2007年1月13日


新年明けましておめでとうございます。本年も「友達の輪」そして「タウンプレスよみうり」をよろしくお願いいたします。さて、新春を飾る本年最初の友達の輪は亜美ライン工業(有)の代表取締役多田光昭さんよりご紹介いただいた小沢勲さんに登場願います。小沢さんは小沢道路椛纒\取締役でもあり、幸手市役所前の本社においては、毎年話題になっているクリスマスイルミネーションの仕掛け人です。

小沢道路
代表取締役 小沢 勲さん
本誌取材 木 康夫

【木】あけましておめでとうございます。多田さんから「仕事をはじめ公私共にお世話になっている方で、今一番輝いている人」とご紹介いただきました。よろしくお願いいたします。


【小沢(敬称略)】新年明けましておめでとうございます。よろしくお願いいたします。多田さんには当社の仕事においてずいぶん協力いただいています。新年早々にこのような機会をいただいて恐縮です。小沢勲さん

三十三才のとき
七人で興した会社

会社名が小沢道路さんということですが、文字通り道路を作ることがお仕事ですよね。創業者と伺いましたが始められたきっかけなどは?

小沢
私の家は農業でしたので高校生までは家の農業の手伝いをしていましたが、高校卒業後は就職しようと考えていました。そして、所沢にある日本道路という会社に就職し十五年間働きました。三十三才になったときにこのまま勤めていたのではしょうがないと思い、仲間七人で小沢道路という会社を作って道路関係の仕事を中心に昭和五十八年十月五日にスタートしたのです。しかし、重機などに設備投資がかかる業種ですし、すぐに仕事が生まれるわけではありませんから、創業時は日本道路さんの仕事を下請けしていました。


【木】七人で興されたのですか。道路関係のお仕事にもいろいろあるようですが主力はなんですか?

舗装工事を主力に
車両などへの設備投資

小沢そうですね。私たちの仕事は大きく分けると道路・土木・舗装になります。あるとき、三陽不動産さんからケンタッキーさんの駐車場舗装工事をやってくれないかと依頼があったのです。当時杉戸土木管内でも舗装工事を行っているところは少なくて、それで、調べて依頼してくる企業も多くなっていた頃でしたね。そこで、この際だから舗装事業に力点を置こうと考えたのです。以来、当社の柱としての工事となっております。昨年暮にも千四百台の駐車場の舗装工事を行いました。道路の舗装工事もそうですが舗装に関しては同時に多くの現場を抱えることが多く、アスファルトなどの原料を運ぶ車やそれを敷詰めていく特殊車両、固めるローラー車などといろいろな重機が必要になります。当社では自社車両として廻送車は十二台、重機、ダンプにおいては百台位所有しております。そうでないと現場の工事が限られてしまうからです。

【木】会社のクリスマスイルミネーションが毎年話題になりますが、始めようと思われたきっかけはなんですか?運営なども大変でしょうね。

小沢勲さん

孫に見せようと
はじめたことが

小沢幸手で始める二年ほど前から五霞町にある社宅でイルミネーションの飾りつけはやっていたのです。評判も良くて私の孫や当社に勤めてる社員の子どもたちにもっと夢を与えたいと思い、平成十四年の暮れに幸手市役所前にある会社に本格的に飾りつけたことが始まりですね。平成十六年十二月にはNHKの「首都圏ネットワーク」という番組で当社のイルミネーションが紹介されました。おかげさまで、東京や千葉、栃木方面から来てくださる方もいらっしゃいます。デザインなどは当社の岩崎と村上という社員にすべてを任せています。基本コンセプトは「みんなに夢と感動を」ですが、毎年のテーマを決めて製作しています。一昨年は権現堂の桜堤をテーマにしましたが、昨年はシンデレラ城とアンパンマンでした。開催にあたっては地域の方々のご協力やご理解もあってとても感謝しております。幸手市役所からもご理解をいただき見学される方たちのために駐車場の利用を許可していただいております。おかげで、見物渋滞なども起こらずにクリスマスイルミネーションを楽しんでいただけます。運営は当社のスタッフはもちろんですが、協力会社で作っている「幸人会」という会が、大きなバックアップをしてくれています。昼間も常駐のスタッフを配置し、当番で交代しています。すべてボランティアですが社員教育にもなっていますね。そして、このイベントを通じて地域活性化に少しでも役立てればと思っています。

【木】すばらしいですね。会社としての夢などお持ちですか?

「わきあいあい」
の心で安定を

小沢現在当社は茨城県古河市に茨城本社があり、五霞支店と坂東市に支店があります。また、この幸手市に埼玉本社を構えグループ企業として越谷にも関連企業があります。当社の社訓は「和気合愛(わきあいあい)」ですが、「和」はチームワーク、「気」は気合・体力、「合」は相手の会社とともに伸ばすこと、そして「愛」は会社と仲間を大切にという思いを込めたものです。ですから、グループ全体が安定できることが一番の夢ですね。先ほど申し上げた協力会も家族的な存在ですし、共存共栄を基本としてその輪を大切にしております。私は「人は心がなければ相手に気持ちが伝わらない。思えば思われるという心を持つ。」というスタンスが大切だと考えています。そして、社員は最大の財産であると考えます。毎朝、朝礼を行っていますが自分の思いを社員や相手に伝えることが私の仕事のひとつと考えています。

【木】「あおいうみ あおいそら」とありますね。

小沢昔から海と空が好きなんです。気持ちだけは海と空のように大きくなりたいと願って頑張ってきました。

【木】では、お友達をご紹介下さい。

小沢藤沼自動車の藤沼光行さんを紹介します。

【木】本日はありがとうございました。ますますのご発展を祈念いたします。
(小沢さんに友達の輪トップバッターとして今年のテーマはと伺うと「仕事の源は健康」だそうです。そして、会社のPRは「安く早く」でした。埼玉栗橋線などの舗装工事も手掛け車社会では常に必要とされる躍進企業だなと感じました。)




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