2005年7月31日



夏祭りでにぎわった日々も過ぎ、あっという間に七月も今日が最終日。読者の皆様には夏休みの計画もそれぞれ準備中のことかと思います。本日の友達の輪には「カットハウスかみ床」の鈴木侑子さんにご紹介いただいた絵画クラブ「虹の会」の猪瀬幸子さんに登場いただきます。

絵画クラブ「虹の会」
猪瀬 幸子さん
本紙取材 木 康夫

【木】こんにちは。暑い日が続きますね。鈴木侑子さんからお客様でもありとても長いお友達と伺いました。今日はよろしくお願いいたします。


【猪瀬(敬称略)】はじめまして。鈴木さんの「かみ床」さんには私達夫婦でお客としてお世話になっています。私は結婚式を挙げる前日に幸手に挨拶に来たのですが、その時、翌日の結婚式のこともあって、どこかで顔剃りをお願いしたかったのです。でも、幸手は全く知りませんでしたから、主人が「それなら、鈴木さんのところがいい」と連れていってくれたのです。はじめてあった鈴木さんに「明日、幸手に嫁に来ますからよろしくお願いします」と言いながら顔剃りをやっていただいたのが鈴木さんとの出会いです。それから、ずっと夫婦で「かみ床」さんにお世話になっています。

【木】そうでしたか。水彩画をされていると伺いましたが?

子育てに一段落
  水彩画の講座へ
猪瀬幸子さん

猪瀬四年くらい前のことですね。子ども達が中学校に行くようになって手が離れたこともあり、南公民館で絵画の講座が開かれるということを知ったのです。昔から絵を描くのは嫌いではなかったので「上手に絵が描けたらいいなあ」と思っていたことと、水彩画の講座で八回程度ということもあり早速申し込みました。講師の先生はこの友達の輪にも出られている高橋千代子先生で、私たち初心者に絵具や筆の選び方から使い方まで親切に指導してくださいました。今でも覚えていますが最初に鉢植えのお花か自画像のいずれかを描く選択をしました。私はガーべラの鉢植えを選びました。ガーベラは赤っぽかったのですがなかなかその色が出せなくて苦労しました。先生が「お花をよ〜く観て下さいね」と指導され、薄い色にだんだん濃い色をのせて行くのですが、お花の色の表現に悩んだ思い出があります。でも、週一回の講座を重ねていき、最後の講座になったのですが、参加した人全員がさらに続けたいという気持ちになったのです。それで、現在も「虹の会」という女性ばかりの絵画クラブとして公民館クラブ連絡協議会に所属して、月三回南公民館でクラブ活動を楽しんでおります。

【木】活動内容はどのようなものですか?また、どんな絵を描かれるのですか?

水彩画で
  季節感ある植物を

猪瀬作品はすべて水彩画です。季節感あふれる植物を描くことが多いですね。また、先生が推薦される展覧会や美術館などに行って直に絵を観て刺激を受けてきます。上野や銀座で開かれる個展や、さいたま市美術館など観るだけでなく、クラブ仲間と出掛けますのでその道中にも楽しいお話が出来ますからそのことも楽しみのひとつですね。また、クラブでは合同で年一回泊り掛けで写生の旅も企画しています。私は高校生の子どもがいますので泊り掛けでは行けませんが、子ども達が成人したら参加したいいと思っています。適度な運動と同じように生涯学習も心と体にいいことですね。

【木】素敵な過ごし方ですね。趣味などは?

猪瀬幸子さん

新スポーツ 
   ミニテニス

猪瀬趣味といえるかどうかは別として夫婦でミニテニスをやっています。ミニテニスは体育館などを使って行なう室内競技で、健康増進にもよいと体協が普及させようと教室を開いて市民に紹介したスポーツです。中学高校と軟式テニスをやっていましたので健康の為にと参加したのがきっかけです。テニスといってもバトミントンのコートを使いネットの高さを1mにします。シングルはなくてすべてダブルスで、女性ペアと混合ペアがあります。ラケットはテニスラケットの柄の部分が短いもので、ボールはビーチボールのような素材でソフトボールくらいの大きさがあります。基本的にはテニスのルールに近いですが、テニスと大きく違うのはダイレクトに打ち返してはいけないということです。必ずワンバウンドしてから打ち返します。サーブもテニスのように頭上に投げ上げたボールに全身を使って打つと言ったものではなく、水平に出した手からボールを、自然に床に落としてバウンドしてきたボールを打ちます。6点先取で勝ちとなり3セットで決戦します。ボールが柔らかくラケットで変形しますので、カットする人が多いです。ですから、強いバックスピンがかかってワンバウンドで逆に戻ってしまうケースも多くなり上級者と試合するととても難しいですね。ですからシングルが無くてダブルスのみなのです。また、促進ルールというのがあってサーブを打ってから一分間で決着がつかない場合はタイムオーバーとなって両者に得点が入ります。上級者は長い時間ラリーになってしまうこともありタイムオーバー制がとられています。今月十七日にアスカル幸手で近隣市町の大会がありました。ミニテニス人口も増えています。実は絵画よりもこちらの方が長くやっているのですが、参加しているだけでミニテニスを紹介した近所の方のほうが上手になってしまいました。(笑)

【木】ご夫婦で混合ダブルスですか?楽しそうですね。

猪瀬そうですね、夫婦や家族単位で楽しむことが多いですね。幸手の夏祭りにも家族で参加させていただいてます。上高野の敬神会と仲町青和会に入れていただき、お神輿や子ども達と山車をひき、夏のひとときを楽しんでおります。また、主人はお囃子の練習をし、長女は笛と太鼓を練習しています。私はお神輿を担いでいるだけですが、お祭りはその地域の文化ですから素晴らしいと思います。ただ今年は、喪に服しているのでお祭りは控えていますが。

【木】幅広い活動ですね。では、お友達をご紹介下さい。

猪瀬子ども会活動で親しくなった石川千鶴子さんをご紹介いたします。

【木】ありがとうございました。これからも地域で楽しい活動をされて下さい。
(猪瀬さんはいろいろな活動を通じて、たくさんの人達とふれあったことがとても良かったとお話しいただきました。なんでも積極的に楽しんでしまう素敵な方でした)




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