徒さんにひとつお店を持ってもらうというのもありなのではと思います。自分たちのお店を経営してみて、なにを作ってどう売っていくかという現場に出る一歩手前の練習にもなります。せっかく地元に県立高校があるのですから、3年生になったら2ヶ月でも3ヶ月でもなにをやるかはお任せで、実習としてやってもらうのもいいのではないでしょうか。こういった事例は全国的にも例が少ないでしょうから、マスコミにも取り上げられるかもしれません。私は幸手グルメマイスターとして活動していますが、営利目的ではありません。ただ、私の投稿をきっかけに幸手のお店に来てもらって、少しでも商店街が賑わうのであれば私はそれで満足なのです。

【本紙】 理学療法士とありますが、このお仕事に就こうと思ったきっかけはなんですか?

母のリウマチ

【大澤】 私が中学生くらいの頃に母がリウマチを患って、腰や肩が痛いというのをよく聞いていました。高校で陸上をやっていて、私も腰を痛めてしまったことがあります。その時、母から理学療法士という仕事があることを教えてもらったのが、この仕事を知ったきっかけです。この仕事を覚えれば母親を診ることも出来るようになるかなと思って目指したのです。病院では主にリハビリを行っています。骨折している方のリハビリや、脳卒中を患ってしまった方の半身麻痺のリハビリ、純粋に肩が上がらなくなってしまったという方を診ることもあります。その人の生活スタイルや何を望んでいるのか、というのをしっかりと聞いて、そこからどうやってリハビリをやっていくか組み立てていきます。単に肩が痛いといっても、なにがきっかけで痛くなったのか、どう痛いのかというのは人によって変わってきますからね。もちろん今は親も診ていますよ。

【本紙】 趣味も仕事も原因を追究し解明する感じですね。探求心が旺盛なんでしょうか?ご趣味は?

とにかくやってみる友達の輪写真

【大澤】 そうかもしれません。興味がある分野はとことんまで突き詰める性格です。コーヒーも自分で豆を買ってきて自宅で豆を挽いて楽しんでいます。また、高校生の時に体育の授業で柔道をやって、専門学校に入った時から本格的に柔道に取り組み現在も続けています。子供たち共々、駅前の会田道場にお世話になっています。今は二段ですが、来年は三段を取りたいと思っています。多趣味な方でありまして、柔道の他に古武術も習っています。また、19歳の時にバイクの免許を取り、今はスズキの250CCバイクに乗っています。最初の職場にアクティブな方が多くて、富士山に登ったり、夏はラフティングをやったり、冬はスノーボード、果てはサバイバルゲームなんかにも手を出しました。とにかく面白いと思ったらとりあえずやってみるというタイプでハマったものが今も残っているという感じですね。

【本紙】 FB発信と多趣味でお忙しですね。では、お友達をご紹介ください。

【大澤】 グリーンコアでハブズ・カフェというお店をやっている入澤健さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。FBなどで幸手近隣のおいしいものなどをどんどん発信されて、街の活性化にご尽力ください。(大澤さんは人と人のつながりで、荒宿のお祭りの会にも入られているそうです。大澤さんの発信力で幸手市の魅力が再発見されることを期待してます。)

幸手市近隣の情報版