タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪693号(2024年8月4日発行) 
都築ブロック工業代表 都築 健さんへ

【本紙】 落合さんと同じお仕事だそうですが、この仕事を始めたのはいつからですか?

【都築】(敬称略) 16歳からになります。もう50歳になりますから、もう34年もやっていることになりますね。実は私は高校中退なんです。父が平井商事の専務をやっていたこともあり、平井商事さんが使ってやると声をかけてくれたのです。2年~3年ほどお世話になったあと、加須のブロック屋さんに修行に出ました。そこで約10年位勉強をさせてもらい、30歳で独立しました。加須のブロック屋さんの親方は70歳になったら辞めると言っていたのですが、ずっと辞める気配がなかったので独立することにしたのです。

【本紙】 ブロック関係の業界は独立が難しいのですか?

退職金はダンプカー友達の輪写真

【都築】 そんなことはないのですが、加須の親方は面倒見がよくて、修業時代からお世話になったので、ずっと勤めようかとも考えました。でも、いつか独立も思っていましたので、車以外の細々とした仕事道具は、親方のところで働く傍らにアルバイトをして買い揃えていました。退職して独立したいと親方に話しましたら、退職金代わりにダンプカーをくれたのです。4年程度しか経過していない2トン車で、中古でも何百万もするのに、独立に弾みがつきました。そして、創業期の仕事も平井商事さんにお世話してもらえたので、順調に滑り出しました。

【本紙】 退職金代わりにダンプはすごいですね。どのくらいでやっていける自信がつきましたか?辛いことなどありましたか?

【都築】 1年くらいですかね。自信というより、なんとかなるなという思いでした。楽観的なのかも知れませんが、良し悪しは置いておいて、自分でやると自分の好きなペースでやれるというのはありますね。今は今年26歳になる息子とふたりでやっています。後継者になるか自分で独立して新たに始めるかは息子次第ですね。実は去年まで、若い子がもうひとりいたのですが、その子が辞めたときは辛かったですね。やっぱり今まで三人でやっていたところが二人になるというのは、色々と手順も変わってしまうので大変でした。

【本紙】 これからやってみたいことはありますか?

【都築】 仕事というよりも、老後のことを考えてしまいますね。今50歳とはいえ、なにがあるか分かりませんし、身体もどこまで動いてくれるかも分かりません。一昔前より暑さも厳しくなってきていますから、体力の消耗も激しいですからね。

【本紙】 なにかご趣味はありますか?

ソフトボール

【都築】 ソフトボールをやっています。23歳のときから草野球を始め、43歳くらいまでやっていました。そして、38歳くらいのときからソフトボールも始めました。幸手のチームでデビルスというところでやっていました。野球の場合は、夏はリーグ戦で、秋季大会のときはトーナメントで戦います。ソフトボールはリーグ戦です。私の守備は外野でした。参加されている皆さんは熱心に取り組んでいましたね。私はどちらかというと遊びのような感じで、練習や試合後のビールが美味しいという気持ちで参加していました(笑)。ソフトボールは今でも続いています。現在は杉戸のチームでスワダーズというチームに所属しています。正直、チーム名の由来は分からないのですが。でも、憶測でいいなら杉戸に諏訪田という地名がありますので、それをもじっているのではないかなと思います。でも、チームは全員で12~13名ですから、数名に休まれてしまうと試合が出来なかったりしてしまうのです。実際の話ですが、人数が足らずに今年は2回ほど棄権をしています。

【本紙】 棄権は残念ですが、楽しそうですね。ストレスも発散できるでしょうね。ソフトボール以外になにかやっていることはあるのですか?

【都築】 ゴルフになりますかね。スコアは100台ですが(笑)。100を切って90台になれば楽しさも変わって来るとは思うのですが。コンペなどでハンディキャップはいくらでも欲しいと言っているにも関わらず、36いただいて負けたことあります。その相手は70台でしたから、しょうがないかもしれません。ゴルフは楽しいと思いますが、最近は上達した感じもなく、ちょっと飽きてきたところもあります。そこを越えればまた新しい楽しさが待っているのでしょうけど。

【本紙】 これだけ運動をしていれば老後の健康も心配なさそうですね。

これからの外構友達の輪写真

【都築】 そうですね。単純に体を動かすというのも良いと思っています。でも、身体はともかく仕事ですね。運動と仕事では、疲労も変わってきますし、また外構という仕事が今後どうなっていくのか全く分かりません。昔は依頼者が直接連絡をしてきたり、知り合い経由で仕事が来ることが多かったのですが、ここ数年ではネット経由での依頼が非常に増えてきています。ですから、その辺に対応していかないといけないのかもしれません。インターネットで「外構」と検索すると、それ関連の会社がばっと出てくるのです。そこの営業さんが仕事を取って来て、工事が決まったらうちに依頼が来るという感じです。今までは外構というと近所の業者という感じでしたが、インターネットでたくさんの業者を一気に調べることが出来るようになりましたから、価格競争も起きています。うちのような下請けも大変かもしれないけど、もっと大変なのは元請けなのかもしれません。

【本紙】 お休みは何をなさっているのですか?

【都築】 休みは日曜・祝日ですが、雨の日は仕事になりませんので、そこもお休みなりまして、ただ、あまり雨の日が続いてずっと仕事をしないわけにはいきませんから、状況によっては雨の日でも仕事に出ることもあります。休みの日はソフトボールがあればそっちに行きますし、なにもなければ家にいるか妻と買い物に行ったりします。この前は孫が来ましたので、一緒に遊んでました。

【本紙】 お孫さんとの触れ合いはいいですね。では、お友達をご紹介ください。

【都築】 消防署員で少年野球の監督をしている水上賢司さんを紹介します。

【本紙】 ありがとうございました。ソフトボールと仕事と、日々楽しくご活躍下さい。(都築さんは日に焼けたたくましい体の持ち主でした。さすがに暑さは厳しいようで水分と塩分補給は欠かせないそうです。お孫さんには若くてやさしいおじいちゃんなのかなと感じました。)