2003年5月18日



 季節の花もつつじからさつきにかわり、初夏の香り高き今日この頃です。本日の友達の輪にはヘアーサロン・ハットの小森谷利雄さんからご紹介いただきました権現堂で拠田土建工業を経営される中田和夫さんにご登場いただきます。

拠田土建工業
代表取締役 中田 和夫さんへ
本紙取材
木康夫

【高木】こんばんは。お仕事からお帰りのところすみません。小森谷さんから「お客様でもありますが家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている方」と伺いました。今日はよろしくお願いいたします。中田和夫さん


【中田(敬称略)】小森谷さんは多趣味な方で、なんでも自分でやってしまう凄い人ですね。以前、足場を貸してくれというのでお貸ししたのですが、リース料を払うと言われたので「足場を組むこともしていないからいいですよ」と言うと、それは困るからと義理堅いので「それでは植木の剪定をお願いします」と笑いながら言ったら本当に剪定してくれた方です。はさみを持たせたら髪でも植木でもプロですね。(笑い)小森谷さんとは夫婦同志で海外旅行などもご一緒する間柄です。

【高木】そうでしたか。どちらに行かれるのですか?

ゴルフは
  夫婦で共通の趣味

【中田】タイが多いですね。趣味がゴルフなものですから5日間ほど時間を作ってゴルフ三昧の旅を楽しんでおります。今まで最高で四日間で七ラウンド回りました。朝八時から夕方五時まで連日ゴルフです。物価がまったく違いますからプレイフィーも二千円から一万円くらいでとても安く出来ますね。家内も最初は人数合わせでゴルフに引っ張り込んだのですが、子育てが終わりましたので本格的にゴルフを始め、一緒にタイでもプレーしております。タイのゴルフ場は女性プレイヤーには日焼けしないようにと傘を差してくれたり、とても気を使ってくれるところです。

【高木】ご夫婦共通の趣味でいいですね。腕前のほうは?

将来はタイの
  バンコックに住みたい!

【中田】キャリアは長いのですが練習しないので上達しませんね。自称ハンデ十八といったところですね。それよりも、夫婦でタイに行って感じたのですが、将来はタイのバンコックに住みたいと思いました。日本の物価が高すぎるので向こうの生活がとても快適に感じるのです。とにかく、夫婦二人で普通の生活を送るのでしたら、家賃を払っても生活費は本当にかかりません。具体的な金額は誤解を招きますので省きますが、現地で生活している日本人の方に聞くと、お手伝いさんや運転手さんなどを雇用して多少の贅沢をしても、日本では考えられない生活費です。ですから、日本に戻ってくると極端に生活が厳しくなってしまうとおっしゃってました。歴史や文化も古く観光地もたくさんありますので、チャンスがあれば住みたいと思っています。(笑)

【高木】趣味のゴルフも楽しみながらうらやましい生活ですね。中田さんは車が好きとも伺いましたが?

父親の策略
  車に釣られて

【中田】そうですね。家業を継いだのも車でした。(笑)免許もないのに父親が「馬面にニンジン」ではありませんが、私が欲しがっていたセリカリフトバックを購入しておいてありました。家業を手伝うならこれに乗ってもいいということなのでしょうね。十六才から二輪に乗っていましたので四輪は憧れでした。父親の策略と言いますか、まんまと、ニンジンを食べてしまったのです。とにかく、車が先にありましたのでそれから免許を取りに行った記憶が鮮明に残っています。それから、高校卒業後、家業に入り仕事で稼いだお金はすべて車に注ぎ込む生活でした。RS山本という有名なチューンナーがあるのですが、エンジンのチューニングだけで百二十万円とか、働いた分だけ車が変化していきました。中田和夫さん

【高木】レースをしていたのですか?

兄弟そろって
  レースに明け暮れ

【中田弟のほうが熱中していましたが、私もB級ライセンスとコースライセンスを取得して、つくばサーキットやジムカーナで赤城のカートランドなどのダートコースを走りました。子どもが小さいときは家族でレースにも行きました。よくわからないと思いますが三歳の子どもがギャラリーで遊んでいた記憶が残っています。とにかく成績はあまり気にしないで走ることに生き甲斐を感じていた時代でしたね。(笑)でも、フルチューンというクラスがあるのですが、一台の車で弟とWエントリーして走ったことがありますが、その時、弟が準優勝したのです。何かとてもうれしかたですね、今でもなつかしく思います。タイムラリーといってタイムの正確さを競うレースがあるのですが、そのナイトラリーなどにも出場しました。夜に公道を走るのですが、公道ですから交通ルールにのっとり制約された中で、助手席でコースと時間をチェックしながらポイントを回るのです。レースが終わって帰ってくると明け方なんてことがしょっちゅうでしたね。

【高木】今でも、走っているのでしょうか?


中田さすがに、現在は走っておりませんね。オートバイが四台ありますのでときどきそれらに触れて楽しんでおります。しかし、長男が当社の三代目として家業を継いでおりますが、私の若い頃そっくりで給料のすべてを車に注ぎ込んでおります。蛙の子は蛙なのでしょうか?(笑)でも、趣味が共通であるということはとてもいい事だと思います。家族五人ですが今でも毎年冬になるとスキーに出かけるのです。今は子どもたちのほうが上手ですがなんでも話せるアットホームな雰囲気は共通な趣味などから生まれるのでしょうか。

【高木】仲の良いご家族ですね。ではお友だちをご紹介ください。

中田仕事の上でとても親しくさせていただいております三牧真吾さんをご紹介します。三牧さんには、私の弟が家を新築する際にもお世話になりました。今年、幸手青年会議所の理事長をつとめているようですよ。

【高木】ありがとうございました。これからも、お仕事に励み時間を作ってご夫婦でゴルフの腕を磨いてください。
(中田さんは中田土建工業の二代目だそうで住宅の基礎や外溝、ブロックや土木工事一式を請け負うお仕事だそうです。若い頃は二輪と四輪が大好きで、おだやかな語り口からは想像もつかない行動派だったようです。とても家族愛にあふれた方でした。)

[Image :logo.jpg]