2008年11月2日


秋も深まり各地ではイベントも花盛りです。さて、本日の友達の輪には「聖なる石&天使」のオーナーの東宮仙佳さんからご紹介いただいた「うなぎ割烹・渡邊家」女将の渡邊博子さんに登場いただきます。

うなぎ割烹 渡邊家
女将 渡邊 博子さん
本誌取材 木 康夫

【木】こんにちは。東宮さんからスピリチュアルなお友達とご紹介いただきました。今日はよろしくお願いいたします。


【渡邊(敬称略)】こんにちは。こちらこそ、よろしくお願いいたします。東宮さんは元々幸手の方ですし、ご実家が仲町で燃料店をされていましたから、以前から顔見知りでした。パワーストーンのお店を開かれてから更に親しくさせていただくようになりました。

【木】渡邊家さんも仲町で古い歴史があるようですが?渡邊博子さん

渡邊創業は慶応元年生まれの曽祖父が、二十歳の時に興したようです。その後、祖母、母と女手に継がれて現在四代目の主人が後を継いでいます。平成元年までは仲町で営業していましたから、創業から数えると百年以上仲町商店会で営業していたことになりますね。そして、平成二年に現在の地に移転して来年二十年目を迎えます。現在、東側に駐車場と植栽を配して憩いの場所を造成しています。十一月中には完成するかと思います。

【木】現在のところに移って二十年ですか?

戦後は何でも屋

渡邊初代が創業した時は大衆食堂だったそうです。当時はずいぶんのんびりした時代で、聞いた話しですが、内国府間の川に鰻を活かしてあって、注文が入ると自転車で取りに行って、それから鰻を調理したそうです。間に合ったのでしょうかね。(笑)それで、戦争が始まって終戦を迎えると今度は売るものが無くて、仕方なくうどんやラーメンなどをはじめ、何でも作ってお出ししていたようです。男手で営業するほどのお客さんもいなかったので、祖父はお店を祖母に任せて別の職業に付いたようです。その後を継いだのも義母で義父は市役所に勤めていました。ですから、初代は男性でしたが二、三代目は女性です。そして四代目に主人となったのです。もちろん、土用の丑の日には男性陣も一家総出でお手伝いはしていたようです。

【木】渡邊さんも幸手のご出身ですか?

渡邊博子さん

旅が取り持つ縁

渡邊私は蕨に住んでいて銀行員でした。両親が募集ツアーでハワイ旅行に行った時に、主人も同じツアーに参加していました。父も主人も8oカメラの趣味があって、ハワイの旅を8oフィルムで撮影していました。帰国後にそれを持ち寄って幸手で上映会をするというので両親も参加したようです。両親の目に主人が留まったのでしょうね。結婚する前に主人から「割烹は大変だよ」と言われていましたが、私の実家も仕出し弁当専門店でしたから大変さを解っていたつもりでした。しかし、思った以上に大変でしたね。早いもので、私がお嫁に来てから三十年になります。ここまでやって来られたのも義父さんと義母さんのおかげだと思っています。

【木】チャリティコンサートなどを主催されているようですね。

役に立ちたいと

渡邊今年、ミネハハさんのチャリティコンサートを開いて入場料全額の半分はクマモリにそして半分はミネハハさんが支援しているインドのブッタガヤに寄付させていただきました。インドではカースト制が残っていて差別もあるようです。それで、ミネハハさんが学校を設立し校長となって貧しい子どもたちに教育の機会を作っているのです。私は、子どもの頃から「なんで人間は生まれてきて全部違うのかな。目や耳が不自由だったり、貧しかったり、不公平じゃないのかな?」という思いがありました。読んだ本の中に「みんなの意識で世界は創られている。一人では何も出来ない。すべて、自分が居て作られ生かされている。」とあり、すごく共鳴した覚えがあります。それで、自分にも時間が作れるようになってきましたので、おこがましいのですが「私も何か役に立つことが出来れば」と思ったのです。実は私は生まれつき顔にあざがありました。小さいときはそれが気になって嫌で仕方がありませんでした。中学の時に先生が気にしているのを察してくれたのでしょう「お化粧してきてもいいんだよ。」と言って下さったのです。先生のおかげで気持ちが楽になり曲がらずに真っ直ぐに育ったと感謝しています。この先生は教え子全員が中学の時に書いた作文を、教え子の成人式の時に送り返して下さったのです。自分の作文を二十歳に読み返しましたら「世の中の役に立つことがしたい。老人ホームなどでお手伝いしたい。」と書いてありました。いつか役に立てればという思いが中学生の頃からあったのかなと思いました。

【木】これからもチャリティ事業を開催して行かれるのですか?ご子息もミュージシャンですよね。

来年も開きたい

渡邊来年の6月にミネハハさんを招いてチャリティコンサートを開きたいと考えています。夏至の日に開催できたらと思っています。冬至や春分、夏至に秋分といった日は宇宙からのエネルギーが一番強い日なんです。ミネハハさんの歌声を聴いて穏やかな心を育ててくれればうれしいと願っています。長男が高校生の頃から音楽活動をしていて、都内と横浜のライブハウスで演奏しています。グレートアセットガレージというユニットではギターとサブボーカルを担当し、ラブエッセンスというユニットでは作曲とボーカルを担当しています。毎週日曜の午後には代々木公園でブルブルネットという屋外無料ライブにも出演しています。機会があったら寄ってみて下さい。

【木】では、お友だちをご紹介下さい。


渡邊二十年来のお友達の清水緑さんをご紹介します。清水さんも健康会には興味を持ってくれています。

【木】本日はお忙しい中ありがとうございました。エントランスの植栽が楽しみですね。益々のご繁栄をお祈りいたします。
(渡邊さんはお友達と「おもしろクラブ」と言うスピリチュアルな集いを作ってこれからも楽しい企画を考えているようです。前向きな楽しい方でした。)




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