木々の新緑もまぶしい季節ですね。田園ではゴールデンウィークに田植えも終わり幼い稲の緑もきれいに水面に映えています。これから徐々に暑い日差しの日数も増えてくるのでしょう。さて、本日の友達の輪には(有)三好・代表取締役の村加芳雄さんよりご紹介いただきました(有)柿沼生コンの代表取締役である柿沼義良さんにご登場いただきます。
(有)柿沼生コン
代表取締役 柿沼義良さん
本紙取材 木康夫
【高木】こんにちは。村加さんから幸手ライオンズクラブでご一緒の方とご紹介いただきました。今日はよろしくお願いいたします。早速ですが、ライオンズクラブはどんなことをされているところなのですか?
【柿沼(敬称略)幸手ライオンズクラブは昨年創立十周年を迎えました。私はその創立メンバーのひとりです。ライオンズクラブは世界に存在する奉仕団体です。毎年七月から六月を一年としていますが、私は一九九九年〜二〇〇〇年度の幸手ライオンズクラブ会長を務めさせて頂きました。ライオンズクラブのモットーは、We
Serve(われわれは奉仕する)です。これは、「奉仕こそ我々の生命であり、使命である。」と創立者メルビン・ジョーンズが提唱したものです。ライオンズクラブの奉仕が世界各国の福祉、国際親善、世界平和および人類の社会的、文化的進歩に与える影響はとても大きく、ライオンズクラブの行っている社会奉仕は世界に広く認められています。
【高木】幸手ライオンズクラブ独自の具体的な事業はどのようなものがあるのですか?
【柿沼】日本のライオンズクラブでは身近なところではアイ・バンク(献眼)活動や骨髄バンクへの協力、献腎など臓器移植に関する協力などが行われていますが、幸手ライオンズクラブでは月二回の例会や理事会を開催し、地域社会に奉仕することを主とした事業を行っています。先月は献血活動を主催しましたが、社会奉仕事業のひとつとしてカーブミラーの掃除を始めとする市内のクリーン作戦やチャリティゴルフを主催して、その浄財を社会福祉協議会とアイバンクに創立時より寄贈させていただいています。また、さくらの里の子ども達を招待しての芋掘りなども、毎年楽しみなイベントのひとつです。もちろん、会員同士のコミュニケーションがあっての活動ですから、会員間の親睦活動も積極的に行っております。先月はお花見を兼ねての例会を開催しました。友人を増やすにもいい団体です。幸手ライオンズクラブでは常時会員を募集しております。毎月第一、第三火曜日に幸手市役所入口の関口ビル二階において夜七時半から例会を開催しておりますので興味のある方はぜひお越し下さい。大歓迎です。
【高木】お仕事について伺いたいのですが?柿沼さんは創業者と伺いましたが?
【柿沼】市役所前にある柿沼建材が兄の会社で、私はそこで仕事を手伝っていました。そして、昭和五十二年に現在の所で生コンクリートの販売会社として独立しました。生コンはいろいろな種類がありますが、その強度に応じて調合します。一般的には建設用の需要が多いのですが、道路などにも利用されますし、家庭にコンクリートを打ちたいといった注文があれば一立方mからお届けしています。「ミキサー車でセメントを回していると固まらないのですか?」と聞かれるのですが、偏らないようにミキサー車で回しているのですがセメントが熱をもってきて硬化が始まるのです。長くても二時間の範囲で使わないと強度が取れません。ですから、距離も時間に直して三〇分から六十分というのが私たちの商圏範囲となります。
【高木】生コンクリートは種類も多いのですか?
【柿沼】種類と言うよりはセメントと混ぜる材料の種類がいろいろあります。強度や使用目的によって砂や砂利を混ぜるのですが、自然の川砂や川砂利を使用します。自然のものは高くつきますが品質からみても最良のものですね。当社は品質第一がモットーで、創業以来自社の生コンには絶対の自信を持って販売させて頂いております。バブル期には需要が多く海砂を洗って混ぜていた業者もいたようですが、つい最近まで公共工事などの不良工事として問題となっていますね。海からのものは塩分がありますから鉄筋などを腐食させてしまいます。材料に責任を持った業者を選択していただきたいと思います。
【高木】お仕事柄お付き合いも多いでしょうね。趣味などは?
【柿沼】そうですね。仕事柄付き合いは多いですね。特に飲む機会も多くなるのですが、私は体質的にお酒が全く飲めないのです。ビールはコップ一杯飲んだら倒れてしまうでしょうね(笑)でも、皆さん知っていますので飲まなくてもお付き合いできますから楽しいですよ。趣味は下手なゴルフと海外旅行ですね。ゴルフはライオンズクラブでプレイする機会がありますが、スコアは一〇〇回以上打ちますからもっぱら楽しむゴルフに徹しています。海外旅行は一五、六年前から現在まで毎年ですが、気の合う仲間とアジアの国々を旅しています。長い休みがとれないものですから二、三泊程度ですがリフレッシュするには最高の時間です。それから、野球が大好きで、自分でも草野球はやっていましたが、特にジャイアンツファンです。毎年東京ドームに観戦に行くのが楽しみです。不思議なことに後楽園球場の最終試合や堀内の二〇〇勝ゲーム、長嶋監督時代のドーム最終戦で江藤が満塁、二岡がサヨナラホームランで逆転して優勝を決めた試合など、ビッグゲームを観戦するチャンスに恵まれています。今年も応援に行きたいと思っています。
【高木】ジャイアンツの応援よろしくお願いいたします。では、お友達をご紹介下さい。
【柿沼】アジアの国々を旅行するときの仲間で森本勇さんを紹介します。森本さんは精密機械の部品を作っています。各方面で活躍されている方です。
【高木】品質第一に益々のご隆盛を祈念いたします。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
(とってもアットホームなオフィスでした。息子さんが後継者として岩槻の同業者のもとで勉強中だそうで、三才のお孫さんが三代目になるかのように職場で楽しそうに遊んでいました。)