タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪687号(2024年3月10日発行) 
香日向サッカークラブ 渡辺 明さんへ

【本紙】 いくつかのサッカーチームで指導をされていると伺いましたが?

【渡辺】(敬称略)  香日向サッカークラブで指導をしています。子どもたちは50名位います。以前は幸手FCジュニアで代表をやっていました。コロナも理由のひとつですが、残念ながら少子化で3年程前に無くなってしまいました。さかえ小学校が母体でしたがさかえ小も各学年男女合わせて10名程度の1クラスになってしまい、香日向SCに幸手FCジュニアの6年生を連れて合流しました。ただ、別のチームに加わるとチーム名の問題もあります。約40年近い歴史の香日向SCですので、名前は残しつつ公式戦には幸手ユナイテッドFCというクラブ名で出場しています。日本サッカー協会にもそのクラブ名で登録してます。

【本紙】 協会にも登録されているのですね。戦績はいかがですか?

カテゴリー第4種

【渡辺】 日本サッカー協会では、トップリーグがJリーグで、その下にJ1やJ2などが続きます。社会人クラブのサッカーもありますが、それらを含めて第1種のカテゴリーとなります。第2種が高校生、第3種が中学生、私たちは小学生チームなので第4種となります。戦績は、今年は県大会には行けませんでしたが、前の2年間は県大会まで出場していました。埼玉県内は東西南北の地区に分かれており、私たちは東部に属します。東部は越谷や八潮の方を含めて北地区、中地区、南地区とあり、幸手や杉戸、羽生、行田といった地域が東部北地区になります。他に西部や南部、北部と幅広くありますね。特にチームが多い地区は東部や南部ですが、幸手を含む東部北地区には35チームほどあります。その中で上位6から9チームが県大会に行けます。

【本紙】 トーナメント戦ですか?

プロと同じ形式友達の輪写真

【渡辺】 上位9チームで3つのリーグ戦があって、その上位3チームが県大会に出られます。各地区でブロック分けがあり総当たり戦になります。基本的な試合形式はプロとほとんど変わらず、小学生といえど本格的に試合が行われます。県大会になると約150チームが出場しますので、かなり大きいトーナメント戦です。県大会は4日間程度で開催されますが、それ以前の4月から9月の間に県大会出場をかけたリーグ戦が行われます。リーグ戦は予選で、県大会が本戦と考えてもらえれば分かりやすいと思います。昨秋の新人戦では東部北地区でベスト4に入りましたが、今年はリーグ5位でしたので、残念ながら県大会出場は果たせませんでした。4月から来シーズンが始まりますので、子どもたち共々、頑張りたいと練習に励んでいます。

【本紙】 来シーズンの目標はありますか?

【渡辺】 関東大会の本戦に出るのが目標ですね。昨秋の新人戦の結果で関東大会予選に出られることになりました。指導者を15年間やっていますが初めてのことです。もちろん、子どもたちも関東大会予選に臨むのは初めてです。だから、そこで良い結果を残したいと思います。関東大会予選は東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、栃木、茨城、群馬でそれぞれ開催されます。4月から埼玉東部予選が始まり、10試合以上勝ち上がり、関東大会本戦に出場することが出来ます。試合は土日ですが、4月からの予選を含めたら毎週試合がある感じです。平日は学校もあり、練習時間をとるのも大変です。高い目標ですが、それを目指して頑張ります。「出られて良かった」だけで終わらせるのではなく、何か子供たちに残してあげたいと思います。

【本紙】 指導にも熱が入りますね。

コミュニケーション

【渡辺】 私の長所はコミュニケーション能力だと自負しているところもありますので、チームの方も勝つだけでなく一人一人の性格を把握してしっかりと寄り添い、試合に送り込んだときに必要とされる選手を育てていければと思います。試合が始まったら、選手たちが主体的に動かないといけません。ベンチから監督やコーチが声を張り上げるのも格好悪いと思います。だから、サッカーにおいては特に選手同士のコミュニケーションは絶対に必要です。また、サッカーは試合のスピードもありますからコミュニケーションももちろんですが、判断を自分でさせるというのも重要だと考えています。プレイ中になにかあったときは「なぜそんなことをやったの?」ではなく、「他の方法はなかった?」と聞いてみたり「早くこれをやりなさい」ではなく、「今はなにをする時間?」となるべく子どもたちに問いかけるように心がけています。

【本紙】 幸手市サッカー協会でもご活躍されているそうですね。

【渡辺】 幸手市サッカー協会では副理事長を務めていて、主に審判活動を担当しています。ご存じかと思いますが、審判員には資格が必要で、資格を取得したら、さらにサッカーの勉強を続けないといけません。勉強をしながら審判活動をしていると、周囲からあれもこれもと頼まれるようになってしまいました。審判で多く取られる資格は4級審判員です。その上に3級審判員がありますが、私は2014年に取得しました。この資格を取ると公式戦で審判員を務めることが出来ます。私は月曜から金曜は4tトラックの運転手ですが、土日祝日がお休みですので、ボランティア活動としてサッカー審判にも影響がないので助かっています。

【本紙】 サッカー以外に趣味などありますか?

友達の輪写真

【渡辺】 高校時代からずっとバンド活動をずっとやっています。続いている趣味としては一番長いと思います。コピーはしないオリジナル曲のバンドで、リーダーが曲を作り私はベースを担当しています。越谷のライブハウスで年間2回ライブが決まっています。一回のステージ40分間で8曲演奏します。次のライブは5月を予定していますが、メンバーの1人が体調を崩してしまい回復次第ということになりそうです。

【本紙】 お友達もライブを楽しみにしていることでしょう。では、お友達をご紹介ください。

【渡辺】 歯の治療でお世話になっている「れおデンタルクリニック」の小林直樹先生をご紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。関東大会本大会出場の吉報をお待ちします。(渡辺さんは職業に従事する都度、必要に応じて資格を取ってこられたようです。危険物取扱主任者や、玉掛けの国家資格、フォークリフト免許、などバラエティ豊かで、サッカーの審判も子どもたちへの指導をするために取得されたように感じました。向上心を見習いたいですね。)