2002年2月3日



 節分の今日、豆まきをされるご家庭も多い事と思います。さて、本日の友達の輪には島田合鍵製作所代表である島田信浩さんからご紹介いただきました読売センター幸手の所長である高木宏昌さんです。身内インタビューという奇妙なシチュエーションですが、島田さんからの強いご指名ですので読者の皆様のご理解を頂きまして掲載させていただきます。

高木宏昌さん読売センター幸手
所長 高木 宏昌さん
本紙取材 高木 康夫

【本紙】毎日顔を会わせていますので、この取材は妙な感じがします。今日は取材の立場に徹したいと思います。

【高木宏昌(敬称略)】読者の皆様こんにちは。日頃は当社より読売新聞をはじめとする日刊紙をご愛読頂きましてまことにありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。島田さんからこの話しがきた時に、本当は社内的で身内対談ですから「ダメだよ」と強く断ったのですが、「本当に友達なんだからしょうがないじゃないか」と諭されて、この企画を否定する事も出来ないものですからお受けしました。何か変ですが読者の皆様には軽くお聞き下さればと思います。

【本紙】島田さんとは幼い頃からの友人で、青春時代を謳歌した仲との事ですが、どんな間柄でしたか?

青春時代から
 おやじ?になるまで

【高木】私は、川口市で昭和三十四年に生まれ、父が新聞販売店を創業するにあたり、昭和四十年当社創業の地である、中一丁目本通り沿いにある「ふくだや化粧品店さん」の隣に移ってまいりました。まだ、幼稚園の年長組の時でした。その後住まいは、下川崎(中五丁目)に移り、昭和四十五年に緑台一丁目に販売店を移転しました。ご紹介いただいた島田君とは、幸手小学校入学以来三十五年程のお付き合いをさせていただいております。島田君は義理と人情の厚い人で、私の事も自分の事のように喜んだり心配してくれたりする人です。小さい頃からおやじ顔だったので、ニックネームが「おやじ」でした。いまは名実ともにお互いおやじになりましたが。(笑い)

【本紙】今の中学生とは違うでしょうが、なにかエピソードは?

中学の友達は
   今でも友達

【高木】島田君が中学時代当時、中四丁目(牛村病院前)に住んでいましたので、毎日、自宅から自転車に乗り、島田君宅に置いてもらって学校に通っていたのをよく覚えております。当時は坊主頭だったので、床屋さんに行ってバリカンを入れた時などは、お互いの頭をさわりながら、「ずいぶん短いな、それって五厘刈り?」「今度は五分じゃなくて、七分刈りにしようかな?」とか坊主頭ながら“髪型”について良く話をしていました。昭和四十九年に幸中を卒業して高校は別々だったのですが、私が幸手駅前にあった不二家コーヒーショップでバイトをしていたせいか、島田君も含めて多数の同級生がよく学校帰りに寄ってくれまして(ほとんど溜まり場)お互いの友達をつれてきたりして連日毎日のように情報交換をしていました。その時に親しくなった友達とは、今もお付き合いをさせていただいております。島田君に限らず当時の同級生の方たちとは頻繁に連絡を取り合っています。そんな事もあって、四月二十日に二回目の同窓会を開くことになりました。(ホテルグリーンコアにて)前回は卒業後二十年という事で、七年前に開催いたしました。現在名簿を作成中なのですが、名前をみながら「今何をしているんだろう?」「みんなおやじになっただろうな?」とか大変懐かしく思います。そして、半数近くの方が幸手在住である事を知って非常にうれしく思います。

【本紙】さて、こういう機会は少ないでしょうから、すこし仕事の話に切り替えたいと思います。今の仕事は読売新聞や日本経済新聞などの販売がメインですが、読者サービスの一環としていろいろな事に取り組んでいますね。

高木宏昌さん

創業三十六年
  まごころ販売目指して

【高木】当社は幸手市と久喜市の一部、五霞町の一部、鷲宮町の一部をデリバリーエリアとして、読売新聞を中心に新聞の販売を行なっております。当社は父が創業し、本年三十六年目を迎えます。幼い頃から父親の背中を見て育ってまいりましたので、いつかは継承しなければという思いもあり、今から十六年前に父の元で修行をしました。当時、市内に読売センターは緑台の一ヶ所だけでしたが、その後、幸手西、幸手東と読者に近いセンターを目指して三ヶ所にいたしました。当社のモットーは「迅速に・確実に・丁寧にの真心販売」ですが、新聞販売の使命は速く確実にお届けすると言う事と、読者の皆様のニーズに答えた情報提供が命と考えます。当社では読売新聞を販売すると共に、その媒体をとおして独自の情報網を作ってまいりました。この「タウンプレスよみうり」も昭和六十三年秋に創刊し、毎週日曜発行で今号が第六七六号となります。裏表と言った二面構成のシンプルなミニコミ紙ですが情報発信からプレゼント企画まで多様な紙面づくりを心がけております。

【高木】ホームページなどもすこし話して下さい。

HPやiモードも活用
   バラエティーな情報提供

【高木】そうですね、タウンプレスよみうりはホームページやiモード版のホームページも作成しており、幸手、久喜、高野台各駅の時刻表やiモード地域情報として電話番号や時刻表、お店などの検索も出来ます。毎月第二土曜日発行の「タウンプレス地域情報」には地域スポンサー様からのお知らせとチケットプラザというチケット情報も掲載しております。今後は地域活性化の一助になればと考え、地域商店のお買い物情報なども取材していきたいと思います。また、文化面での情報提供を兼ねて二月からは「チケットぴあ」と提携して、チケットのデリバリーも取扱いいたします。三月初旬になるかと思いますが、当社の緑台サービスセンターにおいてサッカーくじ「toto」の発売を予定しております。これからも地域密着型のサービスセンターとして、読者の皆様に情報発信をしていく所存でございますので、末永いご愛読をよろしくお願い致します。

【本紙】少し業務宣伝が多くなってしまいましたね。それではお友達をご紹介下さい。


【高木】やはり幼い頃からの友人のひとりですが、堀中歯科医院で口腔外科を専門に医院長をされております堀中昌明さんを紹介します。しかし、この企画、終わるとホッとしますね。

【本紙】取材するほうもホッとしました。今後も情報発信基地としての役割を果たすため地域に顔の見える仕事をしていきましょう。読者の皆さんにはお聞き苦しい点がありましたらお許し頂きたいと思います。ありがとうございました。

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