2003年7月13日



 梅雨明けも間近となり、暑い夏がそこまで来ています。本日の友達の輪には前年度ミスさくらの濱田清美さんよりご紹介いただきました内田千絵さんにご登場いただきます。内田さんは現在米国コロラド州に留学中で、この企画始まって以来のメールを中心とした取材となりました。「友達の輪」もIT時代の新しい取材形式に挑戦です。

北コロラド州立大学
四年生 内田千絵さん
本紙取材
木康夫内田千絵さん

【高木】こんにちは。濱田さんからメールアドレスをお教えいただき、メールにて失礼いたします。タイムラグがあるかもしれませんが初の試みです。よろしくお願いいたします。濱田さんとのご関係は?

メール対談
  初挑戦!

【内田(敬称略)】濱田清美ちゃんとは七年位前に幸手市のスポーツ少年団のリーダー会という組織を通じて知り合いました。それからドイツへ一緒にホームステイへ行き、共に色々な思い出を分かち合いました。

【高木】現在、留学中ですがどちらにお住まいで、何を専攻されているのですか?


【内田】現在はアメリカのコロラド州、ロッキー山脈の麓で生活しています。アメリカ留学をはじめてから五年経ちました。今の大学ではマーケティングを専攻、写真を副専攻としています。転入や、学部変更などをしたため、平均より多少時間がかかってしまいましたが、今夏卒業予定となっています。

【高木】ロッキー山脈の麓ですか、どんなところですか?


【内田】人口8万人弱の小さな街です。大学と短大があるので、学生達の数が多いですね。アメリカでは自宅から通う学生はほとんどいないので、皆この街で生活をしています。私の街は平地ですが、街を抜ければロッキー山脈を見ることが出来ます。今は緑が青々としていて、青く澄んだ広い空と共に素敵な景色をプレゼントしてくれています。

【高木】留学しようと思ったきっかけなどありますか?

国際交流と 
  理解ある家庭環境

【内田】純粋な異文化への興味があったことが一番だと思います。父がロータリークラブに所属していたり、国際交流に関心が高かったりしたこともあり、ホームスティの受け入れなどもしていました。そんな家庭環境でしたから、色々な国の人達に出会う機会が多かったため、そういう人達とのふれあいを通して、興味が生まれたのだと思います。好奇心が旺盛で珍しいものが好きだったんでしょうね。(笑)留学に対しても家族は、私が驚くくらいすんなりと賛成してくれました。中学生の頃から留学ということに興味があって、その事を両親とよく話していたこともあるのかもしれません。2人の兄も応援してくれて、その時に初めて兄弟の温かさを知りました。(笑)皆、私を送り出すことに不安もあったのかもしれませんが、それを隠しとおして、笑顔で見送ってくれました。内田千絵さん

【高木】留学先の選定はどんな風にされたのですか?

【内田留学斡旋会社を通じて、提携されている大学の中から選びました。その会社のアドバイザーの方達と色々話し合い、自分のやりたい事を考えた結果、最初はニューハンプシャー州という、ボストンよりも更に北の地で勉強していました。そこは今いる街よりも小さく、大学も700人という小規模の学校でした。緑が多くて、とても綺麗な所でしたが、さすがに寒すぎて・・・というか、やはり最初に降り立ったコロラドが恋しくなって4年前に今いる所に転入しました。

【高木】留学してご家族と離れてみて感じることなどありますか?

家族のやさしさと
    親からの思い

【内田感謝の気持ちです。私の意見を尊重し、留学をさせてくれて、なおかつ面倒を見てくれているという(笑)感謝以外の何物でもありません。留学してから、家族との結束が前よりも強まった気がします。年に一度は必ず帰る事にしていますが、自分自身の休息のためよりも、家族との時間のためですね。

【高木】趣味や将来の夢などはありますか?

【内田多趣味です。アウトドアからインドアまで幅広いですね。コロラドは冬が長いので、冬の間はスノーボードをして楽しみます。その中でも、今やはり一番楽しい時間は、写真を撮って、学校の暗室で現像するときです。自分の家に暗室を作れないのは残念ですが、もしもあったら1日中暗室の中で過ごしていそうですね。特に今は夏で緑が綺麗な時期なので、散歩がてらカメラを片手に歩き回っています。後はビリヤードです。最近は忙しくて行く暇がないんですが、一時期は友達と4時間とかビリヤード場で(といっても、Barにあるんですが)黙々と球を打っていたこともあります。将来の夢ですか?将来は今学んでいるマーケティングと英語を生かせる職業につきたいと思っています。最終的な夢としては、自分で輸入や輸出を管理できる、小さなお店を持てたらと思っています。

【高木】実現できる日が近いといいですね。では、お友達をご紹介ください。

【内田牧内京子先生をご紹介いたします。牧内先生は私が小学校四年生のときから英語を教えていただいている塾の先生です。

【高木】不慣れなメール対談でしたが快く取材に応じてくださいましてありがとうございました。卒業までカウントダウンが始まりましたが、お体に留意されたくさんの思い出と有終の美を飾ってください。

(内田さんのお父さんも以前「友達の輪」に登場され、一九四人の登場者の中でも三組目の親子登場となり、今回の取材には写真などの受け渡しにご協力いただきました。)

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