2006年6月4日



春から夏へと季節も流れ新緑と雨に飾られた紫陽花が綺麗な情景を映してくれます。本日の友達の輪にはドッグサロンを経営されている榎本好美さんよりご紹介いただきました小阪尚子さんに登場いただきます。小阪さんはアクセサリーデザイナーとしてビーズアクセサリーを制作されています。

アクセサリーデザイナー
小阪 尚子さん
本紙取材 木 康夫

【木】はじめまして、こんにちは。榎本さんからアクセサリーを手作りされている素敵な方と紹介されました。よろしくお願いいたします。


【小阪(敬称略)】こんにちは。榎本さんとはペットつながりなんです。我が家にも二才になる男の子のチワワがいます。榎本さんのお店がオープンした頃、久喜のエンゼル公園で榎本さん親子がお店のチラシを配っていたのです。それで、お店を訪ねてシャンプーをお願いしました。以来、我が家のチワワがずっとお世話になっています。ご夫婦で頑張っていらっしゃる素敵な方ですね。

【木】榎本さんからアクセサリーのデザイナーをされていると伺いましたが?

きっかけは
ビーズ教室から

【小阪】デザイナーというのはおこがましいのですが、最初は趣味で始めたことです。一年程前に友人からビーズのインストラクターがいると聞き、犬仲間を募ってビーズ教室をはなみずき会館で開いたのです。年齢層も幅広く二十名ぐらい参加して、小阪尚子さん練習作品としてビーチサンダルの携帯ストラップを作りました。小さなビーズにテグスを通して制作しますので細かい作業です。でも、みなさん楽しそうに制作していました。私は、もともと、絵を描いたり粘土造型などクリエイティブな事が好きでしたから、これをきっかけにいろいろな作品をデザインしてビーズ作品を作り始めました。最初は自分のものがほとんどでしたが、頼まれて制作した作品に知人が大変喜んで下さったのです。これまで、主婦として家庭に入りっぱなしだった自分にも、少しだけ社会との接点が出来たようでとてもうれしかったのです。

【木】ビーズは高価なものなんですか?また、作品はどこかで販売されているのですか?

お店は50cm四方の
プチショップ

小阪私が使っているビーズはオーストリアにあるスワロフスキー社のものが多いです。その他ベネチアンビーズやチェコビーズなどもありますが、スワロフスキー社はガラス工芸品として有名で、ビーズも輝きが美しく、小さなビーズとしては高価な部類に入ります。過去の話しになりますが、オーストリアには二十二才のときに行ったことがあります。チロル州に流れるアルプスの豊富な水がガラス工芸の動力として必要なんだそうです。私の作品は久喜市青毛の「コイデカメラ」さんの隣に「クリーニングすみれ」さんがあるのですが、その中に「プチオーナーズショップ」さんがあります。ここは50cm四方の小さなスペースを月額千円でレンタルしてくれます。そこに、作品を置いて委託販売していただいております。

【木】スワロフスキーは有名ですがオーストリアには観光で行かれたのですか?

姉妹都市を通じ
親善大使で訪問

【小阪】私は新潟の妙高で生まれ育ちました。妙高は新潟でも長野寄りの田舎でスキーと温泉で有名な所です。私も小学生からスキーの回転や大回転競技を小阪尚子さんやっていました。自慢ではありませんが小学生の部では優勝したこともありますよ。(笑)妙高はオーストリアのバドガスタインと姉妹都市を結んでいて、母の知人が勝手にミスコンに応募してしまい、はからずも準ミスに選ばれてしまいました。それで、妙高の親善大使としてオーストリアのウィーン、ザルツブルグ、バドガスタインなどを表敬訪問しました。日本と違う文化に触れる貴重な経験でした。

【木】海外での生活もあったようですね。

異文化のすばらしさを
転勤で体感

小阪我が家は転勤族で長男がお腹にいる妊娠七ヶ月のときには、オーストラリアのゴールドコーストに転勤になりました。出産を控えていたのでどうしようか迷いましたが、思い切って海外で出産することにました。オーストラリアには二年半居ましたが、色彩感覚がゆたかで物を大事にする国でした。ゴールドコーストはリゾート地で、感性を刺激するあらゆるものが存在します。子育てに忙しい毎日でしたが絵などの美術や人生のおしゃれにも関心を寄せた時期でした。私自身は語学が不安でしたが出産などもあって病院に行かなければならないので日常会話よりも医学的な専門用語を覚えるのが早かったですね。(笑)

【木】これからやってみたいことなどありますか?

小阪ビーズや絵などの作品を通じて、自分らしさを発信出来たらと思っています。将来の夢ですが、指導するゆとりが出来たらの話しで、おじいちゃんやおばあちゃんにボランティアでビーズ作りを教えられたらと思っています。化粧療法があるようにビーズ作りの細かな作業ときれいなものを作るという感性の鍛錬は若返りも期待できるのではと思います。

【木】そうですね。では、お友達をご紹介下さい。

小阪息子がピアノの指導を受けていた寒河江紀代子さんを紹介します。

【木】ありがとうございました。これからも、たくさんのビーズ作品を通じておしゃれを楽しむ方たちに楽しさを発信して下さい。ご活躍を期待します。
(小阪さんは「Sarah’s shop」(セラの店)というご自分のホームページで作品や商品の写真を掲載しているようです。ここでは販売はしておりませんが、ブログ形式のホームページをご覧になってお店のほうに来てもらえたらうれしいとお話し下さいました。ビーズ制作を通じて活き活きされてきたとおっしゃる笑顔の素敵な方でした)
Sarah’s shop(セラの店) ⇒ 
http://www.geocities.jp/love119sea/index.html




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