2004年12月12日



 今年も残すところ三週間を切りました。読者の皆様には年末のあわただしい毎日を過ごされていることかと思います。さて、本日の友達の輪には税務会計事務所の所長である長谷川良則さんよりご紹介いただきました玉木和夫さんにご登場いただきます。玉木さんは幸手市内で歯科医院の院長を務められる方です。

玉木歯科医院
院長 玉木 和夫さん
本紙取材 木 康夫

【木】こんにちは。長谷川さんから税理士の飛び込み営業(?)でお付き合いが始まった方と伺ってまいりました。本日はよろしくお願い致します。


【玉木(敬称略)】こんにちは。長谷川先生には開業以来、当院の税務顧問をお願いしております。父が経営しておりました玉木薬局の隣に開院工事をしておりました時に、長谷川先生が両親に「歯科医院開業の節には是非に」と訪ねてこられたのです。長谷川先生と私の年齢がちかいこともあり、お互いに新規開業者同志頑張るようにと長谷川先生とのお付き合いが始まりました。公私に渡って大変お世話になっております。

歯科医を目指したのは?現在の診療科目は?
玉木和夫さん

歯医者嫌いが
歯科医師に

【玉木】当家は曽祖父の頃から薬局を経営しており、父が三代目として継承しておりました。薬を扱っていることもあって、小さい頃から医療に関心がありました。特に私が小さい頃は自分の歯が悪かったこともあって、いつかは自分の手で地元の人の為に歯科医院を開業したいと思うようになりました。日本大学松戸歯学部に進み資格取得後、六年間勤務医師として実積を積み、昭和六一年十一月五日に開業し、来年で二十年目に入ります。当院では一般歯科と小児歯科が中心ですが、審美歯科といって歯を白くするホワイトニングも行っています。特にホームホワイトニングと言って、当院でホワイトニングのためのマウスピースを作って、それを用いてご家庭で行っていただくものがあります。それほど高額ではありませんから歯を白くされたい方はご相談ください。

【木】薬局はどうされたのですか?

二兎を追わず
業態変換

【玉木】二年前に廃業しました。実は父も高齢となり私が四代目として、家業も継承しなければという気持ちもありました。また勤務医時代に出会った歯科衛生士の家内が薬剤師の資格を取得し、調剤薬局としての継承も準備は整っていました。しかし二兎を追わず歯科医療に専心する事にしました。家内も歯科の方で頑張ってくれています。ドラッグストアなどの台頭により業態変換とでも言うのでしょうか玉木薬局から玉木歯科医院へと時代の流れの中で移行したと考えております。

【木】内助の功ですね。でも、時代を見極めることも大切なことですね。玉木さんは学生時代にラグビーをされていたそうですね。

弱小チームが
一部リーグへ

【玉木】大学に入学した時に高校の先輩にいわば強引に勧誘されてラグビー部に入部しました。入部した当時は、スクールウォーズよろしく出ると負けの弱小チームであったのですが、練習だけはとても厳しく朝練習そして午後練習とランパ、スクラム、タックルと毎日毎日練習に明け暮れました。自分でもよくやったなあと思うほど馬車馬のごとく走り、捨て身のタックルでウイングとセンターでレギュラーになりました。その甲斐もあり大学ラグビーでは医歯薬リーグに属するのですが、リーグ四部から一部まで勝ち上がりました。しかし、自分が6年生冬のリーグ戦で二部に降格してしまい、けじめとして全員坊主頭になりました。なつかしい思い出ですが卒業式はスポーツ刈りで出たことが今でも鮮明に残っています。(笑)玉木和夫さん

【高木】ラグビーの魅力ってなんですか?

ワン フォア オール
・オール フォア ワン

【玉木】そうですね、ラグビーを通じて精神と肉体を鍛え上げられることと、ゲームに望んではルールを守り全力を尽くして戦い、「ノーサイド」の笛が吹かれれば敵も味方も互いに功績を称え友情を深めることができるスポーツだと言うことですね。試合でも、練習でも苦しく辛くなると「死ぬ気でいこうぜ!」と口ぐせのように檄を飛ばし、士気を上げた事もなつかしい思い出ですね。また、ラグビーでは「ワン フォア オール・オール フォア ワン」ということと、「絆」ということを実践から学びました。今年、長崎佐世保の一年後輩が、癌で余命わずかと宣告されたのですが、奇跡の回復を願い全国にいるOBそして現役が、八月に母校のグラウンドで紅白戦を開催しました。何処にいくか判らない楕円のラグビーボールのように、人生も何があるか判りません。ラグビーを通じてあらためて固い絆を確認できた一日でありました。奇跡が起こってほしいものです。

【木】趣味などは?

【玉木】趣味と言うかペットですが、十月から飼い始めたオカメインコを可愛がっています。名前は「ハリー」というのですが、雛から飼い始めたのです。犬や猫に比べて感情が少なく慣れても手に乗る程度かなと思っていましたが、しぐさや表情から、喜怒哀楽を読み取ることができ、からだ全体で愛情を表現します。仕事から帰ると家の中で放し飼いにしている「ハリー」が、私の肩や頭に飛び乗り、頭やくちばしをすり寄せてきます。今では愛らしいしぐさで心を癒してくれる「ハリー」が家族の中心になっています。いろいろなさえずり方で意志を伝えてくるのでおしゃべりも教えたいと思っています。それと、DVD鑑賞に凝っています。50型のプラズマテレビに7.1ch大音量サラウンドシステムを加え、臨場感あふれるホームシアターを楽しんでいます。最近ではDVDで「トロイ」や「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を観ました。それと、WOWOWやスカパーで音楽ライブも楽しんでいます。

【木】それでは、お友達をご紹介ください。

【玉木】後輩ですが、市内で針屋酒店を経営する小林達郎さんを紹介します。青年会議所に同時入会して以来の友達です。

【木】ありがとうございました。これからも、地域に根ざした歯科医院としてご活躍下さい。
(玉木さんは子どもさんと卓球にも凝っているようで、卓球台も購入したそうです。また、好きなゴルフも再度本格的にレッスンを受けようと、何事にも積極的に行動される方と感じました。玉木歯科医院さんは木曜を除く平日九時から午後一時と午後二時半から午後七時まで開業されています)




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