2004年10月17日



今週土曜日に開幕を控えた、彩の国まごころ国体秋季大会ですが、県内各地で着々と受け入れ準備が進んでいるようです。本日の友達の輪にはボランティアで国体参加されている高花和英さんよりご紹介頂いた白石愛祐美さんです。白石さんはバレーボールの指導を高花さんより高校時代から社会人まで受けられたそうです。

旭設備工業
副社長 白石愛祐美さん
本紙取材 木 康夫

【木】おはようございます。お忙しい中、早い時間から恐縮です。よろしくお願いいたします。早速ですが、高花さんからバレーボールの教え子と伺ってまいりましたが?


【白石(敬称略)おはようございます。バレーボールは中学校から高校まで、そしてOBになってもしばらくやっておりました。高花さんは高校時代からOBまでバレーボールのコーチとして指導を受けました。なつかしい話ですね。

会社のお仕事について伺いたいのですが?
白石愛祐美さん

幼い頃から
父の背中を見て育つ

【白石】私が小さい頃の当家は農業と酪農を主としていました。幼い記憶ですが牛を飼っていたように思います。当時の父は浦和にある旭水道という設備会社に勤めていました。当社は父が独立して昭和三十二年に創業したものです。旭水道さんから「旭」の文字を頂いて旭設備工業と命名したようです。当社は水回り、冷暖房などの換気設備の設計施工メンテナンスを主としております。最近ではキッチンやトイレなどのリフォームの依頼も多く、その延長で木造住宅の設計も行っております。幸手市を中心として埼玉県内が主な営業範囲です。私は幼い頃から後取りとして育てられ継承するものと思っていました。

【木】現在は二代目としてご夫婦でご活躍ですね。

夫婦で二代目
二人三脚で役割分担

【白石】私は高校を卒業後、専門学校に進み設備設計などを学びました。その後、さいたま市にある設備会社で一年三ヶ月実践し、白石栄子設備設計事務所を創業しました。自分のやった評価を自分で受けることが出来る環境が好きで、自分で営業して自ら設計し、現場にも行って進行をチェックするスタイルをとっていました。消費者のニーズを一番近くで感じることが出来るからです。現在でもこのことは大切にしています。社長である主人とは設備設計事務所のお客様として知り合いました。知り合って半年で結婚、二代目の人生が始まりました。継承していくというよりも創業者向きの私たちです。ですから、はじめは父としっくり行かずお互いに大変でした。やっと、歯車があって来たな〜、と思って来た頃、突然「引退する」と言って辞めてしまい、それで、私たち夫婦で後を継いだのです。主人が二代目の社長として営業を主に、私は設計や積算、経理を担当し役割分担をしております。

【木】気学にも凝られているようですが、はじめられたきっかけと気学について教えて頂きたいのですが?

軽い気持ちで
  気学と出会い

【白石】気学に興味を持ったのは、自宅を新築する事を知った友人が「家相の力って有るからどうせ建てるなら家相の家にしたら」と言われ家相の家を建てた事から始まりました。その当時は私自身の身体が弱く、年間三分の一は風邪をひいていたような気がします。(今は、健康で活力の有る生活をさせて頂いております。)何も知らず軽い気持ちで見ていただいたのですが、まず、仮住まいを半年以上してから家を壊しなさいと言われ実行したのです。仮住まいのアパートに移ると睡眠が深くなって、気分も穏やかになり健康になっていったのです。その時、「家相ってあるかも」と思い始めました。人は、人生を幸福で生き甲斐のあるものしたいと考えていますが、思い通りにいかないのも人生です。幸運が順番で廻って来るとも思えません。気学では運が良いとか悪いとかは「(運)気」の量の蓄積とその強さにあると考えています。自分のもって生まれた運気の強弱を知り、弱い面を強くし、強い面はさらに伸ばしていきます。運が悪い人は、気学をもって運が良い人になっていかなければなりません。運気のバイオリズムを知り、強い時には事を決行し、弱いときはじっと耐え、運気を養うことに専念します。また、気学は運気だけでなく、もって生まれた性格、運勢を知り、改革変革をすることができる学問でもあります。そのために、良い気を受けるためにお水取りや祐気取り(ゆうきどり)をするのです。

【高木】なるほど、本当に運がいいとか悪いとかありますね。夢などありますか?

白石愛祐美さん

第二の職場の創造で
  安心できる雇用環境を

【白石】夢はもっと地域が発展して魅力ある街になって欲しいですね。幸手に遊びに来る友人を杉戸高野台駅や久喜駅で迎えたりしているありさまは情けないですね。たとえば、権現堂周辺には四号線と鉄道も重なり高須賀池などの自然豊な場所があります。思いきって幸手駅をそこに移して、道の駅も作ります。近くに牛を飼っている方もいらっしゃるようですから、馬や牛にふれあえる牧場や温泉などを整備し、地元の商店も駅周辺に集約して自然豊な人の集まる玄関になればと、夢ですが思っています。また、仕事ではシルバーな方々が安心して働ける第二の職場を創造したいと思っています。現在の社会システムでは定年がくれば職場は限られたものになってしまいます。しかし、少子化も進み元気なシルバー世代が増えてくれば、これからは一生働ける時代が来ると思います。当社でも定年を迎える方がいますが、本人の意思を尊重して雇用延長を希望すれば職場を提供しています。技術を持った人や人的ネットワークを持った人など大切な会社の礎と思います。また、高齢化してから将来の不安も取り除くことができます。

【木】夢の実現に向っていただきたいですね。では、お友達をご紹介下さい。

【白石】久喜市栗原でシャガール(西少女)という美容室を経営されている那須薫先生をご紹介いたします。

【木】ありがとうございました。ますますのご活躍ご期待申し上げます。
(趣味とおっしゃる気学もご夫婦で学ばれているようで、仕事と趣味が一緒の仲のよいご夫婦と感じました。)




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