タウンプレスよみうり

読売センター幸手が隔週で発行している地域ミニコミ紙「タウンプレスよみうり」の内容をご紹介

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友達の輪695号(2024年10月6日発行) 
さくらキッズキャプテン 荒川 羽奈さんへ

【本紙】 さくらキッズにはいつ入られたのですか?野球をやろうと思ったきっかけは?

【荒川】(敬称略) 小学校4年生の時に入って、今年で3年目になります。お父さんが草野球をやっていて、それがとても楽しそうに見えたこと、休みの日にお父さんと弟と一緒にボール遊びをすることが好きだったこと、それにテレビでプロ野球の試合や大谷選手の活躍を見ることにも興味があったことがきっかけです。それで私も野球をやってみたいと思いさくらキッズに入ることにしました。

【本紙】 さくらキッズには他に女子はいるのですか?キャプテンはいつからやっているのですか?

【荒川】 女子は私ひとりだけです。でも、やりにくいということはなく、チームメイトと指導者さんに恵まれてとてもやりやすいですし、楽しませてもらっています。キャプテンは6年生になった今年の4月からです。

【本紙】 キャプテンは大変だなと思うことはありますか?

【荒川】 監督との約束事である「あいさつ、返事、声を出すこと」を大切にしています。キャプテンの役目は積極的に声を出してチームのみんなを引っ張っていくことです。伝えたいことがチームに上手く伝わらない時に大変だなと思うことがあります。また、低学年の子も多いので、困っている子がいれば話を聞いてあげることもキャプテンの大切な役割です。チーム全体を引っ張ることは大変ですが楽しくてやりがいがあります。

クラブチームに友達の輪写真

【本紙】 ポジションどこですか?目標はありますか?

【荒川】 ピッチャーとファーストをやっていて4番を打たせてもらっています。今の目標は水上監督と約束している秋の市内大会優勝です。春、夏と悔しい思いをしてきたので、チーム一丸となって絶対に優勝したいと思います。(取材後、優勝達成。おめでとうございます。)

【本紙】 どのような練習をしているのですか?

【荒川】 チーム全体の練習は、守備、バッティング、走塁などです。今、チームではトスバッティングに力を入れています。トスバッティングは緩い球を打ってワンバウンドでピッチャーに返す練習なのですが、それがけっこう難しいです。また私はピッチャーをやっているので、ピッチング練習もしますが、どちらかというとバッティングの方が楽しくて好きです。家で練習する時は、弟と一緒にキャッチボール、シャドーピッチング、素振り、ストレッチをやっています。

目指す目標は

【本紙】 目標は女子プロ野球選手ですか?どんな選手を目指していますか?

【荒川】 はい、目指しています。中学生になったらクラブチームで野球を続け、もっともっと上手になって、女子プロ野球の球団からスカウトが来るくらい活躍が出来たらいいなと思います。目指す選手像は、自分のプレイを好きになってくれるファンをたくさん作れる選手です。

【本紙】 父から娘への期待とかはありますか?

【荒川(父)】 子どもにこうなってほしいということはありません。野球をずっと好きでいてほしいという気持ちが大きいですね。もちろん、本人がプロ野球選手になりたいというのであれば、その夢を親として全力で応援したいとは考えています。

【本紙】 お父さんも野球をやっていたそうですね。

草野球

【荒川(父)】 小学校2年生から現在まで続けています。小・中・高と野球に打ち込み、大学生になった時に地元の先輩方が「BROTHER」という草野球チームを作り、誘っていただき友だちと一緒に入りました。今は少年野球のお手伝いに行くことが増えてなかなか参加できませんが、今年で結成25年目を迎えました。歴史ある「友達の輪」のバックナンバーにも、昔からの野球仲間や「グース」という草野球チームで野球をやられていた幸手ひがし幼稚園(自分と羽奈の出身幼稚園)の先生がいらっしゃり、懐かしくまた嬉しい気持ちで読ませていただきました。娘が野球に興味を持ったのは、幼い時から私の草野球の試合を見に来たり、家の前の公園で走り回ったり、ボール遊びをしていたことがきっかけだったのかなと思います。私から「野球をやりなよ」言ったことは一回もありませんでした。

【本紙】 きっとお父さんの野球がかっこよかったのでしょうね。

父の姿を見て

【荒川】 かっこよかったというよりも友だちと野球をやっているお父さんは楽しそうに見えました。いつもお父さんは私の素振りを見て「もうちょっとこうした方がいいよ」といった風に色々とアドバイスしてくれます。そのお礼にお父さんが仕事から帰ってきたら私と弟でその日のプロ野球の試合結果を教えてあげたり、その日自分たちがやった練習内容を報告しています。

【荒川(父)】 休日は私も子どもの野球について行って一緒に楽しんでいます。コーチと言えるほどではありませんがお手伝いをさせてもらっています。さくらキッズの水上監督は非常に熱心な方で、土日祝日以外の平日もお仕事の合間を縫って夜の練習をおこなってくださいます。本当に感謝しています。

【本紙】 お子さんとはどのような触れ合いをされているのですか?

【荒川(父)】 私も妻も子どもと一緒に遊ぶことが大好きなので、我が家のふれあいは遊ぶことかもしれません。子どもが5人いるので家族みんなで遊んでいる時はとてもにぎやかです。夏休み期間中は、自然の中に連れていったり、友だち家族と一緒に花火を観に行ったり、バーベキューをしました。実際に経験することや体験することが重要だと思っていますので、遊びの中で色々と学んでもらいたいですね。

夏の思い出友達の輪写真

【本紙】 夏休みにいろいろ体験されたそうですが思い出は?

【荒川】 旅行で山梨県の清里に行き、ペンションに泊まった朝の散歩がとても印象に残っています。霧が出ていて、とても涼しかったです。あとは水遊びがとても楽しかったです。尾白川渓谷というところで水遊びをしました。渓谷の中に天然のプールやウォータースライダーがあるところです。家族で遊びに行く時は、山の中や大きな公園に行くことが多いです。家族みんな田舎や自然の風景が好きです。

【本紙】 ところで、大谷選手が寄贈してくれたグローブ、触りました?

【荒川】 はい、触りました。それを使って1回だけキャッチボールをすることも出来ました。その時は小学校に市の広報の方が取材に来ていて、大谷選手のグローブでキャッチボールをしているところを撮影していただき嬉しかったです。

【本紙】 MLBの記録を塗り替えている大谷選手は学校でも人気ですか?

【荒川】 はい、人気です。野球を全く知らない人でも、大谷選手のことは絶対に知っています。

【本紙】 そうですよね。では、お友達をご紹介ください。

【荒川】 私が通っている書道教室の先生を紹介します。火曜日と木曜日に東武団地自治会館で書道教室をされている平賀正仁(翠溪)さんです。

【本紙】 ありがとうございました。女子プロ野球選手を目指してほしいですね。(荒川さんは巨人ファンで、東京ドームで開催される試合を観に行くこともあるそうです。特に守備が上手で格好いい坂本選手が好きだそうです。)